今年も残すところあと10日、クリスマスまでもう少しである。

なにかと騒がしく悲惨な事件も多かった平成19年だったが、年の瀬くらい優しく穏やかに過ごしたいものだ。
ところで、聞くところによるとなんかクリスマスを独りで過ごす人が全体の20%も居るとのこと。恋人がいるでもなく、家族で過ごすワケでもなく、かといって仕事に精を出すワケでもない御仁が5人に1人もいるとは驚きである。アンケートには男女差の開きはないようなので10人に1人の女子がクリスマス暇してる計算になる。
なんと勿体ない。そんなギャルは俺としっぽり酒でも付き合ってください。ついでに俺のマドラーで君のワカメ酒を......     

 
と、無駄でアホな妄想は置いておいて、そんな御仁にハマちゃんオススメクリスマスムービーをお贈りしたい。

まず一本目
ティム・バートンの代表作クリスマスといえばこれ「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」....ではなく、ここは「シザーハンズ」を推したい。
ワーナー・ブラザーズのロゴマークに雪を降らせるオープニングからはじまるキム婆ちゃんの「どうしてこの町に雪が降るようになったのか?」という昔話。ハリネズミになりきれなかった人と怪物の業と愛をバートンお得意のファンタジックな世界観で見せた定番作品といえるだろう。マイノリティが寄せる愛情を怪優ジョニー・デップ見事に演じきり、優しい気持ちになりつつも涙を流してしまう映画なので独りで観るにはぴったりだ。

続いてこいつ
エディ・マーフィー主演の「大逆転」
正確にはクリスマス映画ではないし、クリスマス向けのドタバタコメディでは鉄板の「ホーム・アローン」があるのだけど、ファミリーじゃなく独りで観るならこれっくらい毒があってスカッとした作品の方が楽しい。エディの初期黄金の三作(「48時間」「ビバリーヒルズ・コップ」と「大逆転」)の中では一番出演人が豪華で、年末客寄せ用ボーナストラックムービー感は否めないんだが、それでもダン・エイクロイドの情けない顔とこのときからすでに老け顔だったジェイミー・リー・カーティスのエロさとかっちょ良さにしびれながらテレビに向かってビールで乾杯するのが正しい鑑賞法である。

やっぱちゃんとした恋愛モノも入れないと、ということで「イルマーレ」を推す。
「あなたが寝てる間に」「恋におちて」「ユー・ガット・メール」「ラブ・アクチュアリー」とクリスマスに関わる恋愛映画は数多いが、どれもラブラブ過ぎて独り者が観るにはキツすぎる。俺も独りで「めぐり逢えたら」なんか観た日にゃ煮え煮えになって絶対深酒するもんな。(笑)
「イルマーレ」はハリウッドリメイクにもなったがオリジナルの韓国版で観賞を強く奨める。こっちの方が描写が直接的だから素直に笑えて泣けることが出来るから。

最後はこれも定番の「ダイ・ハード」だろう。
自分より確実に運の悪いジョン・マクレーン刑事に(・∀・)ニヤニヤしながら観賞するもよし。頭空っぽにして大音量で観るも良し、少なくとも観ている2時間は充実してると思う。

 
以上、4本。
これにビールとワインとケンタッキーは高いからファミマでフライドチキンを2〜3本買っておいたら寂しくはないだろう。
俺ももちろんそういうクリスマスを送るつもりである。(笑)

みなさんのおすすめ映画はなんですか?

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