最終兵器ローレライ彼女・哀戦士編 というもの
2005年3月6日 映画
「ローレライ」を観る。
祖国だの守るものはなにか?だの色々言ってるが、基本的にはこの映画、戦争映画ではない。「ガンダム」や漫画「最終兵器彼女」的な子供向けの戦争をモチーフに使ったドンパチムービーである。まぁ監督が平成ガメラを支えたアニメ畑の樋口真嗣だからそれはそれでしょうがないのだけど、もうちょっとどうにかならなかったのか?が正直なところ。(ーー;)
端からフィクションである「ガメラ」なら、ディテールに凝ってプロットを練り上げて巧い役者を使えばそれなりにリアリティが出る。
でも戦争映画、それもWW2ものになると「ちょっと頑張ってみました」程度ではダメなのだ。徹底的に予算をかけて蟻のつけいる隙もないストーリーを組み上げなければならない。じゃないとすぐ嘘がバレちまう。
大の大人が声高らかに「戦争映画」を謳って置いて実は「ガンダム」だったという大変恥ずかしい映画が「ローレライ」である。
いや、「ガンダム」が恥ずかしい映画ってワケではないぞ。結局(俺も含めてだけど)半世紀以上も戦争してない国の人間が戦争映画ってのを作れるわけがないってことだな。
その点、アメリカは今でもイラク人をぶっ殺してるし、韓国人は38度線で北朝鮮人を狙撃してるから戦争映画もすごいもんな。(含嘘)
大衆の求めてるものの一歩先を行くのがテレビ屋ならこの映画も「踊る...」と同じように受け入れられて大受けするのだろうか?「ラスト・サムライ」と同じようにこの映画に日本魂を感じてしまうのだろうか?
だとしたら日本人、マジでヤバいよ。
どうか、「ガンダム」を観る感覚で軽くお楽しみください。で、見終わった後にTSUTAYAで「クリムゾン・タイド」を借りて本物の潜水艦映画をお楽しみいただければと思います。
30点
祖国だの守るものはなにか?だの色々言ってるが、基本的にはこの映画、戦争映画ではない。「ガンダム」や漫画「最終兵器彼女」的な子供向けの戦争をモチーフに使ったドンパチムービーである。まぁ監督が平成ガメラを支えたアニメ畑の樋口真嗣だからそれはそれでしょうがないのだけど、もうちょっとどうにかならなかったのか?が正直なところ。(ーー;)
端からフィクションである「ガメラ」なら、ディテールに凝ってプロットを練り上げて巧い役者を使えばそれなりにリアリティが出る。
でも戦争映画、それもWW2ものになると「ちょっと頑張ってみました」程度ではダメなのだ。徹底的に予算をかけて蟻のつけいる隙もないストーリーを組み上げなければならない。じゃないとすぐ嘘がバレちまう。
大の大人が声高らかに「戦争映画」を謳って置いて実は「ガンダム」だったという大変恥ずかしい映画が「ローレライ」である。
いや、「ガンダム」が恥ずかしい映画ってワケではないぞ。結局(俺も含めてだけど)半世紀以上も戦争してない国の人間が戦争映画ってのを作れるわけがないってことだな。
その点、アメリカは今でもイラク人をぶっ殺してるし、韓国人は38度線で北朝鮮人を狙撃してるから戦争映画もすごいもんな。(含嘘)
大衆の求めてるものの一歩先を行くのがテレビ屋ならこの映画も「踊る...」と同じように受け入れられて大受けするのだろうか?「ラスト・サムライ」と同じようにこの映画に日本魂を感じてしまうのだろうか?
だとしたら日本人、マジでヤバいよ。
どうか、「ガンダム」を観る感覚で軽くお楽しみください。で、見終わった後にTSUTAYAで「クリムゾン・タイド」を借りて本物の潜水艦映画をお楽しみいただければと思います。
30点