イチオシガンダム作品というもの
2006年8月14日 映画 コメント (2)
正史「機動戦士ガンダム」のサイドストーリー「機動戦士ガンダム 0083劇場版 -ジオンの残光-(以下0083)」鑑賞。
もう15年も前の作品か。(  ̄- ̄)トオイメ
当時が仕事が忙しいのと今更ガンダムでもなかろうと興味も薄らいでた時期だったので、リアルにOVAも劇場版も観てなかった。はじめて観たのは結婚してからだったと思う。
俺にとってガンダムは「Zガンダム」で終了してたのだが、バンダイからガンブラMGシリーズが発売され懐かしさのあまりシャアザクを作ってからやけぽっくりに火がついたのだ。
子どもが「Gガンダム」や「Vガンダム」のビデオを借りてきたってのもガンダム熱を加速させていったのだろう。
気が付けばMGシリーズ10数体、安彦良和氏の「ガンダム・ジ・オリジン」全巻、ガチャポンSDシリーズも100個くらい溜まった(笑)。
さて、そんな世のお父さんよりちょびっとオタッキーな俺のイチオシがこの「0083」である。
0079ガンダムから0086Zガンダムまでの空白の7年を見事にこじつけ(笑)、加えてニュータイプや人の在り方といった所謂”トミノ的”な概念を一切排除した本作は、明治維新時の西郷隆盛や新撰組の生き方に似た”滅びゆく者の美学”を描いた作品となっている。
故に主人公、コウ・ウラキは特別なアムロやカミーユのような戦闘能力は無く一介の兵士として描かれ、対するアナベル・ガトーは旧式なMSで奮闘する志士として描かれる。
新型ガンダムのテストパイロットコウとそれを略奪するガトー、この男と男の意地のぶつかり合いとそれに翻弄される女、ニナ・パープルトンの微妙な三角関係というのもこの物語の大きな軸であるのだが、残念ながら上手に処理されてるとは言えない。ニナがどっちつかずのイヤな女としか見えないのが本作の唯一最大の欠点であろう。
とはいうものの、劇中出てくる名言の数々、シーマ様のお色気(笑)、カトキハジメ氏デザインの洗練されたMS群等々....今観ても十二分に楽しめる作品ではなかろーか。
87点
ちなみに俺が一番好きな台詞は
ソロモンよ!私は帰ってきたー!!!!
ですな。やっぱ。(笑)
もう15年も前の作品か。(  ̄- ̄)トオイメ
当時が仕事が忙しいのと今更ガンダムでもなかろうと興味も薄らいでた時期だったので、リアルにOVAも劇場版も観てなかった。はじめて観たのは結婚してからだったと思う。
俺にとってガンダムは「Zガンダム」で終了してたのだが、バンダイからガンブラMGシリーズが発売され懐かしさのあまりシャアザクを作ってからやけぽっくりに火がついたのだ。
子どもが「Gガンダム」や「Vガンダム」のビデオを借りてきたってのもガンダム熱を加速させていったのだろう。
気が付けばMGシリーズ10数体、安彦良和氏の「ガンダム・ジ・オリジン」全巻、ガチャポンSDシリーズも100個くらい溜まった(笑)。
さて、そんな世のお父さんよりちょびっとオタッキーな俺のイチオシがこの「0083」である。
0079ガンダムから0086Zガンダムまでの空白の7年を見事にこじつけ(笑)、加えてニュータイプや人の在り方といった所謂”トミノ的”な概念を一切排除した本作は、明治維新時の西郷隆盛や新撰組の生き方に似た”滅びゆく者の美学”を描いた作品となっている。
故に主人公、コウ・ウラキは特別なアムロやカミーユのような戦闘能力は無く一介の兵士として描かれ、対するアナベル・ガトーは旧式なMSで奮闘する志士として描かれる。
新型ガンダムのテストパイロットコウとそれを略奪するガトー、この男と男の意地のぶつかり合いとそれに翻弄される女、ニナ・パープルトンの微妙な三角関係というのもこの物語の大きな軸であるのだが、残念ながら上手に処理されてるとは言えない。ニナがどっちつかずのイヤな女としか見えないのが本作の唯一最大の欠点であろう。
とはいうものの、劇中出てくる名言の数々、シーマ様のお色気(笑)、カトキハジメ氏デザインの洗練されたMS群等々....今観ても十二分に楽しめる作品ではなかろーか。
87点
ちなみに俺が一番好きな台詞は
ソロモンよ!私は帰ってきたー!!!!
ですな。やっぱ。(笑)