「丑三つの村」、1983年製。
実際に起きた津山三十人殺し事件を元にした映画である。
津山三十人殺しはこちら↓参照
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/tuyama.htm

事件をモデルにしたという点では「八つ墓村」と同じだが、冗長な
展開とへっぽこな音楽のおかげで出来が雲泥の差なのが面白い。
当時は殺害シーンの残虐さから和製スプラッタの異名をとったらしいが
その時代のテレビドラマ(太陽にほえろとか座頭市とか)に比べても
血の量もたいしたこと無いし殺害シーンもいい加減だしなんでそんな
評価になったのかわからん。
きっと”スプラッタ”という言葉が使いたかったのだろう。バケラッタ。

というものの、こういう事件をストレートに映画にするなんて今は
もう無理だし(女子高生コンクリ詰め殺人の映画も話題になったしな)
70〜80年代の古き良き邦画を楽しみたい方はそれなりに楽しく
観ることができるだろう。田中美佐子の乳も拝めるしな。

主演は古尾谷雅人、秀才がちょっとした挫折で狂気のダークサイドへ
落ちていく様とその落とし前の付け方が、古尾谷雅人自身の人生の
落とし前の付け方にかぶってしまうのがちと感慨深い。

44点
本田美奈子とワタクシというテーマで書こうと思ったがこっぴぃさんが強制的にバトンを(・∀・)б)゜д゜)グリグリするのでやります、やらせてください。

あ■ 明日
い■ いっぱい
う■ ウンコ (笑)
え■ Σ(´Д`;)
お■ 俺
か■ 『』
き■ 今日
く■ 桑
け■ けどね
こ■ コンチ
さ■ 歳
し■ 終了
す■ スープラ
せ■ セブンイレブン
そ■ 送料
た■ 田口
ち■ 乳
つ■ つもり
て■ 手前
と■ 時
な■ 内緒
に■ 日曜日
ぬ■ 脱いだら
ね■ 寝た
の■ 飲んで
は■ ハンドル
ひ■ 人
ふ■ ファミマ
へ■ 返信
ほ■ 本田
ま■ マジマジ
み■ 見つかった
む■ ムハー
め■ メール
も■ 勿体ない
や■ やり方
ゆ■ 結ってた
よ■ 弱み
ら■ 落語
り■ リーマン
る■ ルーム
れ■ 連絡
ろ■ ローソン
わ■ 割り
を■ ヲ
ん■ んじゃ

こんな感じ。
特別たいしたことねぇなぁ....(ーー;)
アップするのやめようかと思ったが、せっかく書いたのであげようっと。
中国産のキムチに寄生虫の卵が発見されて韓国では中国産キムチの輸入が制限された問題で、韓国産にも卵が見つかり中国も韓国産キムチの輸入を制限する措置をとったらしい。

この漫画みたいな展開に笑ってばかりもいられない。

大のキムチッ子の俺にとってこれは死活問題だ。
国産のキムチ紛いの漬け物に閉口している俺は多少高くても韓国産のキムチを買うようにしていた。それがここ最近値段が急激に下がってきてたのだ。ひと瓶5〜600円してたものが場合によっては300円を切るくらいになってた。
ここにきてようやく競争原理が働いてきたか。と喜んでたがそーか、こういう事情だったのね.....(ーー;)

韓国はキムチの高級化に活路を見出とキムチエキスポ2005で表明、俺も安全なキムチが食えるなら賛成である。

あと日本の漬け物業界に提案、唐辛子だけ輸入して国産の本格的なキムチを作ることを勧めたい。やってるところはあるだろうが、まだまだ全国的に流通するには至ってない。国産で旨いキムチとなれば絶対消費者はついてくると思う。

ね、おねがーーーい。
昨今のパチンコ事情を朝鮮問題やその他ギャンブルを絡めて書こうかとエディタを開いて打ち込んだら”パチンコ”を間違って”おあちんこ”と打ち込んでしまい一気にやる気が失せたので今日はこのあたりで勘弁してやる。




なんだよ....おあちんこって...(´д`)

chicken or beef or chinko ?

みたいなもんか?
家族とはなんぞや?
好きになった者同士が同じ人生を歩むという事はともすれば普遍的と考えがちだが、実は近代日本にある一過性の風習であるということに気付く。
と同時にその風習はとてもステキなものだと感じることができるのである。

「ナビィの恋」

沖縄にある小さな島、粟国島。そこに都会につかれた娘が帰ってきた。船にはひとり旅の青年と老紳士が乗船していたがその老紳士こそ、かつて娘の祖母のナビィが最も愛した男であったのだ......

沖縄人がおおらかで屈託がないのは彼の戦争で多くの犠牲者を出したという事実とおそらく無関係ではない。
多くの人が死に、畑が焼かれ、終戦後島ごと捕虜になった島人は泣きはらしたあとに立ち上がり笑いはじめた。それは諦めにも似た切なさを含めつつも心の底から楽しんでるように感じる。この多くの日本人にはないメンタリティが恐ろしく魅力的で悪魔的な吸引力があることに愕然としてしまうのである。

映画の登場人物はみんなお気楽である。
60年も経って迎えにくるサンラーもそれに乗っかるナビィもそれでも海を見つめる恵達もそして島にいる住民も全員が全員お気楽すぎる。はじめは映画独特のステレオタイプ演出か?と違和感があったが、違った。こういう考え方なのだ。
個々人に捉まえるパーソナルな部分だけでなく島人として捉えるパブリックな恋愛。それが同居する収まりの良さや、恵達が使う英語もどきに見て取ることができる。

ってナニ言ってるかわかりませんか?
映画のラストの宴会シーン、こんなに楽しそうなシーンなのに、実際楽しいのに何故か頬を伝う涙。この涙の訳を一生懸命探してるところなのよ。(笑)

すんげぇ良かった。
それだけは言えます。

90点
エンタの神様というもの
レイザーラモンHG、オリエンタルラジオ、安田大サーカスまでは許す。
クソつまらなくてもちびっこに人気だしな。

井上マー、キャンキャン、ななめ45°もまぁ良しとしよう。
エンタのぬるま湯だけじゃなくオンエアバトルでちゃんともまれてるから。

どーしてもゆるせんのは
魔邪、赤いプルトニウム、くわばたおはら、だいだひかるらの女芸人。全然面白くないばかりか痛い。やるなら森三中くらいの芸を身につけてからテレビ出なさい。

あと、小梅太夫。おっさんの宴会芸を全国ネットでやってのけるとは天晴れ。実力があるのに売れない若手芸人達の怨念に呪い殺されればいいのに。

しっかし程度低いよなぁ.....
お笑いに厳しいと言われる大阪の人もエンタ見て納得してるのだろうか?
ちょっと聞いてみたい。

画像は俺の大好きだった幻のコンビ フォークダンスDE成子坂。
コンビ解散後お笑いを離れていったが裏方で頑張ってる模様、復活はないのかなぁ...
来年のカープというもの
次年度元選手だったブラウンが監督になった広島カープであるが、バレンタイン・ロッテの練習を知ってか知らずか大リーグ流の練習方法を取り入れるらしい。
無駄な投げ込みや走り込みを禁止し、充分に休養をとりながらのキャンプをするそうだ。

しかし、毎年もの凄い練習を積むことでけが人続出させ、ペナントレース終了まで体力を続かなくさせることで成績を落とし、年俸の高沸を抑えてたフロントからしてみたら困ったことになるだろう。

この練習方法を取り入れるとなるとリーグ・日本シリーズ制覇はもちろん、ベストナインはじめあらゆるタイトルがすべてカープ選手で埋まることになりはしないだろうか?

それが心配な2005年11月......(・∀・)

画像は民夫坊や。(≧∀≦)/イイ!!

あ、キリ番近いっすね。123456とったひとなんかあげます
オカマに涙というもの
俺の琴線にふれまくる映画をつくる憎いあんちくしょう犬童一心の最新作「メゾン・ド・ヒミコ」を観る。

平凡なOL沙織は貧乏のどん底にいた。ある雨の日、彼女のもとに若くて美しい男が訪ねてくる。名前は岸本春彦。彼は沙織が幼い頃に沙織と母親を捨てて出て行った父の恋人だった....

という公式サイトのまくらは我々の下世話な好奇心を見透かされてる気がしないでもない。事実、沙織=柴崎コウ、春彦=オダギリジョーというキャスティングもターゲットがあからさま過ぎてちょっと恥ずかしくなるほどである。
しかし、さすが犬童一心。この題材をリアルかつファンタジック料理し、普遍的な愛の形を見せつけることに成功している。

この映画、本物のゲイの方々にはすこぶる評判が悪いそうな。
「ジョゼと虎と魚たち」でも一部障害者の方々からクレームがあったそうだが、マイノリティが他と違うことを身をもって体感してる連中が今さら映画の描写ひとつでやいのやいの言うのはなんでかなー?っていつも思う。「これは嘘だ!こんなヤツはいない!」とおとぎ話に対して声高々に叫ぶことでアイデンティティーを確立したいのか。テリトリーを侵されることへの反抗心か?
ともかくヒステリックに喚くことこそ内なるみっともなさをさらけ出すことになるので注意が必要である。まぁ俺にも同じように言えることだけど。

さて、この映画、老いと性をテーマとして語られてるが(だからこそゲイの人たちがかみつくのだろうけど)裏テーマは”相容れないモノへの愛”である。ゲイのじじぃ達はキショい。その娘もそれを愛するという若い男も、醜悪なくらいキショい。
でも映画を観てるうちに内面の美しさというか愛らしさが溢れてきてもう釘付けになる。そして涙を流してしまうのだ。

そしてエンディング。
犬童一心「ジョゼ...」の珠玉なエンディングの更に上をいくすんばらしいラストを用意しやがった。そうなのだ、彼の作品は”日常”を強く意識させる。映画は終わりだけどキャラクターにはまた明日がある、そんな余韻を残すエピローグであった。
幸せってやつはプラマイでちょいプラスのこと、という当たり前のことを気付かせてくれる良作でありました。

柴崎コウって上手いのね。ちょっとびっくりした。

88点
いかんなぁ....”泣き”映画ばっかり観てるから涙腺ゆるい気がする...
バートンらしいアニメというもの
もう「チャーリーとチョコレート工場」で感動した時点でヤラれてたのかもしれん。
今さらこんな”いかにも”なバートン作品に涙するとは思わなかった。

「コープス・ブライド」
貧乏貴族の娘ビクトリアと成金缶詰屋の息子ビクターはそれぞれの両親の思惑により結婚式をあげることになる。でも小心者のビクターは結婚式のリハーサルで大失態。
落ち込むビクターは森の中で練習をする。誓いの言葉を発し、小枝に指輪をかけたときその小枝がビクターの腕を掴むではないか!なんとその小枝は花婿の訪れを待ち続けていた死者の花嫁だったのだ.....

「シザー・ハンズ」と同じく古くからある寓話をもとにしたようなおとぎ話を「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」的手法でミュージカル化したグロカワイイ作品。
「ナイトメア」より洗練されたキャラクターがちょっとCGくさくなってしまったのがちょっと残念だがさすが偏愛の帝王、キャラクターの造形は見事である。特にあの骨の犬の造形がサイバラさんの書く犬(こんなやつhttp://love-chara.cool.ne.jp/saibara.html)にクリソツなのはわらった。

「ビッグ・フィッシュ」からこっち、新しいバートンワールドに感涙した人はこの作品を素直に受け入れられるかどうか疑問だが、”グロを一級品のファンタジーに仕立てる技術”....元来バートンがもっとも得意としているところ....を体現している作品であるのでバートンビギナーにはうってつけの作品であると思う。

邦題に「ティム・バートンの...」と入ってる点としつこいくらいにジョニデ声優初挑戦とうたうところが配給のバカさ加減を表してる。こんな作品バートンにしかつくれないし、チャリチョコと抱き合わせで売ろうという魂胆丸見え。それってダメ映画の売り方じゃんか。ちょっと萎える。

86点
しこたま飲んだ次の朝、嫁さんに蹴られて起こされる。
目を白黒させていたら静かに、でもすんごい怒った口調で
「いい加減にしなさいよ。もう離婚だから」
と一言言い放ち仕事に出て行った。

なんのことかわからず戸惑うが、とりあえず携帯の中にあるメールを全て削除し(笑)、考えてみる。

......昨日、いつもの店で焼酎のそば茶割りを飲んだ。そのあと代行を呼んで家まで帰った。夜ちょこっとPCをいじってそのまま寝た。

俺の記憶の中ではそんなとこだ。携帯の発信履歴をみても別段怪しいところはないし、なにより昨日はへべれけだったにもかかわらず結構憶えていたのだ。やましいことはないはず。夜な夜な女の子の名前でも叫んだか? いや、過去そういう経験はないし、なにより叫ぶ対象がいない(笑)。おねーちゃんのいる飲み屋も最近ご無沙汰だしな。しかし、あの怒り方は尋常ではなかった。きっと俺の知らないところで寝ぼけてなんか失態をさらしたのか?

寝ぼけて.....? (〜ヘ〜;)ウーン

Σ (゜Д゜;)    思い出してきたぞ!

昨日帰ってPCいじったあと着ていたものを脱ぎ散らかしてトレーナーを着て布団に入ったんだ。トイレに行きたくなって起きあがり、用を足していると後ろから嫁さんが叫んでた。うんうん、思い出してきた思い出してきた。
なんで叫んでたんだろう?

....あれ?うちのトイレあんなにでかかったか?
...........( ̄□ ̄;)!!  あ。俺、トイレじゃないところでおしっこしてたかもしれん。
おねしょ?
いや、違う。布団も濡れてないし.......Σ(´Д` はっ!もしやっっっっ!!

どうやら、台所。コンロにビルトインされているグリルをあけてそこにしていた模様。たっぷりと(笑)

・゜・(つД`)・゜・
いやぁ〜〜〜〜〜〜!!! さいってぇ〜〜〜〜!!!

そりゃ離婚だって叫ぶわ!俺でも。

ともかく思い出した以上、なんとか関係修復を図るべく、グリルの掃除はもちろんのこと、シンクまわり全般の片づけ、部屋の掃除、洗濯、換気扇の油汚れまできれいにし、彼女の帰ってくるのを三つ指ついて待った。そして土下座(笑)。

幸いにも職場で良いことがあったらしく、まぁ多少冷静に考えることが出来てあちらサイドも言い過ぎたと反省したらしい。深酒の禁止と二週間の禁酒で今回は手打ちとなった。

しかし、この一件で俺はボケ老人になったときいろんなところで排泄物をまき散らすタイプのジジイになる可能性があることがわかった。
アテント必需品だな。
まぁ色ボケよりはまだマシだが、相当凹んだ出来事であった。
ジョディ・フォスター3年ぶりの主演作品「フライトプラン」。
来年の正月映画だがこの予告編を見てもらいたい。

http://www.movies.co.jp/flight-p/

どーっかできいたことあるプロットじゃない?

Σ(´Д` )

フォーガットン......
今を遡ること9年前、平成8年9月23日未明に藤子F不二雄氏は帰らぬ人となった。
オバQ、パーマン、キテレツ大百科、エスパー魔美、21エモン、ジャングル黒べぇ....
数え切れない作品が世に出されそしてその多くがアニメーションになった。
なかでもドラえもんの人気は圧倒的で、小学館の学年誌にそれぞれ連載されていた漫画を再掲するため”だけ”にコロコロコミックが発刊されたというこぼれ話からも見て取れるだろう。
アニメを観た少年少女はその暖かでマヌケなキャラクターを愛した。誰もがその早すぎる死を悼み、その遺作である「ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記」に涙した。
もうドラえもんの新作を観ることはできないんだなぁ.....と感慨深く思ったものだ。

ところが奇妙なことに、ドラえもんは終わらなかった。泣きつくのび太もお風呂に入る静ちゃんもいじわるなスネ夫やジャイアンも父の死を知らぬ子供のように日常を過ごしていたのである。

藤子プロという作画スタッフがいる限りとりあえず新作を描くことはできる。

という大人の事情はわかるにしてもなにか死者にムチ打つ所業に思えた。そんな心の引っかかりがぬぐえぬまま、藤子F不二雄無きあとの劇場用長編新作を観て驚愕することとなる。
テイストこそF先生らしくあるものの、線に勢いがないコピーのようなシロモノ。過去作品の焼き直しのような敵キャラの造形や主要キャラクターの表情の無さ、それだけじゃない、愛だのエコだのという余裕のないテーマのもとに予定調和なだらけたストーリーの繰り返しだったのだ。ドラえもんということを差し引いても決定的につまらない作品。
ドラえもんのだしがらで搾るだけ搾り取ってやろう、小学館と東宝の戦略に怒りを覚えた。
そして長編ドラえもんは観なくなっていった。

そう思ってたのは俺だけではなかったようで、平成15年「ドラえもん のび太とふしぎ風使い」を最後に長編制作はなくなった。あんなフザけたドラえもんを世に出すくらいなら出さない方がマシだった。

http://diarynote.jp/d/38325/20040413.html
http://diarynote.jp/d/38325/20040712.html

そして、2年の歳月が流れ、ほとぼりが冷めたところでドラえもんの新作の登場である。
それはあの不朽の名作「のび太の恐竜」のリメイクだそうだ。

http://dora2006.com/top/

藤子プロに新しいドラえもんを作る才能がないことと、東宝・小学館がまた甘い汁をすすろうと考えてるのが良くわかる。
声優さんを一新したこともありここいらで初心にかえりましょうってことなのか?

予告編を観ると映像はさすが平成のアニメーション、なかなか素晴らしいと思う。
ただ、”泣かせよう””感動させよう”光線をビシビシ発しているところが胡散臭い。また上っ面の動物愛護ものなのか?ちと心配だ。
ホント、勘弁してくれ。俺のフェイバリット・ムービーを汚すのは。頼むよ?

とかいいながら結構期待している俺であった。
これを映画といって良いのかわからんがとりあえず映像作品だから書こう。

「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」
スクエアの屋台骨を揺るがしたと言われる4年前の映画「ファイナルファンタジー」と同じく、中編フルCGアニメである。
あの歴史的大失敗作のあとに同じ方式の映画を作るとは随分と思い切ったことをするもんだと思ったが、さすがに同じ轍は踏まない。今回のは世界同時上映というバカげた作戦ではなく地味にビデオ発売からスタートし、上映劇場を徐々に増やすという策略の模様、それはそれで正解だろう。幸いにも作品自体も好評でヴェネチア国際映画祭に正式出展されたり国内スクリーンでもボチボチ上映されてるところから見てもモトはとれそうな勢いだ。
たしかに4年前の悪夢の「FF」に比べて格段に進化したCG技術は圧倒的だし、生身の人間にはあり得ないアクションやカメラワークのてんこ盛り。まさしくサーカスムービーそのものである。初めてみた人はどこからどこまでが実写かわからないリアルさに度肝を抜くことだろう。

ただ、相変わらず映画としての完成度は低い。
程度の低い萌え系キャラクターの造形(仕草表情を含む)は主人公の内面的苦悩を描くには突拍子すぎでどうにも感情移入ができないし、ストーリーもあってないようなものだ。つまり薄っぺらいのだな。
同じアニメーションでもピクサーのそれはキャラクターに血が通っている。ストーリーに重みがある。この差は絶望的なまでに大きい。

とはいうものの、寝ずにFF7をヤリ込んだプレステユーザーはその後のクラウドが見れただけでも感涙モノだろう。俺もそのクチであった(笑)。

ということでFF7を中古屋で買ってやってます。

55点
「サウスパーク」といえば、子供が大好きなお下品ギャグ満載のアニメーション。その作者トレイ・パーカーとマット・ストーンが「サンダーバード」を凌ぐパペットアクションムービーを作りやがった。
その名は「チーム★アメリカ ワールドポリス」
ドカーーーン!(←効果音)

世界をテロの脅威から日夜護る国際警備組織”チームアメリカ”のもとに北朝鮮の独裁者金正日が大量破壊兵器を使い世界征服を企てているという情報が入る。
チームはこの計画を阻止するためにブロードウェイのスター俳優ゲイリーをスカウトし、おとり捜査することになる。
しかし、金正日はハリウッド俳優協会のドン、アレック・ボールドウィンと接触、政治的権力を利用し、チームアメリカを妨害にかかったのだ。
はたして世界の平和は?!そしてゲイリーとチームの仲間リサとの恋の行方は?!......

この映画は100%ハリウッドアクション映画そのものだ。
無意味なガンアクション、とってつけたラブロマンス、無駄なカメオ出演、独りよがりの正義感。どれもハリウッド映画、特にブラッカイマーやマイケル・ベイの映画には欠かせない要素である。この映画を”つまらない”と切って捨てる連中は「パール・ハーバー」も同じように扱わねばならん。
....と、ゆーよーなコトをはしゃぎながら言ってるのよ、このトレイ・パーカーってヤツぁ。
タカ派をちゃかし、リベラルをちゃかし、テロをちゃかし、その返す刀でハリウッド映画業界までもコケにする(”パールハーバーはクソだー”ってやつと”これがモンタージュなんだよー”って挿入歌は笑ってしまった)その一見下衆のような態度は、相対的に金正日ととても魅力的なキャラクターに仕立てることに成功している。まぁ極東の独裁者のことなんざ良く知らないからなのかもしれないけど、このバランス感覚は中々見事。
そして人形劇ならではの作り物感や無表情なところ(他のパペットムービーよりあきらかに豊かな表情ではあるが)がこの映画の虚しさを如実に表現しているのもグッド。
そんな深い考えがあったかどうかわからんが。

ともかく歌あり涙あり、アクション、ロマンスもてんこ盛りの超大作!ブラッカイマー作品にはないスプラッタとポルノ描写もあるからお得かもしれません。

70点
我が忠勇なる擬音の兵士達よ、わたしが標準語だと思い、諸君らが愛してくれた”もちゃもちゃ”はどうやら方言であるらしい!何故だ?


........坊やだから?(´・ω・`)ショボーン


ということで北陸の一部地域でしか通用しない”もちゃもちゃ”であるが、意味は
手持ちぶさたで手遊びする様子を表したものである。

そーか、方言か.....

しかし!それがなんだと言うのか!
”もちゃもちゃ”が方言だろうが標準語だろうがそれは既に形骸である。
敢えて言おう、カスであると!

一通り演説ぶったところでとにかく賭には負けたから生中おごらんとなぁ......
くやしい。

ご協力いただいたみなさまありがとうございます
みなさんに問う。

”シクシクする”という擬音の意味はわかると思う。胃が痛かったりするときに使われる”チクチク”よりはちょっと鈍痛のことだ。

”じゅうじゅうしている”というのは隙間のないくらいに混雑している様子を表すが、これは方言なので知らない人の方が多いと思う。

さて、
”もちゃもちゃする”というのはご存じだろうか?
仕草を表す擬音なんだが、俺は標準語に近いものだと思うが、友人は方言といって聞かない。ネットで調べても良くわからないのでここで聞いてみようと思う。
ご意見募集。

生ビールがかかってるので協力よろしくお願いしますm(__)m
韓国アクション映画は言うほど面白くないってわかってたはずなのに、あーそれなのにそれなのに。よりにもよって中でも程度の低い映画に手を出すとは....

「イエスタデー」
南北統一を果たした2020年の朝鮮半島で科学者が多数殺される事件が発生していた。同じ頃警察トップの誘拐事件が発生、事件を追う特殊捜査隊SI隊長ユン(キム・スンウ)と犯罪分析官ノ・ヒス(キム・ユンジン)は、犯人から謎のメッセージを受け取る。
30年前に起きた幼児集団誘拐事件。そして真相を記したファイル“ルカ”。
そこには抹殺された国家プロジェクトの全貌が記されていたのだった......

と、ストーリーは正統派クライムアクションとしてかわったところもない。
キャストも「シュリ」のキム・ユンジン(ちょっとブサイクになった気がする(ーー;))、「リベラメ」のチェ・ミンス、あとキム・スンウ(笑)とまぁ顔わかる有名どころは出ている。

にもかかわらずすんげぇ退屈なのは、ガンダムシード並みのとってつけたDNAオチと緩急のないガンアクション、くわえて映画としてのスタイルが全く見られないとこだろう。
多くの韓国アクションは、たとえストーリーが幼稚でも低予算セットを使っても、鬼気迫る演技やスタントといった過剰な演出で強引に魅せる若々しさがあったはずだ。
そのスタイルを無くしたらただの幼稚な低予算映画に成り下がってしまう。
「イエスタデー」はまさにそんな映画であった。

映画の多くはすでに日本より韓国の方が優れているが、この作品は三池崇史率いる日本映画人につくらせたほうがよくなったと思う。
もっともいくら三池とはいえこの安っぽい話にのってくるとは思えないけど。

あーあ、つまんなかった。

19点
友人の嫁さんが出て行った。
PTAの会長職のあとに消防の団長を引き受けたもんだから愛想がつきたんだろうと想像してたら、なんでもオンナがいたそうで。
会合で毎晩出かけるだけならまだしも、オンナにつかう金と時間は用意できるのか!
とキレられた模様。
....うん、正論です。(^_^;)

「でも籍は抜けてないんでしょ?だったら大丈夫だよ」
と誰かが慰めるものの、本人だけじゃなく子供まで実家ちかくの学校に転校させたことを考えると鉄板でアウツだろうなぁ..(ーー;) さすがに口にはできないが。

一度くらいの浮気で話がでかくなるはずがないので見えないところで色々あったのだろうと想像するが、結局のところ、死に物狂いで家庭家族を護っていなかったということに尽きるだろう。どこかで奥さんに甘えてたということだ。

一度くらいの浮気許してくれるだろう
飲み会連続しても見逃してくれるだろう
金を使いすぎても文句言わんだろう

持ちつ持たれつ、のつもりが持たれっぱなしになるってことやね。
このあたり、男同士なら案外となぁなぁで済まされるところがあって、俺もそうだがついつい日和ってしまうんだよなぁ。
奥さんのフォローさえしっかりしていれば他にオンナがいてそれがバレたとしても、ワンチャンスくらいあったはず。日頃の行いと合わせ技一本てことか。

夫婦は他人のはじまりである。身近な他人であるからこそ細心の注意と心遣いが必要なんだなぁと改めて感じた出来事であった。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
ラブホテル.....
ブティックホテルだのファッションホテルだの色々いわれてはいるが、男女がニャンニャン(笑)する場所には違いはない。

ラブホテルの数は、ローソン、セブン・イレブン等の五大コンビニの合計店舗数より多いそうだ。(´・∀・`)ヘー
一日平均148万組が利用するとのこと。すげーな。

そこで浜乙女さん、日本で一番無意味な計算をしてみた。

通常の男性の精液は射精一回あたり3cc程度。まぁ5回も6回もする人もいるだろうが、一回の逢瀬で2発ヤッたとする。となると6CC、かけることの148万組だと

6×1480000=8880000CC

なんとホテルだけで8,880Lの精液が毎日毎日生産されている。風呂釜に換算するとおよそ44杯分。
学校の25メートルプールの量を溜めるのに

25×10×1=250t=250000L 割ることの8880 だと約28.1。

一ヶ月を待たずに白いプールの完成だ。ヽ(´▽`)ノ

.......なにやってんだろ、俺は。(´д`)
しりあがり寿のドラッグコミックを飛ぶ鳥を落とす勢いのクドカンが初監督でつくった同名映画「真夜中の弥次さん喜多さん」を観る。

世の中には「キチガイ映画」と「キチガイっぽくつくった映画」がある。
前者はたとえば「悪魔のいけにえ」や「時計じかけのオレンジ」。「サイコ」やジェイソンシリーズなんかは後者になる。
どちらかに優劣をつけるという話ではない。どちらも名作を輩出してるし、本物にもフェイクにもそれぞれに楽しみ方があるのだから。

で、「真夜中の...」である。
しりあがり寿のマンガでは”現実と夢”の境目がなくなるようなドラッグコミックとしての作用があった。そしてそれは描かれる”生と死”のあり方を通じて己の倫理観や宗教観にも浸透してしまうという危険なマンガ....そう、キチガイマンガであったのだ。

それが映画ではそのテイストは残るものの、「っぽい」作品になってしまったのは大変残念である。
もっともクドカンにエンタ映画は撮れてもキチガイ映画は無理だってのは端からわかってることだし、わざわざ客の入らない映画を作ることもないからしょーがないのだけど。

出演者はチョー豪華。
クドカンつながりで大人計画の俳優さん勢揃いだし、生瀬や寺島進、ブッキー、大森南朋という今をときめく俳優さん、小池栄子、麻生久美子、森下愛子という実力派女優陣、板尾さんグッさんおぎやはぎというお笑い系、そしてそして勘三郎、古田新太、研ナオコ、竹内力の贅沢な使い方なんぞ、ある意味クドカンじゃないと実現しないキャスティングだろう。みなさん楽しくやってるのも良くわかる。

でも....ただそれだけなんだよなぁ...
きれいにまとめすぎてた。
優等生、頭の良い子がつくる良くできた映画って感じ。

期待しすぎてたか。

キャスティングに60点。

< 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 >

 

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