岡村靖幸、覚醒剤所持で逮捕とは。

岡村ちゃん、んなことしてる場合じゃないだろう?(ノ_・。)
「スターウォーズ エピソード3」でダークサイドに堕ちていく過程を見事に演じきったヘイデン・クリステンセンがパブリック業界のダークサイドに染まっていく姿を描いた「ニュースの天才」を観る。

数多ある雑誌の中で唯一エアフォース・ワンに常備されている”ニューリパブリック”誌。その若き記者スティーブン・グラスはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いがあった。同僚からは羨望の眼差しで見られ、他紙にも記事を寄稿するほどにまで人気を博したが、ハッカーを扱った記事を見たフォーブスの記者アダムは直感でこの記事はねつ造であると確信する......

そこそこある緊張感と丁寧な演出、カメラ、脚本。ハリウッドムービーとしては及第点。安心して観れる。こんな普通に面白い作品をプロデュースしたのはあのトムトムであることを考えると更に驚きである。トム・クルーズ、いよいよ制作者としても花開く時が来たのかもしれない。マジびっくり。

1990年代後半に実際起こったねつ造事件をここまでリアルに描くってーのは当事者もいるのに大丈夫なのだろうか?と思って観てたが、特典映像にねつ造した本人が淡々語るインタビューが収録されてるのでまぁクレームはつかんのだろう。
ただ、あれだけのことをしておいてのうのうとカメラの前で喋るってのは普通の神経じゃないと思うのだが、悪いことをしても正直に白状することが人知れず懺悔するより尊いとするアメリカらしいといえばらしいのか。

先に書いたが、この映画はヘイデン・クリステンセンの演技につきる。
注目されたい、尊敬されたいと願うばかりにねつ造を繰り返し、嘘を嘘で塗り固めることで、脆い精神を破壊され、全てを失うまであがくその姿はアナキンと同じくらい切なく悲しい。そしてピーター・サースガード演ずる新編集長の苦悩も見事に描かれている。記者とデスクの駆け引きと「護るべきモノはなにか?」という信念。これが二人の差だったのだろうなぁ....

久々にひろいもんの映画でした。
いやぁ侮れないなぁトムトムは。

68点

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