流血鬼というもの
「アイアム・レジェンド」鑑賞。

人類が絶滅して3年、生き残ったロバート・ネビルはニューヨークで犬のサムと暮らしていた。彼はこの災害の原因と生存者を捜すため返事のない無線に今日も呼びかけるのだった.....
 

原作の邦題、ロメロや藤子F不二雄先生がオマージュした作品そのタイトル・内容と何を書いてもネタバレになりそうな本作。
ちゃんと言ってくれないとダメじゃない。俺、途中までリメイクと知らずまんまパクり映画と思って観てたぞ(^_^;)。

ひとつのネタを大きく脹らませて丁寧に紡ぐことでひとつの物語にする、というやり方は原作者リチャード・マシスンのお得意とするところ。これも鑑賞後に感じる「あーそういうことか」を噛みしめるタイプの映画なのだが、いかんせんウィル・スミスとハリウッド、するめのような映画は作らず設定も今風なCGバリバリのアクション映画となった。おかげでただの○○ビ映画と捉えられてしまうのがちょっとアレだ。

そこさえ丁寧に作ればシャマラン作品程度にはなってたのになぁ。

ウィル・スミスは巧かった。悔しいが、さすがである。

50点

けど、エンドは藤子先生版の方が一億倍安らかで切なくて複雑で良い。

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