神様降臨映画というもの
2005年5月28日 映画
80年代のハリウッドを代表する色男マット・ディロンやトム・クルーズ、ミッキー・ロークを向こうにまわし、「ポスト・トラボルタ(変身前)」の立ち位置を死守した苦労人パトリック・スウェイジと、この映画に出演したおかげでその後の女優人生を狂わせてしまった悲劇の三流女優デミ・ムーアのラブロマンス「ゴースト ニューヨークの幻」を観る。
えぇえぇ、自分でもベタだな、と思ってますよ。
でも好きなのだからしょうがない(笑)。この映画、ホントに神様が降臨した映画なのだ。
まずはデミ・ムーアのあの奇跡の可愛らしさだ。彼女の涙目と半開きの口は世の男性を虜にし、巷には「ゴースト」然としたカップルがあふれた。この映画を経て結婚したカップルは数多く、キャンドルサービスの時「アンチェインド・メロディー」を流した新婚さんは1万カップルを超えたと言う.....ってそりゃ俺だ(笑)。
このとき既に×イチで二番目の旦那ブルース・ウィリスとしこたまエッチしてたのになんでこんな初々しい演技ができるのか?決して上手ではない女優のくせに。
二つめはウーピー・ゴールドバーグである。
女優としての類い希な才能があり、スピルバーグの「カラーパープル」でいきなりの主役デビューを果たしアカデミーにノミネートされるものの、その後は鳴かず飛ばずだった彼女、この作品もテキトーに演じてたに違いない。しかし、それが主役を食うほどの存在感を生み、コメディエンヌとしての才能を咲かせることになろうとは、本人も想像だにしてなかっただろう。彼女は本作で念願のオスカーを受賞する。
三つめは監督のジェリー・ザッカー。
兄のデビッド・ザッカーとともに「フライング・ハイ」シリーズや「裸の銃を持つ男」シリーズなどのドタバタコメディーを作ってる安い監督が初めて挑んだラブロマンスが本作である。おおよそラブロマンスに向かないP・スウェイジとパッとしない白人女優と黒人女優を使った映画がアカデミーにノミネートされたのはひとえに脚本のおかげである。
隙のないストーリー展開と三者三様のプロットの組み立てはかっちりハマったジグソーのように心地よく何度観ても飽きさせない。
「ゴースト」はアカデミー脚本賞も取得することになる。
ここまでくれば神様が降りてきたと言われても信じてしまうってもんだ。
まぁその後の人生はみんな大きく違ってくるのだけどね。
パトリック・スウェイジ…あの人は今?的カルト俳優になる。
デミ・ムーア…性悪な地がバレてしまい、旦那にも業界にも愛想尽かされる
ウーピー・ゴールドバーグ…「天使にラブソングを」のヒットで人気を不動のものとする
ジェリー・ザッカー…何事もなかったかのように「裸の銃を持つ男」パート2と3の監督をつとめる(笑)
天使が降りてきたのではなく悪魔に魂を売ったってことなのかもしれんなぁ....(ーー;)
80点
えぇえぇ、自分でもベタだな、と思ってますよ。
でも好きなのだからしょうがない(笑)。この映画、ホントに神様が降臨した映画なのだ。
まずはデミ・ムーアのあの奇跡の可愛らしさだ。彼女の涙目と半開きの口は世の男性を虜にし、巷には「ゴースト」然としたカップルがあふれた。この映画を経て結婚したカップルは数多く、キャンドルサービスの時「アンチェインド・メロディー」を流した新婚さんは1万カップルを超えたと言う.....ってそりゃ俺だ(笑)。
このとき既に×イチで二番目の旦那ブルース・ウィリスとしこたまエッチしてたのになんでこんな初々しい演技ができるのか?決して上手ではない女優のくせに。
二つめはウーピー・ゴールドバーグである。
女優としての類い希な才能があり、スピルバーグの「カラーパープル」でいきなりの主役デビューを果たしアカデミーにノミネートされるものの、その後は鳴かず飛ばずだった彼女、この作品もテキトーに演じてたに違いない。しかし、それが主役を食うほどの存在感を生み、コメディエンヌとしての才能を咲かせることになろうとは、本人も想像だにしてなかっただろう。彼女は本作で念願のオスカーを受賞する。
三つめは監督のジェリー・ザッカー。
兄のデビッド・ザッカーとともに「フライング・ハイ」シリーズや「裸の銃を持つ男」シリーズなどのドタバタコメディーを作ってる安い監督が初めて挑んだラブロマンスが本作である。おおよそラブロマンスに向かないP・スウェイジとパッとしない白人女優と黒人女優を使った映画がアカデミーにノミネートされたのはひとえに脚本のおかげである。
隙のないストーリー展開と三者三様のプロットの組み立てはかっちりハマったジグソーのように心地よく何度観ても飽きさせない。
「ゴースト」はアカデミー脚本賞も取得することになる。
ここまでくれば神様が降りてきたと言われても信じてしまうってもんだ。
まぁその後の人生はみんな大きく違ってくるのだけどね。
パトリック・スウェイジ…あの人は今?的カルト俳優になる。
デミ・ムーア…性悪な地がバレてしまい、旦那にも業界にも愛想尽かされる
ウーピー・ゴールドバーグ…「天使にラブソングを」のヒットで人気を不動のものとする
ジェリー・ザッカー…何事もなかったかのように「裸の銃を持つ男」パート2と3の監督をつとめる(笑)
天使が降りてきたのではなく悪魔に魂を売ったってことなのかもしれんなぁ....(ーー;)
80点