国際結婚というもの
http://diary.note.ne.jp/38325/20030829
参照

先輩のいきつけのクラブの常連、46歳のおっさんの内縁の妻であるところのフィリピーナであるが、案の定というべきか、自業自得というべきか、別れたそうである。
いや、言葉が適切ではないな。「見切られた」ようである。(笑)
お店のママ経由の先輩経由での話なので多少の尾ひれ背びれはあるとは思うが、とりあえず経過を聞いたのでご報告したい。

おっさんの奥さんは20代後半。おっさんのよく行くフィリピンパブでダンサーとして生活していた。不法入国ではなく、就労ビザでの来日だったようだ。
どういういきさつで付き合いに至ったかは聞いてないが、キャバクラに通い詰めて散財するバカと同じようにジャパンマネーの力で付き合いに至ったものと推測する(そーゆーのを「付き合い」というかどうかの議論はさておく)。
2年の月日と数百万円の金の力でおっさんはピーナに結婚の約束をさせる。念書もとったようだ。(^_^;)
国際結婚はよくわからんが、手続きに時間がかかったらしい。その間に彼女との生活の為に自宅も改装し、少なくともダブルベッド、プラズマテレビ、婚約指輪代わりのロレックス×2を購入している。
そうこうしてるうちに書類も整い後は役所に提出、という段間になる。ピーナはご両親を呼ぶため一旦地元に帰ることになる。
そして....帰ってこなかった(笑)。

残ったのは大きなベッドとかわいい内装のお部屋のみ。
プラズマテレビは知らぬ間に近所のハードオフに並んでたらしく、ロレックスは彼女が勉めてたお店の別の子がしてたそうである。
それを見て逆上したおっさんはその子を殴ったのだが、逆にボーイさんにボコられて怪我したそうだ。
クラブに来たとき「訴えてやる」とのたまってたらしい。
しかもこういう事件はこれがはじめてではなく、数年前にも同じように騙されたとのこと。

悲しい....(T^T)
あまりにもチープでくだらない安っぽいドラマのような話である。
現実を見つめることのできない人間はどこまでいってもわからないのだろか?それとももう見つめることをやめてしまったのだろうか?
多分、おっさんは死ぬまでこういうキャラクターなのだろう。反省もなく、フィリピンに散財し、捨てられる。誰が悪いかといえばおっさんなのだけど、そんな彼を誰が責められようか?
部外者である俺は愚行を笑い、時には涙し、自らの安穏を喜び、内なる悪魔を抑制するを改めて誓うのみである。

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かさついた 薄水色の キャンバスに
水彩の雲 映えるほおずき

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