続・ 気遣いと快楽というもの
2003年8月5日 ヘタレ恋愛話先日のタカハシくんの言葉がまだ引っかかる。
「抱かれても気持ちいいと思ったこと一度もない」
10年間の性生活、そりゃ浮気もあっただろう(って自分を基準にするなってハナシですが)し、気分が乗らなかったときや、相手のことを考えない自分勝手なセックスもあったと思う。
だけど、一度くらい気持ちいいことあっただろうよ、どーなのよ?そのあたり。
と、俺には全然関係ないオンナに憤慨してみたり、同情してみたり。
イキそうなことを相手に告げると
「まだダメぇん」とせがむ子と
「いいよ、中で出して」と誘う子がいる。
前者は、まだイッテないのに自分だけイクのはずるいという自分本位な考え方を持つオンナだと言えるかもしれないし、逆にそれだけ快楽に浸っているのだと考えることができる。
後者は充分満足した故の応えかもしれないが反面、オトコは射精させておけば満足だという男性蔑視の傾向が見られるのではないか?
なんだかんだいってもオトコもオンナも自分勝手に快楽をむさぼり、それが結果的にたまたま相手が喜ぶ行為だったりするだけなんじゃないか?セックスなんてものは。
相手に奉仕するのがすき、なんて調子いいことも結局は相手をイカせた自分のテクによってるという利己的な考え方の上での満足だったりして。
と、なにやらネガティブに考えると自己否定までしてしまいそうな勢いなので、コーヒーでも飲んで頭を休める。
今さらのハナシだが、セックスは相対的なものなのかもしれない。
オトコはそれを体感として味わってないから理解するまで時間がかかる。もしくはセックスの快楽は絶対的なものだと信じて疑わない。オンナでも絶頂の更に先のステージを体験してない子にはわからないかもしれない。
絶頂の更に先にも絶頂があること、下半身が相手と融合したような錯覚を感じたり、「イクっ」って感覚が津波のごとく絶え間なく押し寄せるようなエッチを体験したオンナは身体でそれを知っている。
気がする。
もっともやることが同じでもその日の体調や精神状態やシチュエーションで感じ方が違うのだから、毎回津波が来るセックスは味わえないだろう。となると、程々のセックスでも定点を超えると「気持ちいい」と判断して然るべきだし、実際、意識的じゃないにしろ、そう感じてることと思う。
セックスは「気持ちいい」「気持ちよくない」と分けるものじゃなく、「気持ちいい」「更に気持ちいい」「もっと気持ちいい」って段階的に分類されるシロモノなんじゃないか?てことだ。
だとすると、「抱かれても気持ちいいと思ったこと一度もない」とのたまった元妻は最後までセックスを相対的なものと捉えることができなかったのだろう。
不幸なことである。
*****
パラパラと鳴る スターマイン 背に受けて
二人で融ける シングルベッド
「抱かれても気持ちいいと思ったこと一度もない」
10年間の性生活、そりゃ浮気もあっただろう(って自分を基準にするなってハナシですが)し、気分が乗らなかったときや、相手のことを考えない自分勝手なセックスもあったと思う。
だけど、一度くらい気持ちいいことあっただろうよ、どーなのよ?そのあたり。
と、俺には全然関係ないオンナに憤慨してみたり、同情してみたり。
イキそうなことを相手に告げると
「まだダメぇん」とせがむ子と
「いいよ、中で出して」と誘う子がいる。
前者は、まだイッテないのに自分だけイクのはずるいという自分本位な考え方を持つオンナだと言えるかもしれないし、逆にそれだけ快楽に浸っているのだと考えることができる。
後者は充分満足した故の応えかもしれないが反面、オトコは射精させておけば満足だという男性蔑視の傾向が見られるのではないか?
なんだかんだいってもオトコもオンナも自分勝手に快楽をむさぼり、それが結果的にたまたま相手が喜ぶ行為だったりするだけなんじゃないか?セックスなんてものは。
相手に奉仕するのがすき、なんて調子いいことも結局は相手をイカせた自分のテクによってるという利己的な考え方の上での満足だったりして。
と、なにやらネガティブに考えると自己否定までしてしまいそうな勢いなので、コーヒーでも飲んで頭を休める。
今さらのハナシだが、セックスは相対的なものなのかもしれない。
オトコはそれを体感として味わってないから理解するまで時間がかかる。もしくはセックスの快楽は絶対的なものだと信じて疑わない。オンナでも絶頂の更に先のステージを体験してない子にはわからないかもしれない。
絶頂の更に先にも絶頂があること、下半身が相手と融合したような錯覚を感じたり、「イクっ」って感覚が津波のごとく絶え間なく押し寄せるようなエッチを体験したオンナは身体でそれを知っている。
気がする。
もっともやることが同じでもその日の体調や精神状態やシチュエーションで感じ方が違うのだから、毎回津波が来るセックスは味わえないだろう。となると、程々のセックスでも定点を超えると「気持ちいい」と判断して然るべきだし、実際、意識的じゃないにしろ、そう感じてることと思う。
セックスは「気持ちいい」「気持ちよくない」と分けるものじゃなく、「気持ちいい」「更に気持ちいい」「もっと気持ちいい」って段階的に分類されるシロモノなんじゃないか?てことだ。
だとすると、「抱かれても気持ちいいと思ったこと一度もない」とのたまった元妻は最後までセックスを相対的なものと捉えることができなかったのだろう。
不幸なことである。
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パラパラと鳴る スターマイン 背に受けて
二人で融ける シングルベッド