サンダンス映画祭といえば、インディーズムービーに携わる者の登竜門、ここで評判を得てメジャーになった制作者は数多い。
「オーブラザー」のコーエン兄弟
「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ
「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガー
「オーシャンズ11」のスティーブン・ソダーバーグ
彼らもサンダンス出身監督だ。
昨年大評判だったドンデン映画「SAW」も2001年の「メメント」1999年の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」もここでブレイクした。
予算がないインディーズなので「如何に観客をびっくりさせるか?」がキモであり腕の見せ所なのだが、ど真ん中ストレートスリラーもある。
それがこの夏公開「オープン・ウォーター」である。

ダイビングポイントに取り残された夫婦、助けは来ない。周りにには鮫、低体温症と脱水症状の中、夫婦は助かることができるだろうか?

都会ではそろそろ試写会で上映されてることと思う。あるツテを使ってそれを観ることが出来た。
感想
(- -;)エー........

HPや各種サイトを観覧してると結末は誰にも言わないで!!的なことが書かれてたのでどんなどんでん返しが待ってるかと思ってたがなんか想像通りっつーか、想像よりしょぼかった。
CG無し!本物の鮫がいる外海を使っての体当たり撮影!スタント無しでキャストも身体を張った!!等々を謳ってるが、カメラワークが悪いせいで外海の孤独さとかを表現しきれてないし、ズラズラと長いので緊張感を持続しにくい。いや、「いつ襲われるかもしれない」という緊張感のみで引っ張るので異常に疲れる。これをシアターの大画面で観ると途中で投げ出したくなるだろう。でもエンディングが気になって我慢してみてみると
(- -;)エー........
なのである。

期待しすぎだったのか?
かもしれない。でもサンダンスってさぁ、バイオレンスとインテリジェンスのにほい、がするじゃない? あと若さ故の無鉄砲さというか、既成概念の破戒を目指す!みたいな先進性があると思うんだけど、そういう空気が全くないスタンダードでチープな映画はちょっとアレな気がする。
「SAW」の方が好きだな、俺は。

55点(今後の期待値含)

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