まずはクロックワークスのこのページをみていただきたい。

http://www.klockworx.com/nothing/

で、「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品であることを踏まえて、その右下にある予告編を観てみよう。

.............
この映画をSFサスペンスだと思った人、手を挙げてください。
(・_・)/

いや、ミステリーかホラーなんじゃないか？と思った人、手を挙げてください。
(・_・)/


はい、みなさん不正解。
これは昔話風のコメディです。

Σ(;´△｀)　えええええっっ！！

こういうのはミスディレクションっつーのか？＞クロックワークス

引きこもりの男とお調子者の男はそれぞれに問題を抱えていた。いよいよ逃げ場が無くなった二人は警察に取り囲まれ、催涙弾を投げ込まれる。
「みんな無くなればいいのに！」
気絶から冷めた二人はなにもない世界にいたのだった.......

ドラえもんの道具に「独裁スイッチ」というのがある。
いつも虐められてるのび太はそのスイッチを使いジャイアンや先生を消していって最終的に全ての人を消したあとでなにもない世界を見て猛省する。そこにドラえもんがひょっこり現れてこのスイッチは独裁者を反省させる道具であると明かす。という話なのだが、まぁ「ナッシング」もそれと良く似たものだ。ヘンに教育くさい。

加えて伏線なのかどうなのかわからんエピソードや「マルホランド・ドライブ」のような夢ネタ繰り返し手法（でもしょぼい）を用いてるので途中まではなにが言いたいのかさっぱりわからん。
設定自体はたいへん面白そうなのが惜しいと思う。

（多分）とってつけた教育臭いエンディングが一番マトモにみえてしまうのは、「CUBE」を作った監督さんとしてダメなような気がするのだが。(^_^;)

一番不思議なのはクレジット後のエピローグ。
結局なにが言いたいのん？
誰か解説してください。どう考えてもわからん。

49点

唇をとがらして「雑巾グチャ」ってゆってごらん。

「爽健美茶」って聞こえるよ♪

*************
「バス174」鑑賞。

2000年、ブラジルはリオデジャネイロで発生したバスジャック事件を追った衝撃のドキュメンタリーということだが、ブラジルという国にこのような側面があるとは全然思っていなかった。

サッカーとカーニバルの国であるとともに内乱や戦争もなく、資源も豊富にある国。それが俺を含む世界各国の評価ではなかろうか？
しかし、その繁栄の裏側には貧富のヒエラルキーにすら組み込まれない”見放された子供たち”がいる。ストリートチルドレンと言われる子供達だ。

彼らは食う為に物乞いをし、落ちてるものを拾い、時には強盗をする。
それを捕まえる警官もまた最下層の人たちで、食うためにしょうがなく警官をしているのだ。訓練も装備もモラルすら不十分な警官が少年を暴行の上に逮捕する。そういうのが日常茶飯事な国がブラジルなのだな。

その社会的歪みに翻弄された一人の青年が起こしたバスジャックの顛末を関係者の証言を通じて描いたドキュメンタリー。映画のつくり自体はたいしたこと無い。ドキュメンタリーとしても平凡なものだろう。見終わったあと、とてもイヤな感覚が残ったが、同時に我が国の未来を想像し空恐ろしくなった。
小泉首相のいう”格差”というのはどういうことなのだろう？
自由主義と結果主義の行き着く先は決して幸せではないことを、今一度考えねばならんだろう。

59点

昆虫大好きッ子ファーブル浜乙女ですみなさんわにちんこ。

世の小学生男子を虜にしてやまないムシキングであるが、うちでも例に漏れずキラキラのカードが散乱している。
コレクターの資質がないO型の次男坊は、自分の好きなカードしか使わないようで、あまりカードの種類にこだわりはない。好きな昆虫はヘルクレスオオカブト、ずっとそればーーーっか使ってる。紙製なのでもうボロボロだが彼の中では特別な虫なのだろう。

これだけカードが揃ってるとコレクターもいるに違いない。
うちにある未使用カードの中でもプレミアつくのあるんじゃなかろーか？
どーせ使ってないのだからそれを売っ払って飲み代の足しにでもしようかと（最低）オークションでチェックしてみた。

うちに複数あるカードなんかは、よく考えるとたくさんあるからうちにも複数あるワケで、そういうものにプレミアが付くわけ無い。調べたカードは軒並み安値でしかも買い手がついてないものばっか。
そんな美味しい話は落ちてないものなのだ。

で、ふと高額商品を見てみると

ヘルクレスオオカブト　20，000円

Σ(・ω・ノ)ノ

ダッシュで次男のカードを奪って確認してみると　2003年秋バージョン。
同じだ........（￣□￣；）！！

こんなにボロボロになってなきゃ5，000円くらいの値がつくんじゃないか？
大事にとっとけば儲けられたのに。

と、大人の事情で物事を考えてしまった。(笑)

まぁとにかくムシキングに関しては次男坊の方が見る目があるってことやね。

今更ながらオレオレ詐欺の話。

無作為に（あるいは家族情報を仕入れた上で）電話を掛け孫を装い交通事故を起こしたとか緊急性のある理由をつけて金を振り込ませる詐欺であるが、故に銀行のCDあたりは被害者が一番訪れやすい場所のひとつだ。
故に銀行のCD前にはオレオレ詐欺の注意を喚起するポスターが貼られてることが多い。

で、トップ画像である。これは我が県の防犯協会作成のポスター。

「その振込ちょっとまった！」
という警察官の下には人相の悪そうな若者達が純朴なお年寄りに「もしもし」と電話をかけ緊急事態をつげる。
大事な孫の一大事、そりゃなんとかして助けたいと思うのが人情である。
多少の金で孫が助かるなら....
身体の動かないわしらが出来ることといったらこのくらいじゃ...
都会に住む孫、どんな辛い思いをしているだろうか？

そんな祖父祖母の思いを考えると心中察するに余りある。さぞやご心配であろう。

.....って心を痛めて下を見てみると.......Σヽ(゜Д゜; )ノ

ttp://bbs8.aimix-z.com/photovw.cgi?room=HAMA&image=645.jpg&btp=adult_web
（hをつけてコピペしてね）

朗らかじゃん！　じじぃ！
むしろ喜んでるじゃん！

「可愛い孫や子の一大事？うひゃラッキー」
って感じの表情だろ！これ！

「あの穀潰し、このまま死んでくれたらいいのに」
って思ってる感じじゃない？　怖っ！！！！！

実は数年前から貼ってあったポスターなのだが、どうしても気になったので晒しておく。

トリノ五輪、カーリング惜しかったですな。
美女揃いといわれているが、外見的には特に美人というワケではない。けど、あの真剣な表情とアスリートのオーラってやつですか？それが彼女達を超一級のべっぴんさんに見せてるのだろうと思う。
で、実はパーツの美しさよりもそういう雰囲気のほうがとても大事なのだな。

この流れに乗じて、とソルトレイク五輪女子カーリングに挑む選手を扱った半分ノンフィクションの青春スポーツ映画「シムソンズ」が公開された。毎度のことながらメジャー資本のシネコンしかない北陸の片田舎では公開される予定はない。

「スィングガールズ」「ロボコン」「リンダリンダリンダ（未見）」等々、恋愛に主軸を置かないマイナージャンルを扱った青春映画が流行りであるが、「シムソンズ」もその枠を外れることのない青春映画ではなかろうか？と想像する。
北海道が舞台ということで大泉洋も重要な役で出演。
そして4人の美少女加藤ローサ・藤井美菜・高橋真唯・星井七瀬＠なっちゃんの演技に注目したい。
特に藤井美菜ちゃんは俺が一番注目している女優さんである。舞台中心で活躍してるので馴染みは薄いが今後出てくるはずだ。

とまぁ巷に腐るほどある祭りに乗じたアイドル映画であることに違いないのだけど(笑)もうひとつ、主題歌がなんとジュディマリの「blue tears」！！！ポップでキュートなJAMの名曲中の名曲！これをもってくるなんざわかってる！監督！！

ということで藤井美菜とジュディマリだけで期待でもっこりしてしまう俺なのである。

文春に2005年のワースト映画賞（きいちご賞）が掲載された。

アメリカの「ゴールデン・ラズベリー（きいちご）賞」に倣って創設。映画記者・評論家三十人で、いずれも、厳しくも映画をこよなく愛する人物ばかりである。（文春記事より）

倣って創るあたり、他人を批判する資格があるのかよ、という問題とネーミングセンスの無さはとりあえず横に置いといて、受賞作は以下の通りであった。

1：SHINOBI（松竹）
2：TAKESHI’S（松竹＝オフィス北野）
3：宇宙戦争（UIP）
4：戦国自衛隊1549（東宝）
5：オペレッタ狸御殿（ヘラルド＝松竹）
6：春の雪（東宝）
6：アレキサンダー（松竹＝ヘラルド）
6：北の零年（東映）
9：鳶がクルリと（東映）
9：東京タワー（東宝）

松竹....(^_^;)

興行成績が悪い映画、くだらない映画はそれこそ腐る程作られてるがそれを押さえてのベストテンはある意味すごいことである。
堂々の一位に輝いた「SHINOBI」は業界初の映画ファンドとして一般から資金調達して製作されていて、これに投資したトレーダーの怨念が一位に押し上げたのだろうと想像。
内容がクソつまらんことと、原作を葬ったという点はまぁその通りだけどさ。(笑)

6位の「北の零年」はそんなつまらんかったかなぁ？
サユリストのおじいちゃんの為の映画、という範疇を行定勲は上手に作ってるって思うけど。

「宇宙戦争」と「戦国自衛隊」も大作＆リメイクという点で損してるわな。単独の映画として観たらオススメは出来ないまでも、ベストテンに入るくらい腐っちゃいないと思う。
まぁ選者のセンスってのもあるけどね。

あとは観てません。

昨年度の「デビルマン」がツッコミ入れられないくらい強烈につまらなかったので、今年はそんなインパクトがない気がする。
そう考えると、「デビルマン」すげーな。

昨日の日記だが、乳毛3本以上生えてる人！と断ってるにもかかわらずバトンを引き受けてくださる方が多い。麗しい女性も数人いるが、いくら顔が判らないからといって己の身体的特徴を赤裸々に公開しちゃうってのは如何なモノか？
おっちゃん、ちょっと(*´Д`)ハァハァしちゃうじゃないか。

今度のバトンの条件を”お口でご奉仕するのが大好きな人限定”にしたらみんな引っかかってくれるかな？と更にオゲレツなことを考えてみたが、男の子が「ボク、お口でするの大好きなんです！」って来られてたちょっと困るので即行却下した。

まぁそれはそれとして（ゲルタ改 All Rights Reserved.）

以前、モデムの調子が悪いといったが、電話線を整理しファックスなどの他の電気機器をちょっと離してみたらすこぶる良くなった。みなさんのアドバイスのおかげですありがとうございました。

電話といえば最近特に多いのが投資や融資に関する電話である。
俺の会社がカタカナの”ア”から始まるのでかけやすいのだろうと想像するが、多い日には10本近くかかってくる。その度にテキトーな理由をつけて断るのが面倒だ。なんとかならんもんか？(ーー;)

面倒といえば申告の季節である。
最近ではインターネットで申告書を作成できるとかで、ちょっと覗いてみたのだが、これが結構本格的である。相当金かけてんなぁという印象。
でもここの仲間ちゃんの画像、ちょっとブサイクじゃないか？本当はもうちょっとかわいいのに。なんか今は無き「ナミダノイロハキット」のゆきまさ君フラッシュに出てくるような顔だな。って誰も知らんか....(^_^;)

画像といえば加護ちゃん喫煙画像である。最近ネットで流れてますな。
18といえばもう大人であるので身体的にダメージがあろうがなかろうが吸いたきゃ吸えって話だが、一応違法なので、見つかったらこういう制裁があるって判ってないといけない。ちょっと迂闊だった。
小ささが売りなので身長の伸びを駐める為にも吸ってたのだろうか？でもタバコ吸ってあの体型だと止めたら結構キツいものがあるような気がしないでもないでもない。

キツいといえばオリンピック
いまだメダル0。
いや、メダルって1〜3位という意味であって、メダル無しでも世界で4番5番っていうのは凄いことなのよ。大体競技してる本人が一番わかってるはず、「自分は何番目くらい」ってことは。それをプレッシャーをかけることばっかいいやがって、それで穫れなかったらなったで、ニュースをはじめ新聞に毎回載ってる各国取得メダル数は載せませんかそうですか。
”メダル0なら経済損失○○億円！”ってそんならお前らが1億円でも出して強化機関を作れって話だな。冬季五輪だとクラブチーム所属選手なんか半分もいない。こんなんで勝てってほーがおかしい。負けて当たり前なんだよな。

そんな俺が注目している競技はアイスダンスである。
日本からも渡辺心選手と木戸章之選手のペアが出ているが、ウンナンの社交ダンス部にハマった人は必見である。すげーかっちょいい。

近代戦争にそんな造詣が深いわけではない。戦術も概略としなんとなくわかっているが、せいぜい最新戦闘機の画像を楽しむって程度が関の山だったりする。
本国アメリカの海兵隊を志願する若者もきっとその程度の知識であろう。
貧困から逃れる者、経歴にハクをつける者、戦場でしか生きる価値を見いだせない者、自分を変えたいと願う者、そしてなんとなく志願しちゃった者。

そんな様々な若者がアメリカ海軍の切り込み隊長となるべく海兵隊の門を叩く。
そしてワケのわからないうちに中東に連れてこられ、駒としての自分と人としての自分の乖離感と絶望的なまでに大きい砂漠と時間に溺れていく.....

「ジャーヘッド」

主演は「ドニー・ダーコ」のジェイク・ギレンホール。「ブローバック・マウンテン」にも出演する味のある若手だ。随分とたくましいオトコになったもんである。
その他ジェイミー・フォックスやピーター・サースガードも出てるのだが、”ジャーヘッド”だったからはじめのうちわかんなかったよ(^_^;)＞サースガード。
「ニュースの天才」や「フライト・プラン」で観たら結構おっさんのように見えるんだが、ここでのサースガードは若く見える。いったいいくつなんだ？

内容はマクラに書いたように湾岸戦争に出向いた海兵部隊の終戦までを描いている。
ただし戦争映画には欠かせない銃撃シーンは全然出てこない。
本国で黙々と狙撃練習するところや味方の攻撃機に誤爆されるとこ、迫撃砲で狙われるとこ以外は銃声ひとつない。そして、主人公は引き金を引かぬまま終戦を迎える。

「俺の湾岸戦争とはなんだったのか？」
ということを一個人に語らせながらも、実は近代の戦争はこういうものなのだ、ということを如実に物語っている21世紀の戦争ドキュメンタリーの傑作である。

ただし、優れたドキュメンタリーが優れた映画になるワケじゃない。
個々人のエピソードの掘り下げは甘いし、ダラダラと続く前半と余りにも唐突なエンディング、そしてエピローグは観る者を消化不良に陥らせることだろう。
80年代後半のポップスを多用したBGMや砂漠の焦燥感タップリのカメラの出来は良かったので余計にそう思う。
とはいうものの、退屈せずには観れました。

56点

レイトショーで観た。俺の他に3人いたのだが、1組はカップル。
金曜夜にこんな映画をレイトで観るカップルなんてどーゆー間柄なのだろう？と気になってしょーがなかった。

ガンダム好きを控えめに公言しているが、ダイアリーにはそれらしい記述がないことに気付いた。
”小学生の頃流行ってたものを大人になってから懐かしんで嗜む”といった少年のような心を持ってるワケではない。
もう、みんながドン引きするくらい好き。(笑)

リンクをいただいてるゲルタ改さんと魔美さんが訪れるたガンダムバーってのはホント、一度は行ってみたいと思ってるし、LDプレーヤー持ってないクセに劇場版ガンダム123のLD持ってるし、安彦良和の「ジ・オリジン」は発売日に買ってるし、今でもプレステの「GジェネレーションF」で遊んでるし、SEEDは全然面白くないなぁと思いながら毎回観てたし、ルナマリアのフィギュアの値段確認してみたり、勝負事で勝ってるときは「ザクとは違うのだよザクとはぁ！」という台詞が頭に浮かび、負けてるときは「やらせん！やらせはせんぞぉ！」という台詞があたまに浮かぶし....

ってきりがないのでこのあたりにしておく。

そんな俺にモビルスーツを語らせるとどうなるか？
「序章、汎用MSという概念とザクのデザインについて」
から
「第5章、出淵MSとカトキMSの違いと戦争兵器との関連性について」
を経て
「最終章、ボクの好きなガンダム」
まで3時間は語ることが出来るだろう。(笑)

で、一番好きなMSはこれ。
くらってもなんともないところが好き。

最近iTunesで聞いてるのはこれ。
Red Warriors　といっても今の若い子は知らないか。
ダイアモンド☆ユカイになってもかっちよい。
イエモンの吉井くんかスライダースのハリーか豊っちのようなオトコになりたかった。なれる！と思ってた。

そんなセイシュンの甘じょっぱい記憶がドバッと湧いてくるアルバム。
大好きだ。

アルバトロスの映画がくっっっっっだらないのは判っている。
判っているけど、これほど心底くだらないの版権を買うってのは、担当者、頭おかしいんじゃねーの？（褒め言葉）

「尻怪獣　アスラ」

メキシコでウシガエルにアナルをレイプされた主人公、そのうちケツが緑に光り出し、持ち主の元を離れ人を襲い出し、食う度に次第に巨大化するケツ。そして街を破壊しだしたのだ！

必殺技：殺人爆風おなら
好きなこと：人間丸呑み
苦手なこと：パンツをはくこと

というキャッチコピーからみてもバカ丸出しである。
つーかタイトルでわかるか。(^_^;)
ちなみに製作会社は「Pirromount Pictures」。これは制作者がピロさんだから。
なんだそりゃ(笑)

数あるアルバトロス系オバカ映画の中においても特撮のショボさ、ストーリーのいい加減さは追随を許さない珠玉の出来。「モスラ」や「羊たちの沈黙」のパクリ、ビンラディンさんもテロリスト役で出演とともかく全てがサイテーの映画である。
こんなのでもレンタル料金「ミリオンダラー・ベイビー」と同じなんだからなぁ。イーストウッドも泣くっちゅーの。

劇場版「クレヨンしんちゃん」でしんのすけが巨大化してケツだけ星人になって暴れ回るシーンがあった。「3分ポッキリ」だったかな？
あれを実写にしたらこういう感じになるんじゃなかろーか？
あ、面白さはクレしんの1/10だけどな。

とにかく無駄に時間を過ごしたい方は必見だ。

40点