ファーストはすげー面白かったがセカンドは全然面白くなかった。
でもファーストの世界観とシチュエーションが抜群に良いので懲りずにアナザストーリー製作された。
また、他の配給もファーストのヒットの二番煎じを狙って全然違う作品にオリジナル然とした邦題をつけてあこぎな商売をする。

これは映画業界では常套手段である。
「saw」も「ジョーズ」も「スターウォーズ」も「13日の金曜日」も「ターミネーター」もその洗礼を受けている。

もっとも正規の続編含めてファーストを越えた作品ってのは滅多にないのが事実だが。
それを知らずにおもむろに借りて家で再生して鬱になったという御仁は結構いらっしゃるのではないだろうか?
事前知識もなくパッケージだけで作品の良し悪しを決めるのはきわめて難しいが、いくつかヒントがあるので紹介したい。

まず配給会社である。
アルバトロス社とその関連会社(アルバトロス○○ってやつ)の配給作品はよした方がよい。いや、俺は好きなんだけどいわゆる”ダメ映画”を好んで買い付けてるフシがあるので一般人には極めて敷居が高い。はじめはワーナーかフォックスかソニーか、そのあたりの大手配給作品を選べばよい。

次にパッケージにあるアオリだ。
「全米興行収入1位!」とか
「マトリックスを超えた!」とか
「オリバーストーン監督大絶賛」とか
新聞や雑誌の提灯記事をデカデカと書いてあるのが多いが、そういう作品は眉につばをつけないといけない。オリバーストーンも付き合いで褒めねばならん映画もあるだろうし、全米一位も「ホラー部門」での首位でしかも一週で圏外に落ちた期待だけ大きくて内容のないクソ映画かもしれん。
”この映画はこんな映画なんだ!”と真っ直ぐ紹介してるアオリとタイトルがオリジナリティのある映画なら、とりあえず配給会社の人間がこれを見てメジャーをパクらずに素直にオススメできるという意味だろうからある程度信用できるだろう。

最後はどんなくだらない映画にも一つはいいところがあるということ。色々な作業が自動化機械化されているというものの、今なお多くの人たちが携わって作られてるのが映画である。原作、脚本、演技、演出といった制作部門だけではない。買い付け宣伝といった配給やそれに小屋の存続をかける興行者にいたるまでの想いがあってはじめてそれが日の目をみるのだ。年間数万という映画が作られるにも関わらず日本で公開されるのは4千タイトル程度、うちシネコンで上演されるエリートタイトルを除くと圧倒的にDVDでの鑑賞しか道はない。それにしたってTSUTAYAが全タイトルを揃えるはずもなく、TSUTAYAにならぶ作品はやはり理由があってそこのあるのだ。
数万の映画の中の一本、貴方がその作品を手に取るのは奇跡に近い。
そう考えると駄作といわれる作品でも楽しめるのではないだろうか。

さて、能書きはこれくらいにして「キューブIQ」観ようっと。



( ゜д゜)ポカーン





つまんねぇ...・゜・(つД`)・゜・


駄作掴まされた!!!!!!
つまらんものはつまんねーーーーーーーYO!!!!

5点。

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