ふとしたきっかけで人生が転がる。
振り返ってみればなにが原因だったのかわからないくらい複雑な因果関係があるように思えるがそのときは、ただピュアでいたかっただけ。
16歳、それは大人の社会が見えてしまうこと、社会は想像以上に欺瞞に溢れていること、そして人を愛することを自覚してしまうこと....

誰しも通過する儀式である思春期の葛藤は、なにかに導かれるように皆を巻き込む悲しい事件を引き起こしてしまう。
なるべくしてなったのか?
そもそも原因はなんなのか?

殺人に理由を求めることが正しくないとしたり顔でいいながらそれでも理由を探しノートをつける。この一見生産性のない行動こそセイシュンってやつなのかもしれない。
あまりにも悲しいけど。

久々に繊細な作品を観た。
監督のマシュー・ライアン・ホーグが、ロスの矯正施設で教員生活を送った時の実体験を基に脚本を執筆し、作品のテーマに共感したケヴィン・スペイシーがプロデュースしたという「16歳の合衆国」は現代の病的社会を如実に語っている。

精神世界や心理学全盛の昨今、常人はなにかと行動に理由をつけたがる。それはあたかも正解のように皆が支持するが、ホントにそうか?社会学という後出しじゃんけんのような戯れ言が学問として成り立つ社会に浸る我々はこの映画を観てなにかしら考えないといけないと思う。一部アメリカがはらんでいる深層的な構造危機の象徴のように語られることが多いこの手の話だが(「ボーリング・フォー・コロンバイン」もそうだよな)、なにもアメリカだけの話じゃない。この日本にも普通にすっぽりと当てはまる事件だし、なにより大人はみんな通過した道なのだから。

この大きな問題をあえてフィクションとして構成し、エピローグに欺瞞的な答えを持ってこないのが良い。
「答えは自分で見つけてね」ってことだろう。

俺はリーランドの静かな死に顔に涅槃経を感じた。
諸行無常
是生滅法
生滅滅已
寂滅為楽.....

70点
今さらながら「隠し剣鬼の爪」を観る。

「たそがれ清兵衛」の藤沢周平作品&メガホン山田洋次という組み合わせだったが、「たそがれ.....」のほうがよかったと思う。最後が冗長、永瀬正敏も悪くはないが真田と比べるとどーしても見劣りしてしまう。
それと人情話なんだから尺がのびても高島礼子や小澤征悦の心情をきちんと描いて欲しかった。あれじゃステロタイプのテレビドラマキャラになっちまう。

画の作り方はさすがに映画をしってる山田洋次だけあって文句なしの出来。最後の隠し剣のシーンもスマートな演出のおかげで「必殺仕事人」にならずに済んだ。

ただ、山田洋次はこれを人情モノじゃなくハードボイルドとして作っているとしたら(それを匂わせるシーンはいくつかある)ちょっと空回りだったと思う。

そして一番始末が悪いのは「隠し剣 鬼の爪」=ハードボイルドとして観てみると、俺が感じる違和感が消えることと、そう考えるとこの映画は大失敗だったという結論に行き着くことである....
山田洋次.......(^_^;)

まぁとりあえず面白かったから60点
小学校のとき、ボーイスカウト(小学生は”カブ”だが)で鼓笛隊を編成していた。
不器用な俺はもちろん大太鼓とか指揮とかできず、その他大勢の小太鼓だった。でもその小太鼓すら上手に叩けなかった。タタタ・タッタカ・タッタカ・タタタの”タッタカ”の部分が崩れるのだ。
ゴム版を太鼓替わりに毎日練習した。でも全然だめだった。悔しくて泣いて全部放りなげて、しばらくしてまたちょっと練習する、でもうまくいかない。そんなのの繰り返し。
たまに上手に叩けると嬉しくなっちゃって浮かれるんだけど次に叩いたらまたダメでひねくれる。結局本番ではテキトーに誤魔化して切り抜けた。
同じく小学校のとき担任が俳句に凝ってる先生で、生徒全員に詠ませて品評会なんぞをひらいてた。国語も全然ダメだった俺はここでも注目されることはなかったが、まぐれで全国大会の佳作に入賞し、それから大人になるまで暇をみつけては詠んでいた。でもまぐれはまぐれなんで全然パッとしない。
その後は陶芸なんぞをはじめたが、土の手触りが官能的というよこしまな理由のみで続けた。大人がやる趣味の中では比較的安価で続けられるというのもあったし。不器用な俺はもちろんそこでも大したことはないのだが、焼き物は偶然の美術というように、なんのいたずらかたまたま出来の良いのができてそれが嬉しかったから今でも続けてる。
一昨年には釜まで買っちゃった。

自分が認められないのは悔しいものだ。必要とされないのはとても辛いだろう。
俺は逃げて逃げてとりあえず今面白く感じるものに至ってはいるが、陶芸からもいつそっぽ向かれるかわからない。そのときはまた逃げるのだと思う。
でも小太鼓にしても俳句にしてもまたやりたいなと思ったら出戻るだろう。
だってやってみたいんだもん。

俺は音楽はよくわからんのだがジャズはソウルじゃないのか?そのソロパートを削られるってのは自分の魂を否定されてることじゃないのか?
そんなただきれいなだけのジャズもどきが誰の心を揺さぶることができるだろう?
下手でクビにされるバンドなんざこっちから止めっちまえ。
音楽に商業的なヒエラルキーあっても魂に階級はないはずである。

疲れてるときはトランペットを置くのも良い。他の世界を見るのも勉強だ。でもきっと貴方の音楽を待ってる人がいる。自分自身という名の観客が。
そのアンコールがあったときはまた吹いてもらいたいと思う。

ま、トランペットかどうかわかんないんだけどさ。(笑)
"RIFF"というのをご存じだろうか?
2003年より東京国際映画祭の関連イベントとして開催されたローカル映画の祭典の流れをくむイベントのことであるのだが、俺の住む街でもやってきた。

映画を通じた地域振興は実は珍しいものではない。
古くは「ゼロの焦点」の舞台となった福井県東尋坊が映画のヒットと共に観光客が増え一大観光地になったのをはじめ、大林宣彦監督の尾道三部作で尾道の魅力が再発見されたことや、最近では「セカチュー」のロケ地となった香川県や韓国「冬ソナ」ロケ地を巡るツアーも数多く企画されている。
俺の住むところでも観光協会が中心となり”フィルムコミッション”なる組織を立ち上げ誘致に懸命だ。そのおかげで「8月のクリスマス」「透光の樹」「DRIVE」の劇場公開作品は俺の家のすぐ近所で撮影された。「DRIVE」に至っては主要キャストのみなさんが俺の良く行く飲み屋に来てて一緒に酒を飲む機会にも恵まれた。感動。
テレビドラマでも先ほど放送された「白線流し 夢見る頃を過ぎても」の一部ロケに使われた。

そんな中、はじめて開催される"RIFF"、映画を通じて地元の魅力を全国に発信!という主旨のため、ファンタ系の尖った作品は望むべくもないし、シークレット上映やメジャー監督・キャストの来県もないのだけど、タダで映画が大画面で観られるというのはやっぱステキ。

上映作品は「ナビィの恋」「ヒナゴン」「バーバー吉野」そして「逢いたい」である。それぞれ地元映画としてそれなりに売れた(笑)作品。実は「逢いたい」以外は未見なので是非観にいきたいと思う。整理券あたればいいなぁ....
北海道のド田舎にあるローソン。そのオーナーの北島は店の切り盛りを妻に任せて悠々自適な生活を過ごしていた。そんな折り、妻が交通事故にあってしまってさあ大変。急きょ深夜枠の勤務をやる羽目になる。それと同時に一人娘とも向かい合わなければならなくなった。味のあるバイトくんや配送係、常連客に囲まれながら四苦八苦する北島....季節は雪虫がまう頃、人々の思惑と運命がローソンで交差する......

「水曜どうでしょう」でブレイクした道産子人気スター鈴井貴之の監督作品第3弾。
「チルソクの夏」と同じ”おらが街”映画であるので青森以南の人が観るのと北海道の人が観るのとでは感想が違うと思われる。「北の国から」とは別のアプローチの北海道映画ということになるが、ドラマチックじゃない分、ちょっと分が悪い。
色眼鏡を外して観れば、テレビドラマ的演出が稚拙であり粗も目立つ。タイトルの「銀のエンゼル」をみて想像したとおりのエピソードが出てきたときは、なんつーベタなのか?とちょっと気恥ずかしくもなった(^_^;)。まぁハートウォーミングの皮を被った二流の映画と言い切ってもかまわないと思う。

.....思うけど、絶対的な北海道の雄大さと、地方都市独自の都会的な薄ら寒さの下にある土着のしつこさが同じ地方都市在住の俺にとって妙に心地よかったのも事実。
主演の小日向文世はもちろんのこと、村上ショージ、嶋田久作、西島秀俊らが楽しく演技してるのもわかるし、ミスター鈴井の盟友大泉洋をはじめとした道産子アクターも端々で光る演技をしている。これは鈴井貴之の人脈とキャラクターなんだろうな。

北海道民は必見。
鈴井貴之、韓国で映画の勉強をしたそうなので、第四弾はもちっと一般ウケする作品を期待。

58点
ベン・スティラーとその妻クリスティン・テイラー共演のお馬鹿映画「ドッジボール」。

ホワイト率いる巨大ジムの横にある弱小ジムの経営者ピーターは5万ドルの負債にクビがまわらない状態だった。いよいよ弁護士が現れジムはホワイトに買収されることになる。これを回避するには5万ドルの債務返済しかないがそんな金があるワケない。そんなとき会員のひとりが雑誌を広げて叫んだ。「全米ドッジボール大会にでよう!」

ピンチに陥ったダメダメな連中が一致団結してコトの解決にあたる。そしてそれを邪魔しようとする悪者。ほんのりとしたロマンスと笑い。
というお気楽映画にありがちな要素をつめこんだスポーツコメディ。格別大笑いしたわけではないけど、つまんなかったワケでもない。まぁフツーに楽しめる作品ではある。

うちの子供たちは決勝戦のシーンで固唾を呑んでみてたが、小学生にはふさわしくないエロも満載だからそれはちょっと注意せんといかんだろう。

ベンとクリスティン夫婦のシモネタシーンでクリスティンが苦虫をつぶしたような顔してるとことチャック・ノリスが出てくるシーンは声出して笑ってしまった。
ホワイトじゃないが (´д`)エー だよなぁ(笑)
あと、ランス・アームストロングにあんなこと言わせるのもおかしかった。
「わかるけどナニもこんな映画に出て言わなくたって...」て感じ。(^_^;)

ともかく横になって酒でも飲みながら頭空っぽにして観ていただきたい。

60点
バトンというもの2
ミカエルさんからTBつきのバトンを頂いた。
ブックマークに気付かずすんませんm(__)m

さて、早速。(・_・D なになに?携帯バトンとな。
ケータイといえば今年の夏にエロ画像やら大事なメールやらたくさん
つまった携帯を落としてしまい失意のずんどこだったのを思い出した。
......母さん、僕のあの携帯、どうしたでせうね?

Q1.ケイタイの機種
JフォンのSH53。
Jフォンブランドとしては最後の機種。無くしたやつがSH52だったので
使い勝手はまぁまぁ。オークションで買った。

Q2.色は


Q3・ストラップ付けてますか?
付けてないです。
パチもんグッチのストラップは恥ずかしいしなぁ。

Q4.本日の着信回数
0回。
   
Q5.本日の発信回数
0回

Q6.電話派?メール派?
基本は電話だなぁ。
メールは主にPCです。

Q7.待ちうけ何ですか?
アーシア・アルジェントちゃん。
画像参照。

Q8.着信音は何ですか?
デフォルトのベル音

Q9.メール着信音は何ですか?
デフォルトのメール着信音

このあたりに凝るのは40手前のおっさんには恥ずかしいものがある。

Q10.ケイタイに入ってる着メロ、着うたは?
スターウォーズのテーマ。
TSUTAYAのスピードくじであたったやつ。

以上。
お祭りの手伝い(24時間)も済みさっきまで爆睡。
両足を失い、車いすを探す夢を見てうなされながら起きる。(笑)

さて、リンクしていただいてるふたつ星さんが半強制的にバトンを寄越すのでとりあえず従ってみる。どMの俺だから命令には逆らえん。

●小・中・高で一番思い出深い時期は?
高校二年生のとき。
生徒会やら部活やら役職をこなし女の子にもモテモテだった。人生三回あるといわれるモテ時期の記念すべき一回目。

●一番世話になった先生はいつ?
小学校六年生のときの担任。
殴られたりもしたが一番好きだった。俺に俳句を教えてくれた恩人。今でも年賀状のやりとりはある。

●得意科目
理科、主に化学。英語偏差値は38だったが化学は70オーバー。
科目が化学だけなら東大理一くらい楽勝だったのに。(笑)

●苦手科目
英語。言語を机で学習することの無意味さと、コミュニケーションは気合いであるということがアメリカにいってわかった。教養課程の英1を大学4年間前後期、都合8回受けてお情けで単位をもらったことは内緒だ。(笑)

●思い出に残っている学校行事3つ
 高校生のとき部活で花火を作ったが作成途中で暴発、原因はナトリウムの安易な取り扱いだったが、警報がなり消防車が来たりしてすごかった。今やったら新聞沙汰だろうなぁ。
 野球部のみなさんが春の選抜で甲子園に出場、ベスト4まで進んでくれた。校歌を歌って泣いたのはそれが最初で最後。
 小学生のときクラスのみんなと体育館でお泊まりをしたこと。

●クラスでのキャラは?
今年開催された同窓会では「かわらないなぁ」と言われたのでたぶんこんなキャラだったんだと思う。

●学生時代の呼び名は?
本名を短縮したあだな。たとえば木村拓哉=キムタク、みたいなそんな感じ。

●好きな給食メニュー
だんごスープとわかめごはん。

以上です。
よろしいでしょうか?(笑)
泣いた。

久々に文章を読んで泣いた。

敬愛する人生の師匠であり、平成の吟遊詩人リリー・フランキーの長編小説「東京タワー」。
マーくん(リリー)の九州での幼少時代、フーテンのようなオトンと働き者のオカン。そして味のある友人たち。故郷とは?家族とは?親子とは?そして夫婦とは?
リリー自身の自叙伝ともいうべきこの作品は「母親」に対する優しさと煩わしさがストレートに表現された男の子の物語である。

彼の容姿言動からは想像できない熱い思いがそこには綴られている。
彼は母親の為にこの自叙伝を書き上げたのだと思う。病床のオカンの傍らにある何冊もの書籍、でも自分の本はない。しがないコラムニストでイラストレーターの自分はその母親が死んだ日にも仕事をこなさないといけない。その悔しさと苛立ちがほとばしる気持ちとなって紙面に叩き付けられているのだ。ボクのオカンはこんなに幸せ者で素晴らしい女だったんだ、と。オカン、こんな本を書いたから見てくれよ、と。
後半は泣きながら一気読み。そして読了後清々しさにも似た気持ちを分けてもらった。

エロでつっけんどんで軽いリリーの文章がなんでこんなに琴線に触れるのだろう?
そう思ってるそこのあなた。買え。そして読め。答えはここにある。

俺もオカンの料理が食いたくなった。
おっぱい星人を名乗るヤツぁ星の数ほどいる。
で、そんなやつに限って
「乳輪でかいのはちょっと.....」
とか
「乳が大きくてもくびれがないのはダメ」
とか
「巨乳じゃないと乳じゃない」
とかのたまうが、ちょっとまて。

たとえば酒好きがだぞ?
「ビールはちょっと....」
とか
「シングルモルトじゃないのはダメ」
とか
「大吟醸じゃないと酒じゃない」
とか言うか???

たとえば映画好きがだぞ?
「スピルバーグはちょっと...」
とか
「アカデミー作品じゃないとダメ」
とか
「小津映画じゃないと映画じゃない」
とか言うか??????

お前らの言ってることはそういうことなんだよ。
おっぱい星人は乳輪のでかいのも、ウエストがくびれてなくても、貧乳でも、乳を愛する心意気、イデオロギーなんだ。

ファッションで思想を語るな!
乳は乳である限り全て美しい。そして高尚である。VIVA! 乳!

なんで俺がこんなに熱く乳を語るか
 
 
 
 
 

 
 
  
 
 
すんげぇ飲んでるからです。
9時前にできあがり。(-ノ-)/Ωチーン
できあがり寿。

それでは今から「トップをねらえ!」を観ながら更に飲みます。
明日朗唱の会24時間勤務なんだけど大丈夫かなぁ?(笑)
最近映画のレビューが少ないのは決算でてんやわんやだったのと、それでも飲みに行くのを止めなかったのと、ミクシィにちょこっとハマってたのと、堤幸彦関連のDVDを借りまくってそれを消化してるから。

「富豪刑事」も面白いけどやっぱ「トリック」の方が好きだなぁ、あのユルさと都合良さが一緒くたになった世界観がたまらん。
つーことで「トリック -トロワジェムパルティ-」を全巻借りる。
素直に「トリック3」としておけば良いのに、今まで気付かなかったじゃないか。
ついでに「ドッヂボール」と「銀のエンゼル」を借りたがまだ観てない。

マジレッド役の橋本淳さんから手紙が届く。
今夏、地元の祭にダメ元で協力をお願いしたら快くお引き受けくださり、そのお礼の手紙の返事のようだ。良いヤツだなぁ。

シェーバーが壊れる。
ブラウンから日立のロータリーにしたがすぐ壊れる。修理に出すのももう嫌なんで新しいのにしようと思うがなにが良いのか?剃り味の良い手入れの簡単なやつないものか?

今日から「万葉集全二十巻朗唱の会」がある。3日間昼夜をかけて、のべ2000人が全巻をリレー朗唱するというクレイジーな祭だが、七五調で詠う人もいればロック調で詠う人もいてそれなりに楽しい。特に夜中や明け方にいくとまったりした風情があってステキなのだ。
鑑賞はもちろんタダだし、夜中になると詠い手さんがいなくなるので飛び入りで参加することも出来る。短歌が好きな人、目立ちたい人は是非。
1時過ぎまで会議してそのあと4時まで飲むってのは、仕事を持つ責任ある男としてどうなのよ?

頭痛い (´。`;)
最近ダイアリーに追加されたアンケート機能の結果を見ておどろいた。
Macユーザーが7%近くもいるではないか。
市場のシェアはわからんが、7%というのは決して少ない数字ではないように思う。ほとんどのオンラインゲームや有名アプリケーションが使えなくても、ウインドウズに合わせたレイアウトのせいでちゃんと表示されないブラウザであっても(ダイアリーもそうだよな(笑))、周辺機器が揃わなくても、まだMacにこだわるのは変人としか言いようがない。

ま、俺もそうだが。

LC630からPB150、PB5300、PM7300、PF5280、PM9600と続いて今はMacMINIがメイン機種。こんなコンシューマ向けの低価格機でも充分な性能がある。

思えば、アウトでローなモノに目が奪われるようである。

携帯はドコモじゃなくぼだほん
車は国産ワゴンじゃなくミゼット
東宝よりアルバトロスを愛し
はじめてかったパソコンは6001じゃなくてMZ-80Bで
藤子不二雄といえばブラック商会変奇郎
ディズニーランドで並ぶくらいなら豊島園を選び
生命保険には入らず
ホワイトバンドをするくらいなら輪ゴムをはめて
仕事とセックスは家庭に持ち込まない。

........なんかすでにアウトローでもなんでもないような気がしてきた。
嫌なオヤジ街道まっしぐらって感じ。(ーー;)
先日ベジタリアンの人とお話する機会があった。
なにゆえ菜食主義なのか?健康のためか?単なる偏食家か?

なにげに聞いてみるとそれは思想だという。

「肉食文化は近々に崩壊する。システムのグローバル化をもってして矛盾が明らかになってきたからだ。菜食主義はそれに警鐘をならす運動なのだ」と。

確かにファーストフードの国際化や食文化の変化で肥満が増えている。低コストでカロリーの高い食品が途上国をも席巻し、今や途上国の方が肥満が多いという事態に陥っているのだ。肥満はあらゆる病気の原因になり、それがひいては労働力の低下や医療費の負担増というかたちで国力を低下させる。
また高度化された流通や加工技術は新しいウィルスや病原体の世界同時多発感染という危険性を生む。

「”知ること”それが大事なんだよ。そして考えて行動することだ」

へ〜〜〜と思って聞いてたが、俺は肉が好きだし、野菜にしたって遺伝子組み換えやら胡散臭い話のてんこ盛りじゃないか。

「いや、有機栽培を中心に生産者の顔が見える野菜を採るようにするんだ」

そうは言うけど経済的な理由でできない家庭はたくさんあるだろう。所詮は金持ちの発想じゃん。とちょこっと鼻白む。

タバコの次は肥満がやり玉にあげられるのかなぁ....

スパイシーモスバーガーを食ったあと一服しながら、そんなことを考えた。
うまいな、どっちも。(笑)
「濡れた赫い糸」

とあるクラブで出会った色町“忍山”の娼婦一美(高岡)に、一目で心を奪われた茂(北村)。運命的な出会いに思えた関係だったが、彼女は夫が刑務所から出所すると、茂を捨てて夫の元へ去ってしまう。失意にうちひしがれた茂は忍山を離れ、、大阪でホストになる。1年後、恵利というストーカー娘に追い回された茂はホストの仕事をクビになる。しかたなく恵利を連れ、再び“忍山”に足を踏み入れるのだった。

題名やあらすじからも想像できるように、古き良きピンク映画の世界観を用いて北村一輝と高岡早紀の魅力を十二分に表現しようとした映画である。
その志は良し。岡田真Pの狙ってるところは間違ってないし、監督望月六郎も昨今のアウトロー路線に加え往年のエロさをプラスして昭和の雰囲気を残した魅力的な画面作りをしていると思う。
キャストだって北村一輝、高岡早紀の他にも、ポスト酒井若菜の呼び声も高い脱アイドルアクトレス吉井怜、ピンク出身の性格俳優奥田瑛二(復活乞う)、ピンク映画にこの人あり佐倉萌というそうそうたる布陣で望んでる。

あーそれなのにそれなのに。
とにかく緩い。
いやね、確かにロマンポルノのスピードといやぁこんなもんかもしれんぞ?でも100分使って成人指定外れてるんだからもうちょっとなんとかして欲しかった。
キャストが良い演技してたから余計にもったいないと思った。
題材が題材なだけに、メジャー興業は難しいだろうからこういうニッチを狙うのはわかる。でもニッチだからこそ作れる映画があると思う。再編集してもうちょっとマシな映画にしてくれ。そうしたらきっとみんなに薦められる100倍素晴らしい映画になると思う。

世界観キャスト80点、シナリオ演出20点の映画。ほんと、惜しい。
とはいうものの、「東京タワー」や「失楽園」が子供だましだってことがわかるエロ映画です。エロ好きにはオススメ。

*****追加*****
※ゲルタ改さま
いっつも楽しませてもらってますが、今日のゲルタ改さんの日記は特にグッときました。いきなり俺的10月度ベストダイアリーですわ。ステキ。
決算が先月末ということをすっかり忘れてだた。データの処理が溜まってます。
。・゜・(ノД`)・゜・。ウエエェェ

(=_=)つーことで仕事中......
明日には帰りたい。
高村薫といえば、戦後日本の歪んだ社会情勢に深く根ざした警察ドラマが得意の社会派ミステリー作家の雄である。
「マークスの山」は連合赤軍の事件をモチーフに、渦中にある青年の内的葛藤を上手に織り交ぜることで合田刑事と警察組織の軋轢を説得力をもって描くことができた無骨なドラマであるし、今回の「レディ・ジョーカー」も本質は合田刑事を中心とした警察ドラマの体をとりながらも、グリコ森永事件のエッセンスを加えることで部落差別問題と日本の構造矛盾を批判した大長編だ。

このクラスの小説になると、映画化はまず無理と思っていい。
なにしろ登場人物の作り込みとテーマとその背景が過剰に絡み合うもんだから、長編のくせに削れる部分が極端に少ないからだ。
1000ページの小説には1000ページなりの理由がある。エピソードだけをおいかけてあらすじを100ページにまとめたところで原作の醍醐味は味わえないばかりか、映画として破綻するのは必至なのだ。となると原作はあくまで原作として、プロデューサーが思う”高村作品”を作り上げなければならない。それを忘れていると痛い目にあうことになるだろう。

事実、「マークスの山」では原作を追っかけるだけのただの中途半端な警察モノを作ってしまい、重々しいカタルシスの一片も味わうことができない駄作となった。
そしてその呪縛はこの「レディ・ジョーカー」にも乗り移ってしまっている。

(原作の読了と問わず)皆が思うのは、「で、だからなに?」だろう。(^_^;)
合田刑事の立ち位置は失ってないものの、その他の登場人物の扱いがひどすぎる。渡哲也をはじめとして吉川晃司、國村隼、大杉漣、岸部一徳、長塚京三、吹越満という日本を代表するバイプレイヤーがそれぞれに素晴らしい演技をしてくれたおかげで画面としては緊張感のある形をしていたが、シナリオがクソすぎるせいで頭に疑問符がつきっぱなし。
小説のプロモーションドラマじゃないんだからせめて渡哲也をはじめとした犯人グループの繋がりと動機、20億円の行方くらいは描いて欲しかった。じゃないと映画じゃねぇだろ。

これが3時間作品だったらまだ見られる作品になってたかも。
俳優陣が頑張っていただけに返す返すも惜しいと思う。

38点
久々に胸がスカッとするフラッシュを見た。

http://yogatori.com/movies/guitarist/nezumi.htm

この世から無くなればいいのになぁ(  ̄- ̄) (笑)
久々にアクセス解析を見た。
相変わらず笑ってしまう単語でやってきてる人がいる。

一番多いのは ”1 2 歳 の 裸”(またこれで検索されるの嫌だから細工しました)。もういいかげんにせぃ。(ーー;)
18歳の裸なら俺も頷くよ?これが16歳なら.....うーん....`s(-’-;)
って悩むんかい。
とにかくロリはダメです。性嗜好の限界を超えてます。ホモもSMも妊婦好きも相手の合意があってこそのこと。ロリにはそれがないからな。

続いて多いのは”陰 茎 画 像”、これ、女子が検索かけてるのか?ヤローは見ないだろ、フツー。うら若き乙女で陰茎が見たい人は俺にメールくれりゃビッグマグナム黒岩先生並みの画像をプレゼントするのに。(一部嘘)

”カーマスートラ”での検索も多い。カーマスートラの解説をググればこの日記が一番最初に来るもんな。内容はテキトーだが、とりあえず日本で一番のカーマスートラサイトってことだ。すげぇ、俺。

映画関係、俳優さん関係での検索も多い。アレクサンドラ・チュンでの検索をかけてくる人も多い。(・_・")/\(・_・")同士よ、あのエロい顔をオカズに励もうではないか?ってナニをだ?

鳥肌実もけっこう多いなぁ。
一度独演会を生で聞いてみたいもんだ。
仲良くしてる子のお父様が市議選に立候補するとのこと。
「へぇ、じゃー議員の娘さんだね。いよっ!にわかセレブ!」
とちゃかしてたら、議員の娘って言われるのが嫌らしい。じゃなんて言えばいいのさ?

「んーーーーー.......”ギー娘。”?」

ツボりました。

......ぎーむす......

< 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 >

 

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