極太映画というもの
久々に抱腹絶倒!
ある意味、「キル・ビル」を超えてるアメリカ産ジャパニーズマフィアムービー。
「イントゥ・ザ・サン」!

国際都市東京、ヤクザや不法入国の外国人の台頭で一大犯罪都市になっていた。この対策を掲げた東京都知事の候補が何者かによって突然射殺されたのだ。事件に大きな関心を寄せるFBIはCIAに協力を要請し、日本育ちで裏社会にも通じたエージェントを捜査に向かわせる.....

”日本育ち”で”CIAのエージェント”役をこなせてアクションもできるハリウッド俳優さんといえばこの人しかいません。そう我らがスティーブン・セガール様。(笑)
つーかこいつしかできないじゃんよ!随分と調子良いハマリ役が落ちてたもんだな、と思ったら...
製作総指揮・原案・脚本 スティーブン・セガール
Σ(´Д`
これはもう、スティーブン・セガールのスティーブン・セガールによるスティーブン・セガールのための映画である。
きっとね、スティーブン・セガールさんは「キル・ビル」を観て思ったんだよ。
「シーーーット!タランティーノのボケ!あんなの日本映画じゃないわ!”ヤッチマイナァ”ってなんやの?ええかげんにせぇっちゅーねん!!よっしゃ!ワシがひとつ本物のヤクザ映画つくったろやないけぇ」
と、ヘンな関西弁で。

で出来た映画は「沈黙」シリーズとなんら変わりないんですけどね(笑)。
でもでもキャスティングは豪華。脇をやらせたら天下一品の大沢たかお、寺尾聰、伊武雅刀、豊原功補らのバイプレイヤーがセガールさんを盛り上げる。その他「キル・ビル」から栗山千明、「ものまね王座決定戦」からコロッケ、愛娘の藤谷文子もチラ見というサービスカットもあり。

なぜ東京下町育ちなのに関西弁なのか?CIA工作員がどうして東京の治安を守らねばならないのか?という根本的疑問を持つ者はセガールさんの合気で首の骨を折られて死んでください。

とにかく!観ろ!そしてセガールの流暢な日本語に酔いしれろ!
「ワタシ ヒト キリマスヨ」ブハー!
最高だ!セガール様!

72点

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索