可愛い麻生久美子というもの
2005年11月15日 映画
殊能将之の小説は「美濃牛」だけ読んだことがあった。
横溝タッチの重厚な推理小説ってのは最近とんと見かけなかったので分厚い割りにスムーズに世界にハマっていけたのを憶えている。
そんな殊能将之のデビュー作であり第メフィスト賞受賞作「ハサミ男」を映画化した同タイトル「ハサミ男」を観る。
世を騒がせる猟奇殺人鬼「ハサミ男」、その犯人安永は同居人の知夏とともに第3のターゲットの女子高生を調査していた。周到な下調べの途中、二人はその女子高生の死体を発見してしまう。しかもその子は自分と同じ殺害方法で殺されていたのだ。
警察はハサミ男の仕業とし調査するがハサミ男も真犯人をみつけるべく動く。そして事件は意外な結末にむかっていくのだった......
色々なページで映像化不可能と言われててその意味がわからなかったのだが、なるほどこういうことなのね。小説とは違ったアプローチの組み立て方はそれはそれで正解だったのではないか?小説は読んでないけども映画としてはプロットも破綻してないし時間内にきっちり描ききることができてるしな。
こういうどんでん返し系ミステリーが好きな人には物足りないかもしれないが、小説を読んでない普通の人はそれなりに楽しめるのではないだろうか?
俺は途中でネタが割れたが案外と楽しめた。
でもエピローグは必要ないように思う。この映画をひとりの少女の愛と再生の物語として捉えてるのはわからんでもないが明らかに蛇足な気がする。
あと、阿部ちゃんの使い方下手すぎ。
ネタバレ↓
あんな俳優があんな役で出てたら犯人か犯人に近い重要な役ってバレバレじゃーないか。
本田博太郎あたりがよかったのに。
あ、そうしたら火サスになっちゃうか。(笑)
52点
横溝タッチの重厚な推理小説ってのは最近とんと見かけなかったので分厚い割りにスムーズに世界にハマっていけたのを憶えている。
そんな殊能将之のデビュー作であり第メフィスト賞受賞作「ハサミ男」を映画化した同タイトル「ハサミ男」を観る。
世を騒がせる猟奇殺人鬼「ハサミ男」、その犯人安永は同居人の知夏とともに第3のターゲットの女子高生を調査していた。周到な下調べの途中、二人はその女子高生の死体を発見してしまう。しかもその子は自分と同じ殺害方法で殺されていたのだ。
警察はハサミ男の仕業とし調査するがハサミ男も真犯人をみつけるべく動く。そして事件は意外な結末にむかっていくのだった......
色々なページで映像化不可能と言われててその意味がわからなかったのだが、なるほどこういうことなのね。小説とは違ったアプローチの組み立て方はそれはそれで正解だったのではないか?小説は読んでないけども映画としてはプロットも破綻してないし時間内にきっちり描ききることができてるしな。
こういうどんでん返し系ミステリーが好きな人には物足りないかもしれないが、小説を読んでない普通の人はそれなりに楽しめるのではないだろうか?
俺は途中でネタが割れたが案外と楽しめた。
でもエピローグは必要ないように思う。この映画をひとりの少女の愛と再生の物語として捉えてるのはわからんでもないが明らかに蛇足な気がする。
あと、阿部ちゃんの使い方下手すぎ。
ネタバレ↓
あんな俳優があんな役で出てたら犯人か犯人に近い重要な役ってバレバレじゃーないか。
本田博太郎あたりがよかったのに。
あ、そうしたら火サスになっちゃうか。(笑)
52点