俺とおすぎの隙間というもの
韓流ブームはオバサマたちの「あなた達の知らないイイ男を私は知っている」という優越感のみで持っていたがここ最近はかげりがあるように見える。
まぁビジュアル的に四天王より相当落ちる某氏や某氏のような輩が来日したところで、一時の狂乱を超えるムーブメントになるワケがない。
もうちょっと考えろ>フジテレビ
とはいうものの、映画業界では未だ個性的な俳優が揃い華を添えている。このあたりはすばらしい。

つーことで「マラソン」を観た。
「エイチ」のチョ・スンウ主演の感動物語。おすぎも一押し。
ってこのあたりでちょっと引くものがあったが(笑)、観てみるとやっぱ俺とおすぎはツボが違うことがよくわかった(^^;。

韓国映画は表現がダイレクトで写実主義である。それが良いところであり、悪いところなのだが、「マラソン」はそれが悪い方向に傾いたと言えるのではないだろうか。
”実話に基づいた”や”障害者の子とその母親の物語”は古今東西を問わず腐る程作られてきたが「マラソン」はどーもそれらと変わらない、つーか、「どこかで観たことある」感がずっとつきまとって映画に集中できなかった。物語をみても母親の二人の息子への接し方をみて「とりあえず病院行かなきゃいけないのはお前だ」という思いがつきまとったのも集中できなかった理由である。
それをリアリティというのなら障害者とその家族をバカにしすぎているしな。

同じ障害者を扱った映画「オアシス」の足下にも及ばない本作を全国メジャー系でロードショーするとはシネカノン&松竹、きみたちはまだ電通にだまされてるのか?
そろそろ気付け。あとフジテレビも。

あ、でも映像はきれいでした。
44点

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