昨日のエロ日記だが、自分のエロを書くのは案外と難しいことを発見。
ヘタレなこととか面白おかしいことを書くのは恥ずかしくないのに、マジメに自分のエッチを書くのは躊躇するのだ。だからあんな抽象的なフランス文庫みたいな文章になる。いや、フランス文庫ってどんなのかよくわからないんだけどさ。
リンクさせていただいてる方ですっげーエッチなセキララ体験談を書く人も何人かいるが、心底すごいと思う。尊敬する。
俺には無理っすわ。
ということで、ヘタレエロ体験談を書く。
もう10数年前のことだが、俺はある住宅メーカーでバイトしていた。
主に現場の手伝いが仕事だが、ちょっとした修理や営業に毛の生えたような仕事もさせられていた。
6月の雨の日、お得意先から電話がある。玄関のサッシが外れたとのこと。これくらいの仕事ならバイト君でも大丈夫だろうと、俺が単独で行かされた。
着いた家は、門から玄関まで20メートルくらいあるものすごい豪邸だった。呼び鈴を押ししばらく待つとおばちゃんの声が。
「そこ開いてるから中まで入ってちょうだい」
門を開けて玄関まで走る。雨が強くなっていた。
「こんにちは○○ホームでーす」
外れたまま立てかけられたサッシをずらして呼んでみる。すると中から40歳くらいの声の主が現れた。(ここでいうところの40歳=おばちゃんは20歳当時の印象です。今はおねえさんと思っております>関係者各位(笑))
玄関の修理をしている最中、そのおばちゃんは色々話しかけてくる。
名前、年齢のこと、学校のこと、田舎のこと、彼女のこと....
俺は質問に答えながら、「これってひょっとしたら口説かれてるのか?」と思っていた。俺は普段絶対つかわないおべんちゃらなんぞを言ってみたりしてなんとかそういう雰囲気を作ろうとエロトークをしゃべりまくった。目の前には今まで付き合った小娘とは大違いのオトナの女性はケラケラと笑い、話を聞いてくる。そして彼女はこう切り出す。
「浜乙女さん、SMって興味ある?」
きたーーーーー!!!
相手からのアプローチ、これは鉄板でリー即ツモだろう。もちろんSMのなんたるかも知らない俺であったがそく返事。
「知ってます、得意ですよ。ニヤリ」
そこまでしてエッチをしたかったのか?若いって無謀である。
おばちゃんはニコリと笑ってこういった。
「じゃー試しに言葉でせめてみてくれる?」
「....」
固まる。言葉が出てこない。そりゃそうだろう、ちんちんをまんまんに入れることのみがセックスであると考える若者にM女を喜ばせるだけのボキャブラリーはなかった。せいぜいそのものの言葉をダイレクトに言ったり、官能小説のセリフを思い出して話したり、その程度だ。まったく愚かである。20歳そこそこの子供にSMという高等技術が必要なエッチなんかできるわけない。それに気付かず必死にしゃべる俺、ここさえクリアできればエッチが出来ると!
「ははは、面白い人ねぇ」
落胆と蔑みの目と失笑で話を遮られる。所詮は子供、使えないわねぇ、と顔に書いてある。
「へへへ、そうですか?」
哀れみを乞うがごとく作り笑いをうかべてしまう。
その空気に耐えきれず、手早く仕事をあげる。早くこの場から立ち去りたい...
「あ、あの、修理終わりました」
顔を上げるとおばちゃんは奥に引っ込み言葉だけで了解する
「あら〜ありがとう。請求書は郵送してね〜」
雨に濡れながら車に戻る。みじめであった。
教訓
身の程を知らぬエッチはするな。
*****
頂を キャンドルが如く 準えて
永久に幸あれ 後光の霊山
ヘタレなこととか面白おかしいことを書くのは恥ずかしくないのに、マジメに自分のエッチを書くのは躊躇するのだ。だからあんな抽象的なフランス文庫みたいな文章になる。いや、フランス文庫ってどんなのかよくわからないんだけどさ。
リンクさせていただいてる方ですっげーエッチなセキララ体験談を書く人も何人かいるが、心底すごいと思う。尊敬する。
俺には無理っすわ。
ということで、ヘタレエロ体験談を書く。
もう10数年前のことだが、俺はある住宅メーカーでバイトしていた。
主に現場の手伝いが仕事だが、ちょっとした修理や営業に毛の生えたような仕事もさせられていた。
6月の雨の日、お得意先から電話がある。玄関のサッシが外れたとのこと。これくらいの仕事ならバイト君でも大丈夫だろうと、俺が単独で行かされた。
着いた家は、門から玄関まで20メートルくらいあるものすごい豪邸だった。呼び鈴を押ししばらく待つとおばちゃんの声が。
「そこ開いてるから中まで入ってちょうだい」
門を開けて玄関まで走る。雨が強くなっていた。
「こんにちは○○ホームでーす」
外れたまま立てかけられたサッシをずらして呼んでみる。すると中から40歳くらいの声の主が現れた。(ここでいうところの40歳=おばちゃんは20歳当時の印象です。今はおねえさんと思っております>関係者各位(笑))
玄関の修理をしている最中、そのおばちゃんは色々話しかけてくる。
名前、年齢のこと、学校のこと、田舎のこと、彼女のこと....
俺は質問に答えながら、「これってひょっとしたら口説かれてるのか?」と思っていた。俺は普段絶対つかわないおべんちゃらなんぞを言ってみたりしてなんとかそういう雰囲気を作ろうとエロトークをしゃべりまくった。目の前には今まで付き合った小娘とは大違いのオトナの女性はケラケラと笑い、話を聞いてくる。そして彼女はこう切り出す。
「浜乙女さん、SMって興味ある?」
きたーーーーー!!!
相手からのアプローチ、これは鉄板でリー即ツモだろう。もちろんSMのなんたるかも知らない俺であったがそく返事。
「知ってます、得意ですよ。ニヤリ」
そこまでしてエッチをしたかったのか?若いって無謀である。
おばちゃんはニコリと笑ってこういった。
「じゃー試しに言葉でせめてみてくれる?」
「....」
固まる。言葉が出てこない。そりゃそうだろう、ちんちんをまんまんに入れることのみがセックスであると考える若者にM女を喜ばせるだけのボキャブラリーはなかった。せいぜいそのものの言葉をダイレクトに言ったり、官能小説のセリフを思い出して話したり、その程度だ。まったく愚かである。20歳そこそこの子供にSMという高等技術が必要なエッチなんかできるわけない。それに気付かず必死にしゃべる俺、ここさえクリアできればエッチが出来ると!
「ははは、面白い人ねぇ」
落胆と蔑みの目と失笑で話を遮られる。所詮は子供、使えないわねぇ、と顔に書いてある。
「へへへ、そうですか?」
哀れみを乞うがごとく作り笑いをうかべてしまう。
その空気に耐えきれず、手早く仕事をあげる。早くこの場から立ち去りたい...
「あ、あの、修理終わりました」
顔を上げるとおばちゃんは奥に引っ込み言葉だけで了解する
「あら〜ありがとう。請求書は郵送してね〜」
雨に濡れながら車に戻る。みじめであった。
教訓
身の程を知らぬエッチはするな。
*****
頂を キャンドルが如く 準えて
永久に幸あれ 後光の霊山