株価が上昇傾向にあるらしい。
とはいうものの、前世紀から続く不況は相変わらずである。
夢の21世紀といってもなんにも変わらなかったここ数年、むしろ悪くなってるんじゃないだろうか？相変わらずの不景気と犯罪の凶悪化.....と、世間では言われているが、実は凶悪犯罪は年々減少しているのだ。昭和30年代に較べるとやく半数になっている。景気も30年代に較べるとGDPは増えてるんだから、とりあえずよしとするという考え方も間違いじゃないのかもしれない。

ひとつ、社会が成熟して確実に増えてきてるのは自殺率だそうだ。昨年の総自殺者は1万人を軽く越えている。交通事故なんか目じゃない勢いだ。
「いっそ死んでしまおうかなぁ」と考えたことのない人は多分いないと思うが、それを実行するとなると大変な労力がかかる。精神的にもエネルギーがいるだろう。その壁を乗り越えて自ら命を絶つ人はそれはそれですごい人なのかもしれない。まぁ個人的にはその力を別な方向に使えよな、とは思うが。

俺の大好きな映画「グランブルー（監督：リックベッソン）」のモデルジャックマイヨール氏が自殺という手段で他界して久しい。彼は生前「孤独だ」と友人に漏らしていたという。「孤独だ」と、自分の心の内を話せる友人のいる人がホントに孤独だったのか？と常人なら真っ先に疑問に思うところだが、彼はともかく孤独に耐えられずに死んだそうだ。
孤独は怖い、嫌なもんである。すごい孤独を感じるとき、目の前に苦しくなく死ねる薬があるとすれば、もしかしたら手にしてしまうかもしれない。そういう誘惑に負ける可能性は、俺もある。そう考えると、彼の自殺は彼の意志によって遂行されたものであってその苦しみを理解できない外界の人間が口を挟む事なんてできなはしないのであろう。
ただ、残された者、あの映画で感動した者への落とし前はどうつけるつもりなのか？という思いは残るのだ。
100メートルの深海に生身で潜る為に彼はヨガの修行をして呼吸法を身につけたという。ヨガとは精神を統一し、肉体からの解脱をはかる古代インドの宗教的実践法のひとつである。海の中で生と死の堺を自由に行き来できた彼にとって、今回の自殺は解脱が完成された故の儀式だったのだろうか....

....と書いててわけわからなくなったのでヤメ(笑)とにかく死なないで欲しかったなぁ.。グランブルーのDVD観ててそう思った。

あと、おっさんくさいこと書くが、リスカがクセになってるやつ、狼少年はいざというとき助けてもらえなかったことを忘れるな。どうしても死にたかったら人間関係整理して臓器提供してから死ね。

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出てこない　どう捻っても　出てこない
たまにはあるよね　こんな日も(^_^;)