「チェンジリング」観賞

休日を息子のウォルターと過ごす約束をしていたシングルマザーのクリスティンだったが、職場の応援のために休日出勤をお願いされる。泣く泣く引き受け、夜に帰宅してみると留守番をしてたはずのウォルターの姿がなかった.....


「ミスティック・リバー」「ミリオンダラー・ベイビー」のイーストウッドである。一筋縄ではいかないと思ってたら、やっぱりというか、さすがというか、ズドンとヘビーな大人の映画として仕上がっていた。
圧巻は主演のアンジェリーナ・ジョリーだろう。どちらかというと人気先行型の女優さんだと思っていたらイーストウッドの手によって2段階くらいクラスアップした女優にみえた。脚本だけでなく音楽から出演、そして今作ではキャストのディレクションまでも一流になったイーストウッドの底なしの成長っぷりに舌を巻く。

女性の社会進出とともに増えてきた猟奇事件と警察の腐敗に立ち向かうシングルマザーという設定は、それだけを聞くとスキャンダラスで、客受けを考えるとどれだけでも俗的な内容なりがちなんだが(実際、そこら辺にあるサスペンス映画よりも手に汗握るシーン満載だし)、イーストウッドの根源にある「合衆国を顧みる」姿勢がそうはさせなかった。
権力に対する憂慮をもう老い先短いイーストウッドは次世代に説教してるのだな。「浮かれるな、アメリカ国民」と。

そして最後、曖昧なエンディングに戸惑いつつも希望を持ちながら前をみつめるアンジーに決してハッピーエンドではないのだが安堵と似た感覚を覚えた。きっと彼女の代表作になるだろう。本年度俺的アカデミー最有力作品である。
80近でこんな映画作れるなんて.....バケモノだわ。

88点
新しいテレビというもの
以前、テレビなんて14インチで充分と書いたが実際37インチのハイビジョンとか見てみるとさすがにキレイで、ついでにそれに見慣れるともうアナログには戻れないなぁと実感してみたりする。

でも、液晶よかブラウン管が良いってのは変わらんかったなぁ。

ちゅことでオクでゲット。
おつかいいってたパートさんにお茶入れながら

「おかえりんこ」

といったら笑顔で「ただいまん...」まで言って、二人で大あわてでしどろもどろになった。




そんな午後4時(笑)

探偵物語 [DVD]

2009年4月13日 映画
「探偵物語」観賞

海外への移住を目前に控えた直美は親元から身辺警護とお目付役として探偵が派遣される。窮屈に感じる直美であったが、探偵の元妻が殺人事件に巻き込まれて......


昭和の香り漂うお気軽角川流アイドル映画絶頂期の作品。ディスコだのソフトスーツに肩パットだのと小道具も懐かしい、さすが83年製だ。
しかしキャストはすごい。主演は薬師丸ひろ子と松田優作。脇に岸田今日子、蟹江敬三、財津一郎、秋川リサに中村晃子である。しかも役柄説明せずとも誰がどんな役どころかすぐわかるステロタイプなキャスティングもお気楽感を倍増させている。

映画の興業としては良くなかったし、優作的には同じ「探偵物語」と比べても扱いに差が有りすぎるとも思うが、終盤、優作と薬師丸のワンショット長回しシーンや薬師丸の処女性が光る演出なぞは往年の”映画らしさ”が全面に押し出てて懐かしくも見応えがあったと思う。

昔はアイドル映画でもエロありだったんだなぁ...とちょこっと感慨深かった。

57点

桜道というもの
桜道というもの
桜道というもの
いつもの散歩コース遊歩道の桜が一斉に咲いた。
まだ八分咲きとはいえ壮観、
この遊歩道は端から端までおおよそ1キロ、往復で2キロ、要所にベンチも備え付けられてるので散歩にはもってこいのルートだ。
なんと夏には蛍も見ることができる。 すばらしい。

ひなのリハビリをかねて朝歩くのだが落ちてる花びらが気になるのかずっと匂いを嗅いで一向に散歩になりません。(´・ω・`)

おお!(;゚д゚) 
気がつけば33万ヒット!!

さるさるにっきから引っ越して2003年からここで足かけ6年かぁ...
途中IDもかわったが良く続いたものだと思う。途中で色々ありました(゚ー゚)(。_。)ウンウン

が、これからも書いていきます。


でも33万ヒットって人気ブロガーなら一日で達成するヒット数なんよねぇ、すごいねぇ。
再び動画アップ。

しばらく遊んでから撮影したのでちょっと飽き気味です。

http://www.youtube.com/watch?v=gn8aWsgS1Gc
近況報告というもの
昨日右手の包帯が外せました。
あとは少しずつ散歩して筋力をつければ大丈夫とのこと。

まぶしーーー    って顔してます。
「ワルキューレ」観賞

アフリカ戦線での負傷したシュタウフェンヴェルク大佐はアフリカ戦線での負傷により軍上層部に不信感を持っていた。後に予備役に配属された大佐は軍内部の反ヒトラー勢力に見込まれヒトラー暗殺計画「ワルキューレ作戦」を組み上げていくのだった....


トムトム期待の新作は隻眼隻腕の軍人役。
んもー、40越えてもコスプレ大好きッ子なのねーヽ(´▽`)

それだけの映画。おしまい。



というワケにもいかないのでもちょっと書く。

まずこの映画、作り方がマズい。
だいたい「ワルキューレ作戦」が失敗に終わったってことは周知の事実なのでこれを物語として成立させるためには「タイタニック」のように奥さんに後日談として語らせることで”なぜこの作戦は失敗してしまったのか?”を浮き出させる方法か「ミュンヘン」のように事件の裏側にあった組織・家族に対する大佐の葛藤を描くことで、別の角度から事件を総括する方法が適当(というか、それくらいしか落としどころがない)なのに、ただ事件の上っ面をなぞってるだけなのでまったく感情移入ができないのだ。
ベテランが沢山出演してるせいでシーンごとの迫力はあるんだけどそれがかえって映画全体を上滑りさせてる感じもしないでもない。
んーーー...ブライアン・シンガー、今回も「ユージュアル・サスペクツ」越えならずか。

というワケでこの映画の正しい鑑賞法は茶髪にしてクリクリのパーマかけてるトムトムや強襲されて吹き飛ぶトムトムや片腕で服を着るのにモタモタになってるトムトムや作戦がうまく行かずに焦るトムトムや奥さんと別れて哀しそうにしてるトムトムを観るトムトムイメージビデオとして捉えるのが正しい。
あ、シナリオ以外は結構良い。小物にも金かけてるしキャスティングも悪くないし史実に比較的忠実だし。なのでイメージビデオ(大人用)といったところだな。

50点

携帯より

2009年4月2日 日常
書いてみました
卒業写真というもの
長男の卒業アルバムを見る。
色々ありましたなぁ......
実は第一部をトータルで読んだのははじめて。
もう一気の読破でした。 今更ながらおーもーしーれー

この勢いでクローズも攻略だ。

よって日記は書けません(笑)
オリンパス、久々のビッグニュースというもの
デジタル一眼には興味なかったんだがこれはちょっとイイかも。

http://www.four-thirds.org/jp/microft/index.html

オリンパスとパナソニックが共同で「マイクロフォーサーズシステム規格」を策定した。で、パナソニックからはDMC-G1が発売されてるが、オリンパスから画像のようなデジ一眼が発表されたらしい。
モックアップモデルなんで実際はこんなシンプルなものにならない可能性もあるけど広角レンズの種類と値段によってはGRよか触手が動くなぁ....
WBC日韓決勝戦。前半は白熱の投手戦、後半は一進一退のシーソーゲーム。打つ人が打ち、投げる人が抑えた近年希に見る好ゲームだった。
韓国は先発ボン・ジュングンの出来が良くなくヒットを打たれるものの要所を抑えて最少失点。打線も9回裏まで諦めないしぶとさで正直延長戦になった時点で「負けるかも」と思ってた。
そしたらやってくれました千両役者イチローさん。2死二、三塁からセンター前ヒット。ここで決まった。
大会中は2割前半の打率だったのにこの決勝戦は4安打。すげぇ。
大事な場面でイチローと勝負したイム・チャンヨンもかっこよかった。決して出来は悪くなかったがイチローの方が一枚上手だったということだろう。


いやーーー全然仕事できませんでしたわーーー(笑)
久々に野球で盛り上がった。期待の栗原が全然ダメだったが悔しいがまぁ良し。
こういうゲームをしていれば野球は廃れない、絶対に。

買ってみた

2009年3月23日 日常
花粉症は小康状態だが家が国道に近いのか窓に排ガスのススがつくのがずっと気になってたので空気清浄機を買ってみる。

効果は.....

......

..............

今のところよくわからん(笑)
「レッドクリフパート2」観賞

大軍曹操を迎え撃つ劉備・孫権連合軍は、孔明・周瑜の活躍でなんとか辛勝する。しかし深手を負った劉備は自軍を守るために孔明を置いて軍を離脱する。80万の軍勢を一軍で迎え撃つことになった孫権軍の提督周瑜は知恵を絞るのだった.....


パート1のレビューはこちら
http://hamaotome.diarynote.jp/200810221032547171/

ここで”パート2では孔明の活躍に期待”と書いた。
”パート1は壮大な予告編”とも書いた。

で、パート2である。赤壁での数々のエピソードの中、「10万本の矢」だけを大きく取り上げ「苦肉の計」も「連環の計」もスルー、かわりにパート1と同じく意味のない小喬のクダリをダラダラと続けるばかり。しかもなんと最後の最後まで....(´д`)
悪いところは小喬パートばかりではない。

まず劉備軍の扱いの酷さである。劉備はただの優柔不断なオッサンだし、孔明にしてもパート1以上の活躍は無し。「え?金城武が友情出演?」と勘違いするほど。パート1で周瑜と超雲が「また会おう!」と別れた布石が取って付けたように「また会ったな!」とワンカットで済ませるあたり、男と男のカタルシスを良しとするジョン・ウーらしからぬやっつけ仕事っぷり。関羽も張飛も全然画面に出てこずで腰が抜けそうになったわ。ついでに言えば孫権も全然活躍なし。10シーンくらいにしか出てないんじゃなかろーか?

そして俺のヴィッキー・チャオについても一言言いたい。
1と2あわせて5時間近い作品である、息抜きの部分も必要だろう。彼女にコメディリリーフ役を託したのは正解なんだが、お笑いの部分に全然キレがない。まるで「アーメン・オーメン・カンフーメン」のようだ。ついでに言えば尚香役のヴィッキーとボーイフレンドの再会シークエンスもダメダメ。あそこは尚香が戦ってて剣を交えた相手が幼なじみ、で流れ矢から尚香を守るため命を落とすのだった.....でなければならんだろ、普通。


結構期待してみたが結果は.......な印象。盛り上がり方の間違ったパート1の流れそのままひっぱっただけのダイジェスト(しかも冗長な)な駄作であった。

さて、どーして天下のジョン・ウーが監督でこんな作品になったか?
想像だがそれはリン・リーチンの美しさが原因だったのではないだろうか?
長身でスリム、天使のような笑顔にキャンディボイス、で、ちょっとエロい。 こんな彼女にメロメロになり、彼女のパートを増やしたせいでクソ作品になったのだ。

世界的監督が一人の美女に固執するあまりに痛い目に遭う。

これはそのまま赤壁攻略の曹操その人につながるではないか!そう!!ジョン・ウーは図らずも現代の曹操だったのであるっっっ!!!!!

....と、力を込めて言い放ったところで↓のCMを観てみると
http://www.youtube.com/watch?v=zOTO8hBhqis
ジョン・ウーの気持ちも痛い程良くわかる。男として。(笑)

で、点数だが作品単体は45点、日本版の副題「—未来への最終決戦—」のネーミングセンスの無さにマイナス5点の40点でよろしく。
ホントいい加減にしろよ、エイベックス。
しばらく収まっていた花粉症が再発。鼻水と目が痒い。それだけでなく耳まで痒くなってきたので耳鼻科にいって注射&飲み薬をもらうがそれだけでは心許ないので思い切って空気清浄機を買うことにする。

色々調べてみたがダイキンと三菱が評判良いようなので、その中から大風量&花粉吸い込みに特化した製品を探してみる。

効くなら側買いなのになぁ......
爆笑オンエアバトル第11回大会終了。

セミファイナルAブロックの順位とキロバトルは

1 パンクブーブー   1018
2 タイムマシーン3号 1010
3 ギャロップ      822
4 アームストロング  770
5 ななめ45°     730
6 東京03       710
7 ブロードキャスト  658
8 上々軍団      622
9 U字工事      618
10 パップコーン   534

Bブロックは以下の通り

1 超新塾      1042
2 フラミンゴ    1010
3 我が家      982
4 流れ星      962
5 ハマカーン    938
6 ラバーガール   834
7 えんにち     710
8 鎌鼬       634
9 トップリード   634
10 井上マー     562

で上位5組ずつが決勝進出。結果は

1 トータルテンボス 1034
2 タイムマシーン3号 966
3 超新塾       814
4 パンクブーブー   806
5 ハマカーン     786
6 ななめ45°    758
7 流れ星       734
8 ギャロップ    622
9 フラミンゴ    526
10 アームストロング 510
11 我が家      350


で、トータルの連覇となった。
まぁ内容もキロバトルの評価通りではっきりいって圧巻であった。
ネタのチョイスから運び方、オチも含めて名人芸の域にあるといって良い。
これでどうしてM-1優勝できなかったのか不思議だがこれもまた巡り合わせといったやつだろう。

さて、オンバトには他のお笑いコンテストにはないルールがある。その最たるものが全国の会場で転戦すること、そしてオーディエンスがコアなファンでなく「テレビでお笑い観る」くらいのライトで年齢層が広い点にある。故に”内輪ウケ”が全く通用しない。逆に巧みな笑いもスルーされる危険もあり、バカみたいな小学生ギャグがウケたりもする。流れ星が連勝を続け、東京03が決勝に進めなかった理由がそこにある。

それでは決勝の解説をひとつ。

我が家
最近お気に入りの野球拳ネタを持ってきた。5分という時間枠のなかでは正解だったと思うが、客にはまったくウケず。谷田部のボケだけではキツかったのだろう。

アームストロング
遅れてきた新星、最近テレビに出てきてくれてすごく嬉しい。ネタ的には100点、認知度が上がってくればもっとウケると思うので頑張れ。

フラミンゴ
ネタのチョイスミス。全然面白くなかった(笑)。なんでもありのオンバトだから暗転もなきにしもあらずだがやっぱちょっと冷めるよなぁ。

ギャロップ
まだこんなところで燻ってるのか!!ネタは中途半端で面白くないわ、やる気はないわでちょっと失望。飽きたのか?もう少し気合い入れて漫才してもらいたいものである。

流れ星
「でんじゃらすじいさん」みたいな漫才をするコンビうちの次男大爆笑、俺おいてけぼり(笑)。

ななめ45°
相変わらずの引き出しの多さに感心。ただこなれてないのかイマイチ乗り切れず。器用貧乏なんだよなぁ...惜しい。

ハマカーン
うのの弟もようやく漫才が板に付いてきた。努力もしてるのだろう、一生懸命ネタも考えてるのだろう。その辺はよくわかる真面目な漫才でした。面白くないけど(笑)。

パンクブーブー
今面白い漫才コンビを挙げろと言われればまず出てくるのがこれ。しかし世間の評価はまだまだか。もう結構オッサンなんで是非頑張って今年はM-1決勝残ってください。あ、ネタは相変わらず面白かったです。

超新塾
いつもの超新塾のいつものネタ。オンバトだからこその高得点。別段悪いとこもないが特別大笑いしたとこもない。まぁこんな感じで。

タイムマシーン3号
パンブー同様安心して観てられるコンビである。ネタ的にも面白かった。けどトータルの方が一枚上手だった、残念。なんかこのコンビはいっつもナンバー2って感じするんだよなぁ、と思って調べてみたら主要なコンテストでの受賞経験無し。(ーー;)...がんばれ


そんな感じ。
オンバトとあらびき団があればもう充分だな、うん。
ヤタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!
うつ病の教師「気が弱い」=自民・笹川氏

 自民党の笹川堯総務会長は14日、大分市内での同党県連大会で、
「今、学校では、うつ病で休業を続ける先生がたくさんいる。国会議員の中には
(そういう人は)1人もいない。そんなに気が弱かったら務まらない」と述べた。
うつ病の人や教師に対する理解のない発言とも受け取れ、批判が出る可能性もある。(了)

時事通信社 時事ドットコム(2009/03/14-18:44)
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009031400288


マスコミのバッシングは眉に唾つけて聞いておかないといけないものだが、これは酷すぎる。ちゅか現役大臣で自殺した松岡利勝氏のことを覚えてないのだろうか?当時の総理阿部さんもそういう症状あったろうに。
雅子妃殿下が聞いたらどう思うか.....

確かに気の弱い人は多いのかもしれんがそういうことを思ってても口に出さないのが礼儀だしオトナだろうが。もうヤンなっちゃう。
えひめまるの時の発言もあるし、少子化問題では「若いモンは努力が足らん」と曰うたこの人には慈悲の心はないんでしょう。下品この上ない。

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