文月というもの

2003年7月1日 日常
今日から7月である。
てな枕ではじまるWEB日記は推定5万くらいある
だろうな。
 七月、陰暦七月でいうと「文月」。
季語で言うと七月は夏で文月は秋。したり顔で
この時期に「文月」と書くと苦笑いされること請け合いだ。
詠うときは注意ね。
俳句や短歌では季節を表す言葉がよく使われるが、
この時期ってのは結構難しかったりする。
「初秋」は使いにくい。「孟秋」と詠む人もいるが
これもなじまない感触だ。
自由律と現代語を多く使う歌人はだからあんまり
気にしてない傾向がある気がする。
俺はと言えば、歌は頭の体操的なところがあるので
できるだけ制限をかけて作ろうと努力する。
努力はするのだが、考えてつくったのより、即興でパパッと
書いた詩のほうがいい出来だったりする(^_^;)
まぁ勉強勉強ですね。

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初秋初秋と 暑い最中に詠っても
巡る季節は 秋扇然

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