香水とインスパイアというもの
2005年12月30日 ヘタレ恋愛話
オレンジの瓶を愛用するあの人は
そのフレグランスのとおり竹を割ったように闊達で
しばしば僕を唸らせるくらい男らしいところを見せたけど
ベッドの中じゃ僕の手の上に居てくれたから
ちょっと優越感に浸ることができたんだ
シャワーのあとに
僕の首もとに巻き付いて眠ってても
なんでかその香りは残ってて
ずっと不思議に思ってたけど
オレンジの瓶のやつじゃなくって
実はあの人の芳香にやられてたってこと
コスメショップのテスターで
今更ながらに気付いて
薄っぺらい香りにまとわりつかれながら
ちょっと泣けてきた
掌の上で転がってたのは
僕の方だったんだ
http://diarynote.jp/d/38325/20030726
そのフレグランスのとおり竹を割ったように闊達で
しばしば僕を唸らせるくらい男らしいところを見せたけど
ベッドの中じゃ僕の手の上に居てくれたから
ちょっと優越感に浸ることができたんだ
シャワーのあとに
僕の首もとに巻き付いて眠ってても
なんでかその香りは残ってて
ずっと不思議に思ってたけど
オレンジの瓶のやつじゃなくって
実はあの人の芳香にやられてたってこと
コスメショップのテスターで
今更ながらに気付いて
薄っぺらい香りにまとわりつかれながら
ちょっと泣けてきた
掌の上で転がってたのは
僕の方だったんだ
http://diarynote.jp/d/38325/20030726