ディスティニーな映画というもの
2005年10月21日 映画
韓国アクション映画は言うほど面白くないってわかってたはずなのに、あーそれなのにそれなのに。よりにもよって中でも程度の低い映画に手を出すとは....
「イエスタデー」
南北統一を果たした2020年の朝鮮半島で科学者が多数殺される事件が発生していた。同じ頃警察トップの誘拐事件が発生、事件を追う特殊捜査隊SI隊長ユン(キム・スンウ)と犯罪分析官ノ・ヒス(キム・ユンジン)は、犯人から謎のメッセージを受け取る。
30年前に起きた幼児集団誘拐事件。そして真相を記したファイル“ルカ”。
そこには抹殺された国家プロジェクトの全貌が記されていたのだった......
と、ストーリーは正統派クライムアクションとしてかわったところもない。
キャストも「シュリ」のキム・ユンジン(ちょっとブサイクになった気がする(ーー;))、「リベラメ」のチェ・ミンス、あとキム・スンウ(笑)とまぁ顔わかる有名どころは出ている。
にもかかわらずすんげぇ退屈なのは、ガンダムシード並みのとってつけたDNAオチと緩急のないガンアクション、くわえて映画としてのスタイルが全く見られないとこだろう。
多くの韓国アクションは、たとえストーリーが幼稚でも低予算セットを使っても、鬼気迫る演技やスタントといった過剰な演出で強引に魅せる若々しさがあったはずだ。
そのスタイルを無くしたらただの幼稚な低予算映画に成り下がってしまう。
「イエスタデー」はまさにそんな映画であった。
映画の多くはすでに日本より韓国の方が優れているが、この作品は三池崇史率いる日本映画人につくらせたほうがよくなったと思う。
もっともいくら三池とはいえこの安っぽい話にのってくるとは思えないけど。
あーあ、つまんなかった。
19点
「イエスタデー」
南北統一を果たした2020年の朝鮮半島で科学者が多数殺される事件が発生していた。同じ頃警察トップの誘拐事件が発生、事件を追う特殊捜査隊SI隊長ユン(キム・スンウ)と犯罪分析官ノ・ヒス(キム・ユンジン)は、犯人から謎のメッセージを受け取る。
30年前に起きた幼児集団誘拐事件。そして真相を記したファイル“ルカ”。
そこには抹殺された国家プロジェクトの全貌が記されていたのだった......
と、ストーリーは正統派クライムアクションとしてかわったところもない。
キャストも「シュリ」のキム・ユンジン(ちょっとブサイクになった気がする(ーー;))、「リベラメ」のチェ・ミンス、あとキム・スンウ(笑)とまぁ顔わかる有名どころは出ている。
にもかかわらずすんげぇ退屈なのは、ガンダムシード並みのとってつけたDNAオチと緩急のないガンアクション、くわえて映画としてのスタイルが全く見られないとこだろう。
多くの韓国アクションは、たとえストーリーが幼稚でも低予算セットを使っても、鬼気迫る演技やスタントといった過剰な演出で強引に魅せる若々しさがあったはずだ。
そのスタイルを無くしたらただの幼稚な低予算映画に成り下がってしまう。
「イエスタデー」はまさにそんな映画であった。
映画の多くはすでに日本より韓国の方が優れているが、この作品は三池崇史率いる日本映画人につくらせたほうがよくなったと思う。
もっともいくら三池とはいえこの安っぽい話にのってくるとは思えないけど。
あーあ、つまんなかった。
19点