いつもの情事というもの
2003年10月4日 エロシリーズ見つめた瞬間にスイッチが入る。
その見慣れたカラダにとても安心する。
唇に触れ、耳たぶを咬む。何百回と繰り返されたプロローグ。
おざなりではない、それが二人の一番気持ちのよいワンパターンなのだ。
冷たいカラダはやがて汗ばみ、潤い、ひきつる。
次はここ、次はここ。
一連の動きを先導するかのように部位は既に指を待ち、受け入れる。
柔らかく、固く、しなやかに、かたくなに、刻々と変化するその愛おしいカラダを思うがままに支配する。
そんな征服欲を十二分に満たしてくれたあと、最後の準備に入る。
身勝手な愛撫に身勝手に感じる、脳みそがくっついたような不可思議な感覚。
体位、角度、声、表情。無意識なのか意識的なのかはわからないが、彼女はツボを的確に突き、俺は果てる。
彼女の征服欲も満たされたのだろう。倒れ込む身体をやわらくささえてくれる。
そして二人はようやく乖離し改めて目の前の愛する者を見つめる。
髪の毛、目、鼻、口、耳。
「あぁ、俺のオンナだ」一通り確認して抱きしめ、キスをする。
俺の愛するオンナは俺を愛してくれている。
それだけで満たされる。
お互いを愛し合うのはそれからなのだ。
*****
理に 抗いて 君方を抱く
罰受けるまで 共に堕ちよう
その見慣れたカラダにとても安心する。
唇に触れ、耳たぶを咬む。何百回と繰り返されたプロローグ。
おざなりではない、それが二人の一番気持ちのよいワンパターンなのだ。
冷たいカラダはやがて汗ばみ、潤い、ひきつる。
次はここ、次はここ。
一連の動きを先導するかのように部位は既に指を待ち、受け入れる。
柔らかく、固く、しなやかに、かたくなに、刻々と変化するその愛おしいカラダを思うがままに支配する。
そんな征服欲を十二分に満たしてくれたあと、最後の準備に入る。
身勝手な愛撫に身勝手に感じる、脳みそがくっついたような不可思議な感覚。
体位、角度、声、表情。無意識なのか意識的なのかはわからないが、彼女はツボを的確に突き、俺は果てる。
彼女の征服欲も満たされたのだろう。倒れ込む身体をやわらくささえてくれる。
そして二人はようやく乖離し改めて目の前の愛する者を見つめる。
髪の毛、目、鼻、口、耳。
「あぁ、俺のオンナだ」一通り確認して抱きしめ、キスをする。
俺の愛するオンナは俺を愛してくれている。
それだけで満たされる。
お互いを愛し合うのはそれからなのだ。
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理に 抗いて 君方を抱く
罰受けるまで 共に堕ちよう