昨日の誕生日は数十名の女性の方から誕生日メールをいただき、「プレゼントはわ・た・し(はあと)」と身体をひらいてくれた数名のご婦人をありがたく頂戴しました。
 
 
 
 
んなわきゃ〜ない。
市長選が近いので慌ただしく、それどころじゃなかった。
うむ、年齢を重ねるとバースデー=老いるってことを実感して億劫なものになっていくのかもしれんなぁ。

さて、そんな誕生日、神様は俺にささやかなプレゼントをくれた。

仕事で外回りをしてる途中、近くの「ココス」で遅いランチをした。
「おたばこはお吸いになりますか?」という店員の言葉に頷き喫煙席へ。昨今の喫煙事情を反映してか、喫煙席は以前の半分のスペースになってた。2時をまわってたので客はまばらだが、おかげで喫煙席は盛況だ。俺はなにげにひとつの席に座る。
目の前の席にはどーみてもカタギじゃない連中が3人、大きな声で話をしている。どうやら闇金関連の方々のようで、「トイチ」やら「金主」やらドラマでしか聞かれない専門用語が飛び交ってた。なにかトラブルがあってその対策を話し合ってるようだ。
そのうち、トラブルの主が現れる。
はじめは温厚に話をしてたが、だんだん声が大きくなる。
「何人もヤクザ絡んでんだぞ....どーすんだよ!?」
バン!とテーブルを叩く音、店内が緊張する。目の前の席に座った自分を呪う(T^T)。
と、と、と、とにかくとっとと食って帰らねば。
しかし!その空気に押されてかパートのおばちゃん、出来てるはずのハンバーグ定食を持ってこない。おばちゃん!それそれ!!早く持ってきてよ。(^_^;
今にして思えば席を替わればよかったのだろうが、ムダな動きをして因縁つけられることを恐れた俺は食って店を出ることしか考えられなかった。

ヤクザの携帯が鳴る。和気あいあいと話す姿で店内の緊張はようやく緩む。それ今だ!ってな具合におばちゃん、ハンバーグをサーブする。
よっしゃ!即行で食おう!
と器を持った時、背後に気配が。
ヤクザの顔がこわばる。
瞬間、トラブルの主が俺のテーブルに飛んできた。
ハンバーグ定食は飛び散り俺のスーツはソースだらけ。
俺の背後に立ってた人間はヤクザの兄貴分らしく、それがいきなりトラブルの主を殴ったのだった。

「立て!この野郎!!」
引きずりながら店内を出ていく。
ぼーぜんとする俺に「にいちゃん悪いな」と千円を渡すヤクザ。
「なにさらすんじゃー!ボケ!!千円で足りるワケないだろ!!」
と、言えるはずもなく(笑)。「いえいえ」と答えるのがやっと。
「おいねえちゃん、同じのもうひとつ作ってやってくれや」
とオーダーするので「あ、結構ですから。時間ないですし」と丁寧にお断りをする。とにかくここから逃げないと。(^_^;

レジに行くと店長らしき人が出てきた。
「申し訳ありません」と3千円の商品券をくれる。「ご精算は結構ですので」
というのでお言葉に甘えて店を出た。

神様、これは施しですか?それとも罰ですか?(笑)

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