「乳房というもの」編で乳に大事なのは感度と肌触りだ、と書いた。
これは、乳に限定せず「どんなオンナがいいか」という条件にももちろんそのまま当てはめることができる。で、もう一つ重要なファクターがあるのだ。
それは「香り」である。いや、ここは話に合わせて淫靡に「匂い」としておこう。
俺はトワレもパヒュームもコロンもつけない。理由は面倒だから(笑)。「化粧品」然とした匂いが嫌いってのも大きな理由だが整髪料も極力無香料を選ぶようにしている。
最近はメンズフレグランスも充実しており、当たり前のように甘い香りを漂わせる男の子もたくさんいるのは知っている。だけどなんか好かんのだよなぁ..。あぁチックや加美乃素K(って若い人は絶対知らないか)をぶっかけたおっさんより好感もてるけど。
そんな俺がどうしても忘れられないフレグランスが2つある。
ひとつはクリニークのご存じ「HAPPY FOR MEN」
メンズとしても使われるだけに爽やかで軽い香り。
これを常用してたのがAである。
抱きしめて首筋にキスすると鼻孔いっぱいに広がる匂いはもうそれだけで眠くなるような安心感があった。コトのあとのアフターノートっつーんですか?それもあんまり変化なく、だっこしたまま寝てしまったこともしばしば。精神安定剤のような匂いだった。
最近でも寂しくなるとテスターで嗅いでみたりする...って犬か、俺は。さすがにそこまではしない。(^_^;)
ふたつめはエスティローダーの「SPELLBOUND」
専門店にもないので個人輸入品かもしれない。E子にこっそりプレゼントしようと思って探したが、結局見つからなくて、別のモノをあげた思い出がある。
こいつはうってかわって甘くて官能的で抱きしめて首筋にキスすると(あぁ、どんなオンナも抱き方一緒だというのがバレでしまったぁ(笑))クラクラして押し倒したい衝動に駆られた。って結果的にはクラクラしようがしまいが押し倒してたんだが。
スペルバウンド、日本語では魅了、まさしく俺は虜になった。
フレグランスは体臭と混じって完成する。その人の汗や皮脂と混ざり合いそれが色香となる。大昔に人間はフェロモンを感じる能力をなくしたが、嗅覚は比較的マヒしやすい器官にもかかわらず、かわらずにすっと匂いを忘れないのは鼻孔の奥の嗅覚を司る細胞が過去の機能を記憶してるのだろう。
現代においても人は匂いを求め、惹かれ合うのだから。
****
7年の 沈黙破り 顔を出す
 短い影の 季節のはじまり

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索