くだらないけとつい観ちゃう映画というもの
2005年11月17日 映画
つまらない映画でもついつい再観してしまう映画がある。
「ポリス・アカデミー」シリーズなんかは脳みそとけそうなユルさが心地良いというのがあるのでわかるのだが、この作品はホントなにがイイのかわからん。つーか、ホントダメ映画なんだけど観ちゃうのだ
「八つ墓村」96年のリメイク作品。
東宝が市川昆と組み、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったトヨエツを金田一に据えた鳴り物入りの映画。
興行成績はよくわからんが、とりあえず東宝が目論んだ程売れてはいないと確信できる。なぜならこれ以降トヨエツ=金田一作品が作られてないのと、いまだDVD作品がレギュラー販売されてないからだ。
なかったことにしたいのか?>東宝
みんなの記憶にある「八つ墓村」(渥美清主演/野村芳太郎監督/松竹)も実はリメイク作品。渥美清はやっぱ寅さんのイメージが強すぎて、寅さんが金田一を演じてるパロディ映画に見えちゃうのが最大の難点だが、山崎努のキチガイじみた気迫の演技と小川真由美・山本陽子の二大フェロモン女優のおかげで何とか面目が立った映画である。
まぁ面目がたっただけで、正直ビミョーな映画だが。
そんなタダでさえビミョーな映画なのに、古畑意識しまくりの軽めの金田一@トヨエツ+旬過ぎた浅野ゆう子・萬田久子じゃーアータ、面白くしろって方が無茶な話である。
また、市川昆は猟奇を美しく作ることはできてもこんな泥臭い演出は決して得意ではないはず。「病院坂」や「犬神家」を観てたらわからんか?
当時俺は「八つ墓村」を観て”市川昆、終わった.....”と涙したものだ、思い出した。
リメイク作品である松竹版「八つ墓村」に縛られ、石坂@金田一のイメージに縛られ、テレビ的演出とキャスティングに縛られるという不幸な作品であった。トヨエツや東宝が無かったことにしたい気持ちもわからんではない。
でも観ちゃうんだよなぁ....
なんでだろ?金田一好きだから?
50点。
「ポリス・アカデミー」シリーズなんかは脳みそとけそうなユルさが心地良いというのがあるのでわかるのだが、この作品はホントなにがイイのかわからん。つーか、ホントダメ映画なんだけど観ちゃうのだ
「八つ墓村」96年のリメイク作品。
東宝が市川昆と組み、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったトヨエツを金田一に据えた鳴り物入りの映画。
興行成績はよくわからんが、とりあえず東宝が目論んだ程売れてはいないと確信できる。なぜならこれ以降トヨエツ=金田一作品が作られてないのと、いまだDVD作品がレギュラー販売されてないからだ。
なかったことにしたいのか?>東宝
みんなの記憶にある「八つ墓村」(渥美清主演/野村芳太郎監督/松竹)も実はリメイク作品。渥美清はやっぱ寅さんのイメージが強すぎて、寅さんが金田一を演じてるパロディ映画に見えちゃうのが最大の難点だが、山崎努のキチガイじみた気迫の演技と小川真由美・山本陽子の二大フェロモン女優のおかげで何とか面目が立った映画である。
まぁ面目がたっただけで、正直ビミョーな映画だが。
そんなタダでさえビミョーな映画なのに、古畑意識しまくりの軽めの金田一@トヨエツ+旬過ぎた浅野ゆう子・萬田久子じゃーアータ、面白くしろって方が無茶な話である。
また、市川昆は猟奇を美しく作ることはできてもこんな泥臭い演出は決して得意ではないはず。「病院坂」や「犬神家」を観てたらわからんか?
当時俺は「八つ墓村」を観て”市川昆、終わった.....”と涙したものだ、思い出した。
リメイク作品である松竹版「八つ墓村」に縛られ、石坂@金田一のイメージに縛られ、テレビ的演出とキャスティングに縛られるという不幸な作品であった。トヨエツや東宝が無かったことにしたい気持ちもわからんではない。
でも観ちゃうんだよなぁ....
なんでだろ?金田一好きだから?
50点。