格好良いなぁ、沢田研二。
ステキだなぁ、70年代。

というわけで、日本を代表するアクション映画の再観。
冴えない理科教師が原爆を作って日本を脅迫するというお話なのだが、これが有無を言わさないパワーで進行していくもんだから、「え? え? えぇ〜〜?」と気付けば画面に引っ張り込まれてしまう。
確かに行間を読めば、当時の社会情勢(原発問題、犯罪スタイル、シラケムード等)を批判してる風にも見えなくもない。しかし、若干32歳の新進気鋭の長谷川和彦はそういう真面目っぽい部分を隠れ蓑にしてとんでもないバカアクション映画を作りやがった。はっきりいってこの映画に比べたらいろんな物議を呼んだ「バトルロワイヤル」なんでかわいいもんである。

さて、そんなバカ映画も時代を重ねると熟成されるのか、当時の評価とは違ってくる。なによりあの時代に対する嫉妬の炎がメラメラとわき出てくるのだ。
いや、俺も70年代の恩恵は受けちゃいないが(仮面ライダーとウルトラマンにリアルタイムで巡り会えたことくらい)、「破壊」を肯定的な衝動として世間一般に認めてもらえるという時代は幸せだったんだろうなぁ、と理解はできる。それは「破壊」の後の「再生」になんらかの希望が持てたということの裏返しだから。
天皇の戦争責任を問うた老人は皇居で射殺された。
意味もなく原爆を作った男は被爆し、歯茎から血が出る。
命の重さの大小ではなく、重さの単位の違いというか、明らかに今とは違う価値観に戸惑い、羨望するのだ。

と、難しく書いてみたが、そんなことを考えずとも楽しめる作品であることはたしか。「んなバカなぁ(^_^;」とツッコミ入れながら観てもらいたい。

82点。

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君方に 想い隠して 打つメール
 押せぬボタンと 溜まる恋文
音楽も演劇もライブが一番だ。
臨場感、演者と観客との駆け引きが緊張感を生み、やりとりが一体感を生む。
最近ではビデオライブもあるみたいだが、生身のオンナを抱いたあとのマスターベーションみたいなもんだ。あの感覚を知ると物足りなくなる(笑)。あ、俺は全日本オナニスト協会常任理事なんでコンスタントに右手子ちゃんとデートしてるけどな。
お笑いも同じだ。
若手芸人の勢いやベテランの味など、ライブで見ると迫力が違う。
下手なヤツなんかはシナリオを追っていくだけで精一杯で観客のことを考えてないので全然つまらん。アドリブのひとつくらい利かせろっつーの。

さて、鉄拳である。
スケッチブックネタというやつはネタがもう描いてあるので、ウケようがウケまいが、事前に用意したネタ以上のことは出来ない。ある意味とても高等な技術を要する。過去にはMANZAI-Cやあばれヌンチャクなど数々の芸人が挑戦したが、一世を風靡したとまでは言い難い。鉄拳なんかネタ的には「いつもここから」の足下にも及ばないにもかかわらず笑ってしまうのは、ひとつのギャグに固執しそれを出すタイミングと、間の取り方が絶妙だからだ。言ってしまえば瞬間芸なのである。(ホリケンの秋葉カンペーも似たところある)
その良さを全部取っ払ってCGだのアニメだの使って寒いギャグを連発したところで笑うべきものはなにもない。それすらもわからなかったのか?制作サイドは。IKKANよ、てめぇんとこの芸人の売り方くらい把握しとけ。
ひっさびさにくだらないビデオを観た。本は面白かったので余計ショック。
全部観ずに返却したのははじめてではなかろーか? 1点。
昨日はPTA役員の歓送迎会で飲んだのだが、なんで帰宅が3時なのか?

とりあえずここ見て朝からコーヒー吹き出しました。

http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=4340

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目覚めれば 焙じ煎る香 充ち満ちて
 エプロンの君 背中から抱く
うおーーーー!!(T^T)
俺は今、泣きながらタイピングしている。
セルビデオはエロビしか買わない俺が買っちまった。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」
2001年公開、21世紀を迎えるのにふさわしい大傑作である。

以前レビューしたときは子供が借りてきてビデオを横目で観た。
http://diarynote.jp/d/38325/20030725.html を参照してもらいたい。
先の日記で俺は
>お涙頂戴ストーリーは観ないことにしている。わざとらしさが鼻につくのと、
>別に泣きたいために映画観てるワケじゃないから。
と書いたが、ワタクシ嘘をついておりました、隊長。
えぇえぇ、泣くの前提で買ってます。
で、予想通りまたまた涙が止まらん。もうバカみたいだ。

ネタバレなので観ないほうがいいのだが、観てもハマるはず。

もたついたと思えた導入部分もよく観ると計算されてるし、ギャグも「クレしん」らしくて及第点。なにより所々にある小物と台詞がすばらしい。そのおかげでスムースに....というか、否応なく(^_^;この世界にのめり込まれてしまう。
昭和40年代の商店街と夕焼け、その匂いを知っている者(俺もそうだ)はたかがアニメに恐ろしい程の望郷感を感じてしまうこと必至。
幼いとき「あ〜あ、もしもボックスかどこでもドアがあればなぁ、のび太は羨ましいなぁ」と思ったことはないだろうか?おれと同じような羨ましさをケンとチャコに感じることだろう。
学業、就職、恋愛、そして結婚。子供も生まれ幸せなはずなのにそれがあまりにも当たり前過ぎて忘れがちになる。頭のどこかにある「こんなはずじゃなかった」という失望感は雑踏の中で更に強調される。
こんなとき「夢」を未来の現実だと信じて疑わなかった過去に戻りたいと望む春日部の住人たちを誰が責められようかっ?!「この21世紀は俺たちが望んだ21世紀じゃない」ケンがつぶやく一言は30代以上の大人の代弁である。
俺も行きたい、20世紀博に行きたい。連れてってくれーーーー!!!

とまぁ三児の父親でも家族を捨ててみたくなるほど危険で魅惑的な20世紀博なのだが、しんちゃんたち春日部防衛隊の面々をはじめ子供達はそれが理解できずに戸惑う。そしてこの物語のテーマであり、21世紀を生きる我々に突きつけられた大きな疑問であるところの一言を放つのだ。、
「懐かしいって、そんなにいいのかな」

爆発的なリメイク、リバイバル等の過去の回帰は文化の進行が限界に達してしまったように感じさせる。もしかして日本人はこのまま60〜90年代をぐるぐる懐かしんで生きていくんじゃないだろうか?という恐ろしい想像をもしてしまうのだ。
結婚をしない、子供を持たない(できない、持てない、じゃないぞ)オトナが増えている現状も未来を信じることができない大きな証拠であるように感じる。
そんな中、このアニメはしんちゃんを通じて21世紀の家族(主におとうさん、おかあさん)よ!未来は決して暗くない、大丈夫だから、信じていこう!と手を差し伸べてくれるのだ。

悪の組織「イエスタディ・ワンスモア」に洗脳されていたひろし、20世紀の匂いで洗脳されているひろしをしんちゃんは彼の臭い足の臭いで目覚めさせる。
彼の過去、ささやかでももの凄い幸福な日々をナレーション無しで回想させる。幼いときの父との思い出、恋愛、失恋、上京し、みさえと知り合い、結婚、父になって、家を建てる。電車で揺られ家につくといつもの顔、みさえ、しんのすけ、ひまわり。
ひろしの足の臭いをおもしろ半分で嗅いで大笑いする子供達、そうやってまた明日が続く.....
だーーーーーーーー(T_T)...号泣。
ちなみにここから最後の小林幸子のエンディングまでずっと涙が止まらんかった。

みさえの洗脳も解いた野原家の人々は「イエスタディ・ワンスモア」が目論む作戦(懐かしい匂いをばらまいて日本中を20世紀博にしようという作戦)を止めるために鉄塔に向かう。その極秘作戦を「イエスタディ・ワンスモア」の親玉ケンは野原家の人々にうち明けるのだけど、彼の心のどこかにも「21世紀を信じてみたい」という気持ちがあったのだろう。「俺にも未来を見せてくれ」というSOSだったのか。

ともあれ家族は「イエスタディ・ワンスモア」の追跡をかいくぐりスイッチに向かう。道中の野原家の人々がイチイチ格好良いのだ。エレベーターのドアを必死におさえながら「俺の人生の幸せをお前にもわけてやりたいぜ!」と言い切るひろし、身を挺してしんちゃんを守るみさえとひま、そしてシロ。
最上階へエレベーターはなおも上昇する。それをボロボロになりながら階段で追いかけるしんのすけ。その中継を見入る20世紀博の住人たち.....
だーーーーーーーー(T_T)...号泣2

エレベーターは最上階、中のケンとチャコはスイッチに向かう。
そのとき!足を掴む陰ひとつ。しんのすけが間に合ったのだ。
振り払っても振り払っても追いすがるしんのすけ。しかしそこで力つきる。
スイッチが入るそのとき!
なんと匂いレベルが下がってるではないか。野原家の行動を見た住人がもう一度未来を信じてみようと思ってしまったのだ。
チャコは問う
「ねぇどうして?!現実の未来なんて醜いだけなのに!」
ボロボロのしんのすけはそれでも目を輝かせてこう言い切る。
「おら、とうちゃんやかあちゃんやひまわりとずっと一緒にいたい。大人になっておねーさんみたいなキレイなおねーさんといっぱいお付き合いしたいから!」
と。
だーーーーーーーー(T_T)...号泣3

よくぞ言ってくれた。これこそこの映画の、原恵一のいいたかったことなのだろう。そして、親である大人全てが自分の愛する子供に思っててもらいたい心意気なのだと思う。過去を生き、現在を生き、未来を生き、そして子供に託すという一生。この普遍的な生き方を忘れそうになってるものはここでガツンとくるはずだ。

さて、野望を絶たれたケンとチャコは希望を失いながらも死にきれずケンの愛車トヨタ2000GTで春日部のたんぼ道を進む。
彼らはどこに向かうのか?
「なんとか生きていくだろ」とひろしが答えるとおり、彼らは大いなる絶望感とそれでも捨てられない希望を持って生きていくだろう。そう信じたい。

最後の小林幸子の歌は母を想う歌である。本編がいささか父親に振りすぎた感があるが故のエンディングだったからかもしれないが、あれはあれですばらしかった。

今回は斜に構えずまっすぐ観てみたが、やっぱり最高である。
まだ観てない人は俺を信じて借りて観てくれ。で、よかったら買ってくれ。
絶対面白いから。もし面白くなかったら
レンタル料金TSUTAYAに替わって返金してあげます。

99点
待て待て、ちょっと待ってくれ。
「近頃凶悪事件が多くて物騒だ」
なんてホントにそうか?
と思い、犯罪白書を見てみる。
http://www.moj.go.jp/HOUSO/2002/table.html#z01

ここのグラフを見てみると確かに犯罪は増えている。ついでに検挙率も低下していることから「日本の安全神話が崩れた」とか騒がれてるワケだが、これには大きなカラクリがある。犯罪の認知件数(警察が犯罪について、被害の届出等によりその発生を確認した件数)には器物破損などの微罪も含まれるのだが、以前は不認知とされていたものが、統計に計上されるようになったのだ。
つまり今まで在ったにも係わらず計算してなかった犯罪をカウントするようになった。また「痴漢」行為も迷惑防止条例違反から強制わいせつ罪したおかげで認知としてカウントされるようになった。
ついでに2000年前後の警察の不祥事の発覚からメンツの回復と矛先の転換の為にやっきになって逮捕者を出したのと、警察官を1万人増員したおかげで見逃されてた犯罪が摘発されるようになったのも大きな要因だ。
検挙率の低下は警察自身がこれまでの方針を転換したことによる。
詳しくはここ
http://www1.jca.apc.org/aml/200401/index.shtml
の37482をご参照いただきたい。

まぁこんなところが統計上の犯罪増加の要因である。
ちなみに殺人事件は年々減っているこいうことを付け加えておこう。

さて、それでは少年犯罪はどうだろう?
殺人を犯した少年犯は40年代までは200〜400人、現在は70〜100人だ。普通に減ってるのだな。横領は増えているが、これはチャリンコの乗り逃げがほぼ100%だそうだ。
「いや、これまでは昨今のような凶悪事件はなかった」
とおっしゃる方もいるかもしれない。
これを見て欲しい
http://www8.ocn.ne.jp/~moonston/jsyouwa.htm

昔っからいるのだ。こういうやつは。(^_^;
ちなみに、凶悪事件を起こした少年が再犯する可能性は過去の統計から4%強、ほとんどの少年少女は更生したと考えるのが正しい。実名報道される大人の再犯率はその10%弱、ほぼ倍である。これは社会的制裁が罪を償った後でも尾を引き、健全が社会生活が送れないが故とのことだ。
再犯や被害者の立場にたって実名報道や過度な罰則を与えるのが良しとする識者はこのあたりのことをわかっているのだろうか?

さて、それではなぜこれだけ少年犯罪が取り扱われているのだろう?
ここに簡潔にかかれているのでチェックね。
http://www.jca.apc.org/toudai-shokuren/dekigoto/000824a.html

テレビの見過ぎってことですな(笑)
治安対策として監視カメラ導入など「不信」に基づいた街づくりよりも「信頼」を醸成する街づくりこそ犯罪予防の基本というのが犯罪統計の専門家の意見らしい。
そうか、とりあえず社会との連帯感が大切なのね。
昨日の「ホムクル」の血液型特集だが、「やはりそうか」と膝を打った次第である。
世の中の人間が4種類に分けられるワケがないという真っ当なご意見もわかるが、血による性格差は実体験とそて往々にしてあるのだからある程度は認めないといけないのだろう。
O型が免疫力が強いというのは意外だ。遺伝的には劣性のクセに。
考えてみれば俺の周りにいるO型(主に女性)は確かに打たれ強い。いや、強いというか「意に介さず」的なところがあるから嫌味とか通用しないところが多いのだ。かと思えば感動のツボが違ったりして突然泣き出したりするので一緒にいると疲れることが多い。
AB型が東大生に多いのはなんか納得できる。天才肌なんだろう。ナニ考えてるかわからんが一緒にいて疲れることはないといったところか。俺のオヤジがそうだ。(笑)
さて、テレビではA型とB型のカップル、O型とAB型のカップルの相性は良くないといってるが、うちは両親がO型とAB型、俺らがA型とB型の夫婦なんですけど?(^_^;
まぁ決してラブラブではないけど。(笑)

さて、テレビではつっこんで話してなかったが、各々には各々の血液型の特徴プラス遺伝的性質が加味されるのではないかと想像する。
ここからは素人考えなのでソースも根拠もないことをお断りしておく。

A型は A-A A-B A-O A-AB B-AB
B型は B-B A-B B-O A-AB B-AB
AB型は A-B A-AB B-AB AB-AB
O型は A-O B-O O-O B-B A-A A-B

の組み合わせで誕生する。
親の性格性質というのも継承されていくと考えると、同じA型の子供でもA同士の夫婦の子供とBとABの子供では明らかに違うはずである。
つまり大枠として「A型は真面目で几帳面」と言えるが、資質によって大きく左右されるということだ。O型とAB型の子供であるA型の俺は部屋は掃除後かたづけが大嫌いで飽き性だが、新学期にはノートや鉛筆は真っさらなのを揃えないと気が済まないタイプであった。
これからの血液型占いは、だから、親の血液型も含めて占うとより信憑性が増すのではないか?新しい占いをブレイクさせようと考えてる占い師や出版社各位は是非考えてもらいたい。なーに、アイデア料はサービスしておこう。

また、確率上もっとも早く淘汰されるはずのO型がこうもしぶとく生き長らえてるのは行動的な愛らしさに寄るところが大きい。「しょーがねぇなぁ」と言われながらも許してもらえる雰囲気がO型人間にはあるように思われるのだ。小動物が総じてかわいいのは強者に愛でてもらうことで、身を守る為であるのだが、O型にはそれとよく似た狡猾さを感じる。古い言葉で申し訳ないが「ぶりっこ」ってやつだ。

なんか書いてるうちにどんどんステレオタイプな大上段からの物言いになってしまったのでこのあたりでやめておこう(^_^;。
個人的にはB型オトコとは全然合わない。彼女になる人はB型の子が多い。
この二つから俺はB型に振り回されるタイプのA型なんである。
4万ヒットです。
恥知らずなオナニー日記にもかかわらずお越しいただきありがとうございます。
相変わらず14歳の裸で検索に引っかかっておりますが、そのような記述なひとつもございませんので、その趣味の方はとっとと「戻る」ボタンを押してご退出くださいますようよろしくお願い申し上げます。

さて、三菱自動車が大変だ。
相次ぐリコール隠し発覚で新車販売台数が前年同月比50%ダウンだという。
三菱ディーラーの友人もさすがに応えてるようだ。
田舎のディーラーなので都心部より縁故販売が見込めるというものの、コンシューマ向けの小型車なんかは軒並みがた落ちなんだそうだ。中には電話で中傷する連中もいるらしい。
可哀想に
と思う。リコール隠しをしたのは「三菱自動車」で全国にあるギャラン店やカープラザ店といったいわゆる「三菱自動車販売」店ではない。彼らも三菱から車を買って商売してるのだ。現場の不具合要請を無視され、顧客に文句を言われてるのだからある意味一番の被害者であろう。

20年前の「ターボオールラインナップ」作戦で失敗したミツビシは、同族の造船や重機関係から優秀な人材を集め奇跡的な復活を果たす。
バブルの勢いも手伝ったが「ディアマンテ」「パジェロ」「ギャラン」のヒット、ラリーでのランエボの活躍、往年の「GTO」「FTO」の復活等、90年代はミツビシの時代だった(ときもあった)。
それが、ターボで懲りてなかったのかGDIオールラインナップでケチがつき、「今さら」感溢れる大型SUVの投入、そして今回のリコール隠しだ。自動車上層部の派閥間抗争が今回の事態を生じさせたとも漏れ聞こえる。官僚体質とは言われているのでまんざら眉唾とも思えないことが恐ろしい。

はじめて乗ったのはミラージュだった。
ミツビシ初の横置きFFにスーパーシフトという副変速機がついた車、結構走ってたよなぁ。それからリベロにも乗った。小ぶりなワゴンで使い勝手は大変よかった。両車ともエンジンはモサモサして回らなかったがとても頑丈だったと記憶している。

世界最小V6エンジンを競って造ったり
自社の重役専用車をラインナップに揃えたり
単なるハコセダンをカリカリのラリーカーに仕立てたり
実は日本最初の量産自動車メーカーだったり。
買う買わないは別にして(笑)そんなカーメーカーは嫌いじゃない。

もう一度「すげーーー」という車を造ってもらいたい。それが、メーカーとしての責任ある答えだと思う。
一昨日の血液型の件、相互の方からご指摘があったが、その通りでした(笑)
B-B A-A A-BでもOは生まれます(笑)
シツレイしました。訂正しておきますね(^◇^;)
********

昭和63年冬、昭和天皇の容態が悪く、日本国内いたるところで快気祈願の御記帳が行われていたときのことである。
当時横浜の大学生だった俺は同郷の友人M(八王子在住)と新宿で飲んでた。午後10時をまわろうか?というときにMが突然切り出した
「おいハマ、記帳にいこう」
日本国民たるもの、陛下の御快気を願うのは当然の努め。幸いにもここは東京、皇居も近いから陛下のお側でお祈りをしようではないか!
と右翼なみに盛り上がり二人して皇居に向かうことになったのだが、北陸から出てきた田舎者は皇居を知らない。タクシーをとばすほどの金ももちろんない。
「どうしたもんかね?」
としばらく考えて、半蔵門線にのることにする。何故か?「半蔵門」ってのが皇居っぽかったからだ(笑)。
田舎もんが必ず持ってるシステム手帳の路線図をたよりに半蔵門線の半蔵門駅に向かう。到着したのは11時を少しまわった頃だった。ホームを出ると確かに皇居はあったが、妙に静まりかえってる。「あぁ、ここは裏門なんだろう、正面に向かってみよう」と皇居正門を目指し歩くことにした。
さて、天皇崩御が近いそんな折り夜中に、野郎二人が、皇居のまわりをうろついたら、それは思い切り不審者と思われても仕方がない。100メートルごとに立つ警官がいぶかしげに見る。そのたびに「記帳しにきたんだけどどこでやってるんだろうねぇ」と聞こえよがしに声を出しながら堀のまわりを歩いた。今にして思えば、そのとき記帳時間が終了してることを一言いってくれればこんな目に遭わずに済んだのだが、当時は全国から警官が招集されてたと言うからもしかして俺らみたいな田舎もんが警備にあたっててその事実を知らなかったのかもしれない。

しばらく歩いてると堀の中に白く動く物体を発見する。堀の中に入ってまで警備する人がいるのか、ご苦労なことだ、と思ったが、よく考えてみると堀の周りにこれだけの人間がいて堀の中を警備する必要はないということに気付く。それに警備なら照明をつけてるはずだ....
一瞬背筋が寒くなる。「過激派かもしれない」
大至急近くにいる警官を掴まえる。
「すんませんあそこに人影があるんですけど」
警官は持っている懐中電灯で照らすが距離がありすぎて光が届かない。大きく声をかけるとスッと木陰に隠れるではないか。
慌てた警官は無線で応援を要請した。ただならぬ雰囲気に興奮する俺ら。近くの警官が集まってくる。
「投光器!投光器!!」叫ぶ警官。皇居側にも人が集まっているのだろう明るい光が揺れている。
すわっ!こりゃ大事件だ!!
と胸を躍らせて見守る。大型の投光器が到着し、過激派の隠れた木陰を照らしたそのとき!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パタパタパタパタパタパタパタ......

その過激派は大空にはばたった。

鳥? そう、鳥(笑)

.........一瞬の出来事に固まる警官と俺ら。
まだ騒がしく叫んでる無線からの声だけ聞こえる.....

怒られはしなかったものの、俺らは事情聴取をうけることになる。そのときはじめて記帳は午後8時で終了するとのことを聞いた。
俺が声をかけた警官は多分始末書ものだったろう。悪いことをしたものだ。

ようやく解放されたのが0時を少しまわった頃。
とぼとぼと帰路につく2人だったが、夜はまだ終わらなかった。

つづく
年に一度のお祭りだ。
最近の北陸シリーズは負け越してる。昨日は黒田でめった打ちだったし(T^T)...
今日は高橋健か?俺の一番好きな左腕なんで是非とも勝ってくれ!!
ということで行ってきます。
勝った。
初回、井川の立ち上がりをとらえた3点を守りきりなんとか辛勝。高橋健も良いのか悪いのか、ヒットはポコポコ打たれるものの、無四球で3勝目。ホッとした。
郷土の誇り浅井の好プレーも見れたし、大竹&佐々岡も見れたし、カープファンとしては高い金と時間をかけて球場に足を運んだ甲斐があったというものである。

我が郷土は正力オーナーの生まれ故郷ということから読売ファンが異常に多い。下手したらパリーグのペナントレースよりイースタンリーグの巨人戦のほうが入りがよかったりする。で、その次にうざったいくらい多いのが阪神ファンである。
確かにカープよりはメジャーだろうが、球場の8割を覆う縦縞には参った。一球一投に騒ぎやがって(__;)..
百歩譲って阪神側アルペン、外野席、バックネットで騒いでるのなら許す。広島の内野席しかもベンチ後ろでカープ選手にヤジを飛ばすってのはどーよ?一応広島のホームゲームになってるんだから敬意を表してもらいたいもんである。
あと、六甲おろしは日本人全員歌えると思ってるんじゃなかろーか?という自信満々な大合唱も腹立つ(笑)。
まぁ12安打で2点しかとれなかったところが今年のTの不調を物語っていたというところだろう。4月の段階なら首位決戦だったのが、最下位争いのゲームになろうとはCファンもTファンも思ってなかったがな。(^_^;

とにかく美味しい酒が飲めてよかった。
出生率が1.3を割ったそうだ。
主要先進国ではダントツの最小値、ということは全世界的にもナンバーワンクラスということになるのだろう。
「結婚しないオンナ」や「子供を生まないオンナ」が全員「だってぇ、自分の時間が奪われるのイヤっしょ?」と思いネイルをいじったりエステに通ってるワケではない。住宅事情や仕事とのかね合い、所得や将来のことを考慮し泣く泣く第二子を諦めるご家庭が多いのだ。
男女共同参画がさけばれて久しいが、こと子供に関していうとオトコのできることはせいぜい分娩室で嫁さんの手を握ってることと、ベッドの組み立て、乳母車を引くくらいか。(ってそんなことないですか?(笑))かといって、育児に完璧を求めて、やれミルトンの濃度&浸け置き時間や離乳食の種類まで気にする旦那もウザいと思うけど(^_^;。
いくら男女平等といっても育児は基本的には母親の仕事である。父親は母親が気持ちよく育児に専念できるように精神的経済的にバックアップするというのが本来あるべき姿と考えるが、生活レベル維持のため共働きしてる夫婦にとって収入減と支出増が確定的な子づくりという選択肢はなかなか選べないのであろう。
政府公報では「旦那さんも積極的な育児参加を!」と自らの無策を家庭に丸投げして逃げてるが、少子化を防ぐのに必要なのは旦那の手伝いではない。最も効果的な手段は「児童手当の充実」である。第三子に20万円/月の手当が出れば1年後には出生率が一気に上がることだろう、根拠もなく言い切るけど。(笑)

保育園幼稚園の不足には老人向けのデイケアハウスとの併設や小学校空きクラスを使用するなどいくらでも方法があるように思うのだが、管轄省庁が違うからなかなか話が前に進まないらしい。
最も深刻なのは地域コミュニティの崩壊である。無計画な宅地分譲と核家族化、細々と残ってる学区自治会も選挙の時の実働部隊か公的会報の配達員としての役割に成り下がってる。大政翼賛会的な自治活動が正しいとは言わないが、持ちつ持たれる関係が身近にないと子供を育てることは難しい。

とまぁ、愚痴ばっか書いてもしょうがない。子供を生むのをためらってる人に一言だけ書こうと思う。
一人目より二人目、二人目より三人目がかわいいものである。家庭なんか屁とも思わない俺だが、一番下の娘だけ(だけ?(笑))はかわいい。腹も痛めてない俺ですらそう思うんだから母親だと何倍も毎日感動できることだろう。感情の余り叩いたり心に傷をつけることもあるかと思う。しかしそれを乗り越え母になった自分の成長過程を実感できるのは2人目からである。そしてそれは何事にもかえられないすばらしい体験であると考える。
旦那は安易に「次の子供欲しい」って言わない方がいい。「一人っ子は可哀想」とか「息子(娘)が欲しいんだよね」なんてもってのほかだ。口にするなら「金の事は心配するな。俺に任せろ。だから生め」くらい言い切ってもらいたい。そして死に物狂いで働くのだ。
苦しいかもしれないがよく考えてみてもらいたい。娘なら嫁さん公認で若いオンナを彼女にできるようなもんなのだ。手を繋いで歩いても一緒に風呂に入ってもお咎めなし、しかもこの彼女は安易に「別れましょ」と言わない(笑)。息子なら一生の酒飲み友達ができる。まぁ後輩だから毎回おごらないといけないけどな。
なにより愛情をこめて育てれば将来リタイアしたとき養ってくれる可能性が2倍3倍に膨らむのだ、公的年金に加入してるより確実性があると思わない?(笑)
画像は本文とは関係ない。
「携帯電話レビュー」ってやつを使ってみたかったから。

*************
メールをチェックしてるとヤフーのフリーアドのメールが届いた。
タイトルは「掲示板見ました!」

>27歳主婦のあいです。いきなりですみません。
>最近の生活に嫌気がさし、楽しい事がしたいと思っての連絡です。
>子供もいないので休みの時はドライブとか一人で映画とか・・
>ちょっと寂しい生活しています(>_もし時間とか合いましたら一緒に楽しく遊びたいと思います。
>あなたの事、掲示板以外にもう少し教えてくださいね?
>私のアド教えますので待ってまーす。*******@yahoo.co.jp

普通、こういう訝しげなメールは即行削除する。100%業者の勧誘メールだからだ。でもその割には自分のHPのアドレスが入ってない。
出会い系掲示板に書き込んだ記憶もないが、とりあえず公開してない俺のメインメアドだったので友人のいたずらかと勘ぐりさぐりのメールを書いてみる。
すると次の日にもう一通。
タイトルは「先日はいきなりのメール失礼しました!」

>こんにちは!いきなりでびっくりかもしれませんが、いろんなサイトでいろんな人にメールだしていたのでどのサイトから送ったかは覚えていませんが・・よろしくお願いします!
>こうして返事がきたって事はちょっとでも私に興味もってくれたって事でいいですよね?
>あなたがいち早く返事くれたのでその他の人にはごめんなさいで・・(笑)
>それでもうちょっとはっきり言うと・・主人の浮気も原因でこうメールしました。
>ちょっと驚いちゃいました・・よね?(汗)ごめんなさい。けどこういう事は最初に言っておこうと思い正直に言いました。
>こういう出会いもありですよね?

こういう文章で引っかかるのだろうか?いや、心が荒んでるときや人恋しいときはフラッと罠にはまるのかもしれない。つーか、あいちゃん、そういうおいしい出会いは普通ありません(笑)。
すると次の日もメールが来る。
タイトルは「今日も刺激もなにもない一日でした(;_

&gt夜、一人というのは寂しいものです。主人もいつ帰ってくるかわからないし・・
>主婦という感覚から抜け出したい気持ちでいっぱいですよ(苦笑)
> そういえば私の自己紹介遅れていましたね?
>27歳の主婦で性格的には・・ほんとは明るくいきたいのですけどそれを抑えてるって感じですかね?
>ちょっとわかりずらいですね・・(汗)ごめんなさい。
>それと主婦という事で住んでいる所の詳細は今は待ってくださいね?
>今後こうメールするのが楽しみになれば・・と思いつつ今日は寝ようかなっ?

突然のメールの一通目、二通目でなにげなく旦那の浮気を告白し、三通目から日常生活のまったりしたメール内容にはいっていく様はすばらしい展開である。未だ業者臭をまったく現してないのもやり手を想像させる。ここまでくると「もしかしたらホントに欲求不満な主婦なのかもしれない」と勘違いする輩がいても不思議でないとも思えてくる。
俺はちょっといたずらをしてみる

>何通もメールいただいたのですが、どーにも見当がつきません(^_^;
>当方、女性ですが、それでも構わないのでしたらお相手になりますが...

ネカマ作戦だ。(笑)
それを受けて帰ってきたのは返事はこれ

>メールっというのは不思議なパワーがありますね(笑)あなたの事考えるだけで気分がうれしくなります。
>突然なのですが私みたいな主婦と会う事についての不安はありますか?やっぱり主婦ってだけで一人の女性としてみてくれない男性ばかりで・・
>会って気が合えば・・ほんとに合えばの話なんですけど私は体の関係にまでいきたいなって思っています。主人の浮気が私をそうさせているのかもしれませんけどね・・
>けど普通に考えたら変な事かもしれませんがどう考えていますか?
>なんだか質問攻めばかりでごめんなさい。けど一応聞いておきたくて・・
>今日も一日がんばってくださいね!

うわぁ、俺のメール全然読んでないのことがモロわかりのレスである。
一括送信してるのだろうが、こういうメールはおおよそ四通目でエロモードに入るということを見透かしたすばらしい誘い文句。
あいにく俺はここで手をひいたのだが、このメールにレスをした人に運営しているHPを紹介して金をむしり取るのだろう。あるいはホテトルやデリヘルの営業かもしれない。どちらにしろ、手の込んだやり方に感心する。

俺が公開しているメアドに「浜乙女さんの日記ステキ(はーと)、27歳人妻でぃす!テヘ(^_-)-☆」ってなメールがきたらきっと騙されるだろうけど、この程度じゃまだまだだな。(笑)


※あの番組のあの芸人さんの弾き語りを想像してお読みください。

メールを放置して数日後、久々にチェックをしてみるとしつこく数通届いてた。

>主人がたまたま休みで家にずっといて連絡できませんでした。
>けどその間はずっとあなたの事考えていましたよ。・・会ってから何しようかなって・・勝手に一人妄想している感じだったのですけどね(笑)
>結構主婦でこうしてこそこそメールするのって度胸いるのですよ(苦笑)
>けどリスクを負ってまであなたと会いたいと思っています。
>ちょっと今シャワー浴びてきますね?

.....って言うじゃっなぁ〜い

でもアンタ、一言も俺のハンドル書いてないし。ccで一括送信なのバレバレですから!残念!!

>今の私の携帯のメアドからメールしています。信じてもらう為に思い切ってメールしました。これだけは言います。私は勧誘目的の人でもないし全くそういうのとは関係ありません。
>主婦という事なので携帯の直アド、直電とか教えるのは変だと思うかもしれませんが、あなたには・・ほんとにあなたには教えておきたいと思っているのです。変だと思われるかもしれませんがそれほど私はあなたとの出会いに本気なのです。たった一回、10分ほどで終わります。http://*********/awc/で待っています。

「これが勧誘目的じゃなくてなんなんだっ!」斬り!!

でもちょっとだけリンク辿って見にいっちゃいました。
切腹!!

あぁ懐かしいなぁ「アルマゲドン」。
以前テレビで観たわ。こういう娯楽大作はやっぱ劇場で観ないと魅力も半減だよなぁ。
あれーー??リヴ・タイラーってこんな青木さやかみたいな顔だっけか?スティーブ・ブシェミ随分と若く映ってるな、ハッカーの小僧役なんかしてる。もう50近いはずなのに....逆にベン・アフレック老けすぎだろう。特殊メイクでわざと不細工に見せる必要もわからんし。

あれ?宇宙に行くはずが銀河鉄道999に乗って地下に潜ってるぞ?
うう〜〜ん、CGのレベルが10年前だけどそんな昔の映画だったかなぁ?
あれれ〜〜〜もう終わり?結局ブルース・ウィリス、いつ出てたんだろう?エンディングもエアロスミスじゃなかったがなぁ。

え?なに?  こあ?
うそ! 「アルマゲドン」じゃないの?
へ〜「ザ・コア」っていうんだぁ、気付かなかった。

ってそんなわけねぇ。
ブラッカイマー風確信的お馬鹿エッセンスもなく、CG&キャストもしょぼく、科学的根拠もなく、数学的に間違ってる空想SF超大作。どこをどう楽しめばいいのか?
途中寝てしまったので巻き戻してもう一度見返したが再び寝てしまった。
これを観ると「アルマゲドン」のすばらしさがよーーくわかる。
20点。

ちなみに「アルマゲドン」は40点だ(笑)。

***********
陽炎が 先に迎えし 我が友を
 冷えたビールを 抱き待ちわびる
嗚呼!俺は今まで彼女のナニを見てきたというのだろう?
深キョン21歳は断じてアイドルではない、正真正銘の女優だ。
今死んだら彼女は間違いなく「21世紀の邦画界を創った女優」のひとりにクレジットされるだろう。だからボロが出る前に死ね(笑)。
それくらいにハマった素晴らしい映画であった。

ロリロリファッションに身を包む孤高のボケ娘と無駄に熱いヤンキー娘、決して交わることのないはずの二人に接点ができたとき、それはやがて二人を大きく成長させる人生のエポックになるのだった....
とまぁ、青春映画らしいベタなストーリーだが、これがとても貧乏くさくない良作に仕上がっているのである。
これはひとえに監督の中島哲也のセンスによるところが大きい。彼はCMの監督としてはメジャーらしく(山崎努と豊川悦司が温泉卓球で白熱するあのサッポロビールのCMの作家さん)今回もその手法がいかんなく発揮されている。
加えて主演の深田恭子、土屋アンナは言うに及ばず、樹木希林、本田博太郎といったベテラン、阿部サダヲ、生瀬勝久、荒川良々といった個性派俳優、宮迫、篠原涼子、小池栄子といった畑違いの人までもがまさしく「お前しかできない」役を己の役者魂をかけて演じきってるのだ。
小ネタも満載、なんだよ!DJ-1のナンバープレート!(笑)

ジャスコとパチ屋と田んぼとヤンキーとワケのわからんランドマークしかない、という人口20万人弱の地方都市エレジーをここまでの感動作品にしてしまうとは素直に脱帽。そしてこの下妻こそが、21世紀の日本の原風景なのである。こんな田舎に住んでるヤツぁ全国にいるのだ。これがまたこの映画にのめり込む要因になっていると思う。

映画館でも思わず笑い、やがてホロリとさせる。浪花節だと鼻で笑う輩もいるだろうが、これこそ昭和から脈々と続く日本人の日本人による日本人のための娯楽作品である。「キューティーハニー」「チルソクの夏」「海猿」と邦画にも鑑賞に堪えうる作品が出てきたことは喜ばしい限りだ。
しかし、エンディングのシーナ&ロケッツはいきすぎだろう。
ってもしかして懐メロか?これも。(^_^;

80点
日本酒の種類は多々あるが、大ざっぱに分類すると
「普通酒」
「純米酒」
「樽だし原酒」
になるだろう。(これに精米度合に合わせて「吟醸」や「大吟醸」が加わる)
ウイスキーも同様に
「ブレンド」
「モルト」
「シングルカスク」
と分類される。
大手メーカーは(日本酒でもそうだが)各地に蒸溜所を持っているので。そこで作ったお酒をブレンドして味の均一を図っている。中には他社で作った酒を樽ごと買い取って自社ブランドで売るメーカーもある(某大手国産メーカーだ)。
モルト以外の原料を使った酒を混ぜると「ブレンドウイスキー」になる(バーボンはこの種類)し、モルト100%の酒を混ぜると「(ピュア)モルトウイスキー」あるいは「バッテドウイスキー」になるのだ。
では、ひとつの蒸溜所の酒だけで作ったウイスキーはなんというか?「シングルモルト」と言う。アイリッシュウイスキーなんかはこれが多いのだが、国産ウイスキーでもいくつかある。ニッカの余市や仙台、サントリーの山崎、白州なんかがそうだ。メルシャンの軽井沢ってのもある。
これがシングルカスクになると、ブレンドせずにひとつの樽からそのまま加水せずに瓶詰めしたお酒で樽ごと、年代ごとに微妙に味が違うそうだ。
「そうだ」というのは、俺には判別できないのでそれをそのまま信じるしかないってことだな(笑)。

さて、ジャパニーズウイスキーが世界5大ウイスキーに数えられてることを知る人は少ない。日本のウイスキーの素晴らしいところはそのブレンド(バッテド)技術だ。日本人に合う香りと味を作り上げる天才ブレンダーがいればこそだが、この集大成ウイスキーがサントリー「響」であろう。36種類の原酒のハーモニーはまさしく「響」の名に馥郁とした味わいである。つきつめればこのブレンド技術こそジャパニーズウイスキーの真骨頂だろう。さすが日本で一番最初にウイスキーを作ったサントリー、天晴れ。
とはいうものの、この酒を金払って買うか?と言われればnoだ。たとえ買えるだけの金を持ってたとしても買わない。俺が買うのはニッカの余市シングルカスクである。

酒を嗜まない人にとっては「ニッカウヰスキー」というメーカーはあまり聞かないだろうと思う。サントリー山崎蒸留所の創設時の実行責任者であり初代工場長竹鶴政孝が自らの理想であるモルトウイスキーをつくる為に創業したのが「ニッカウヰスキー」なのだ。スコットランドでウイスキーの真髄を学んだ竹鶴が、理想の地を捜し求め、ようやくたどりついたのが北海道余市。そこで彼は他社から「樽買い」せずに余市の風と土で作られた本当の意味の「国産ウイスキー」を作った。純日本の看板で世界にケンカを売ったのだ。苦労もあっただろう、はじめの頃は相手にもされなかったらしい。しかし彼はその「国産」精神を貫いたのだ。おかげで「ウイスキーマガジン」主催のウイスキーテイスティングで「余市シングルカスク」はベスト・オブ・ザ・ベストに輝くまでに至った。
また会社も創始者に敬意を表し当社最高級バッテドウイスキーに「竹鶴」の名を冠する。なんとも粋な話じゃないか。
酒はこういう心意気を肴に静かに飲むのが一番うまいのだ。
※お返事が遅くなりました。
tanさま、タリーさま、里奈たん☆さま、あいじさま、tkrさま、カスミさま
ブックマークありがとうございます。
くだらないオナニー日記ですが、末永くご愛顧いただけたら嬉しいです。
tkrさまにおかれましては以前から読ませていただいておりました(。-_-。)ポ

究極の選択
一生のうち5年間だけ自分の理想の容姿になれるが残りの人生は標準以下の容姿になる魔法と一生涯若さを得られるがその他の才能を全て奪われる魔法、選ぶならどっち?

我ながら理不尽な選択だと思うがこれを喜んで選んだ女優がいた。
キャメロン・ディアスとデミ・ムーアである。どっちがどっちを選んだかは書かなくてもわかるだろう。
今回この二人の選択者は共演することで己の正しさを観客に証明してもらおうと思ったに違いない。前者か?後者か?!!

さて、映画の内容はというとこれが全然「無いよう」......
というお寒いギャグでも天使達の屈託のない大笑いで強引に流してしまうまさしくフルスロットルムービーである。パロディも満載、コスプレも満載、そして思わず笑うカメオ男優。このときはもう離婚してたんだよね?
三十路過ぎをエンジェルといっていいのかどうか?という基本的な疑問をも忘れてしまう映画でありました。元々こういう映画は好きじゃないんだけど(VFX&CGも意図的なのか着色がドギつすぎて目が痛くなります)ここまで頑張られると「よーし!おじちゃんも許しちゃう!!」みたいな。場末の温泉街のトウの立ったコンパニオンのおねーさんとヤケクソで騒いじゃうみたいな、そんな感じ(笑)。
惜しむらくは前回のビル・マーレーが今回出演しなかったことだな。

で、最初の究極の選択をした二人の女優、勝ったのはどっちか?ってことだが....
プロデュースも務めたドリュー・バリモアにおいしいとこ全部持ってかれたってとこですな。究極の選択を選んだ時点でバカってことで。(笑)
でも好きよ。

ラジー賞受賞おめでと!
77点
マトリックスは終わってなかった!
あの戦いから数百年後を描いた最新作!!
センチネルとの戦いに辛勝したトリニティ、その子孫が再びスミスに狙われる!
狼男に変身するスミスに対し吸血鬼になって対抗するトリニティ
果たして決着は??!!!!

驚異のSFX!グルングルンまわるカメラ!
かぶりつく首筋! (ん?)
銀玉鉄砲バンババン (え?)
変〜〜身!とう! (は?)

バカにしてんのかぁ〜〜〜〜!!!!

20点
恒例の麻雀大会である。
優勝賞品1メートルのトロフィー、そんなもん邪魔なだけでいらないがその後の飲み代をおごってもらえるというのは魅力だ。
ということで狙ってきます。(^^)v
※麻雀わからない人にはなんのことか全然理解できないと思われますので読み飛ばしてください。

*******

12名の戦士が揃った近所の健康センター、皆が皆「我こそ最強」を信じる猛者である。優勝賞金「宴会料金タダ」&メートルオーバーのトロフィーを狙い熾烈な戦いが幕を開けた。

第1戦東一、2巡目でチートイテンパイ、西タンキ。ドラだけどツモればハネマンだし(ローカルルールで符計算しない指折り麻雀)考えも無しにリーチ。
皆警戒して流局、思えばこの局で神様にそっぽを向かれたのかも知れない....
それからテンパイはすれどもあがれない局が続く、結局俺が親のときに満貫ツモられたのが響きラス(T^T)..マイナ22。
第2戦、東一でリーチ負けして親満振り込み、東二でも親満振り込みでぶっ飛び終了(;.;)..マイナ40
第3戦、バカヅキのビギナーにいいようにカモられ(三面チャンがペンチャンラス牌に負けるくらいバカヅキだった)三着。マイナ24。

ここまで俺のあがった回数 0!
さすがに笑ってられない、このまま行けば飲み代も含めて2万コースだ...(←賭麻雀は犯罪です)
しかし、容赦ない攻撃は第4戦も続く。
オーラスまで当たり前のようにヤキトリ、場が小さかったのが幸いして点数は19000弱。しかしラスはラスだ。
最後の配牌は...
「!!!!」
おお!赤牌3枚!しかし満貫は狙えるがトップ直じゃないとトップ目はない。
「カン」
上家が風牌をカン、カンドラは..
「(のぉ!!!)」
俺の頭牌じゃないか。これでハネマンが見えた。こうなりゃ汚いと言われようが鳴きに入ろう。ポン・チー・ポン(笑)
「ツモ、タンヤオドラ5」
インチキ麻雀で逆転トップ!(・_・、) 嬉しいぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜
プラ32点!!

第5戦も好調を維持し、プラスの49、次の最終戦でプラスの2着ならトントンで済む。
面子も大したこと無い連中だ。これならトップも狙えるというものだ。
今回も場が動かずラス前、ひとりを除き3人が原点ちかくをうろうろしている。親は俺、テンパイしてるもののたいした手ではない。順目も早いのでリーチも得策ではないだろう。と思ってたら上家が俺の当たり牌を捨てるではないか。しかし、彼はもの凄い負けてる。親も終わってるし、こんな手であがったら落ち込むだろうからスルーした。
俺は無駄ツモを捨てる。すると
「ローーーン ピンフドラ1 2000点」
と上家が上がりやがった(__;)...
親の気持ち子知らずとはこのことだ。
とりあえず2000点払ってオーラス。まずいこのままでは3着だ。
気持ちだけ焦って手は進まない。ノーテンを嫌うばかりに危険牌を無理矢理切ると
「ロン、ピンフイーぺードラドラ、満貫です」
マイナ18の3着で終了。

まぁ2万コースは免れたが、最終戦で負けたのが痛かったなぁ。
教訓、「素人とするときは気をつけよう」

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