メイドイン・チャイナな「カサンドラ・クロス」を観る。

「カサンドラ・クロス」1976年イタリア製。
細菌兵器に感染したスパイが大陸縦断列車で逃げた。重要機密漏洩を恐れた軍は老朽化し、今は使われてないカサンドラ鉄橋に列車を向かわせ乗客ごと抹殺しようとする...

「アウトブレイク・エクスプレス」はこのストーリーから重要機密の部分を抜いて、細菌をSARSにした映画である。
列車を走らせる理由が軍が作った細菌兵器ではなく、インフルエンザなんでどーにも緊張感がない。つーか、列車をノンストップで走らせる理由がない(笑)。ヘリを使って危険な接触しなくても止まって治療チームを待てばいいじゃないか(^^;。
もうひとつ、SARSにはマスクが必須だってんで、シーンの半分はどでかいマスクをしたキャストが動き回るので誰が誰だかわからない、という致命的な演出のおかげで集中できなかった。このあたり、感染率60%の細菌にもかかわらずマスク無しで大活躍してた「カサンドラ・クロス」式の方が演出として正しいと思う。

最初は列車に偶然(笑)乗り合わせていた軍人や技師が集結するくだりのジョン・ウーばりのスローモーション&大層な音楽で「お!」と思ったんだが、その後の「7億国民の為に!!」という主人公の説得に乗客が従うシーンや、ヌルいラストと併せてを見ると、国家意識高揚映画だということがわかる。
でも、中国の人はあんなメンタリティを持たないはずなのになぁ...(笑)

48点
エッチしながら連立方程式を解く男、浜乙女ですみなさんこんにちは。

さてモテ論2、いかせていただくが、基本的にはオッサンの戯れ言なんで一喜一憂しないように注意だ。

先般書いたエゴグラムの結果はどうでしたでしょうか?
まだやってない人はこのあたりに例題も出てるので参考にしてもらいたい。
http://www.ops.dti.ne.jp/~iwh/kokoro/ta.htm
http://www.stresscare.com/info/ego.html

自分の性格を把握していただくことがモテモテの近道であることは先に書いた。
ここでの心理テストは交流分析理論をベースに作られた非常にメジャーな試験なのでご存じの方も多いと思う。この結果を基にストロークという相手との係わり方を学習すればまぁ尚良いのだが、ここでは時間がないのでとりあえずその性格別に論じたいと思う。

性格タイプは大まかに10に分かれるらしい。グラフと数値、項目の説明はリンク先を参照していただきたい。

「へ」タイプ 
… NPが高い。対人関係においては理想的。敵も作りにくいが、八方美人になりがちでしがらむような深い関係を構築しにくい。「この人!」と思う人の前だけに己を晒すように努める。

「∧」タイプ 
… Aが高い。「へ」タイプと似てる気がするが、もうちょっとクールな印象。仕事面では信頼が置けるので「この人!」と思う人の前ではちょっとだらしない部分を見せたほうがよろしい。

「N」タイプ 
… NPとACが高い。良く言えば素直なタイプ。悪くいえば従順で自分を犠牲にするタイプ。その素直さが魅力ではあるが、ストレスも溜まりやすく。アッシー資質ばっちりなので注意(笑)

逆「N」タイプ 
… NPとACが低い。自分に厳しく他人にも厳しい。創造力がありクリエイターの資質がある。それをサボートするタイプの人は合うが自己主張するタイプはぶつかる可能性大。

「V」タイプ 
… Aが低い。実はこのタイプが一番問題らしい。神経症になる人もこういったパターンの人が多いそうだ。主観的で否定的ってのは他人を認めてないってことだからなぁ...。とはいうものの、今まで人に好かれたことくらいあるはずで、こんなグラフで一喜一憂しないってことやね(笑)。所詮遊びだし。

逆「へ」タイプ
… NPが低いV字。「V」タイプよりかんしゃくを起こしやすい。「V」が静かな嫌われ者なら逆「へ」はうるさい嫌われ者ってことか。(冗談です)

「W」タイプ
… 相手を認めることはできても自分を認めることができない苦悩タイプ。頭では理解できてる分、他人に助けを求めない傾向にある。自分を認めてくれる人がいたら強いので信ずるに足るなにかを見つけることがモテの第一歩だろう。

「M」タイプ
… 明るく楽しい人なので基本的にモテの要素がある。ただ度が過ぎると自分勝手と言われる場合が多いので自制して事にあたるくらいでいたほうが吉。

「\」タイプ
… 頑固でワンマン。まぁそういうタイプが好きな人も多いので、これはこれで良いと思うが多少謙虚でいたらもっとモテる要素あり。命令好きなサドタイプってやつだな。良い奴隷が見つかれば幸せ(笑)

「/」タイプ
… 「\」タイプとは逆の人頼みタイプ。「\」タイプと相思相愛(笑)。

ということになる。
さて、ここで大事な部分はFCとNPの値である。
この部分が高い場合はモテる要素があるのでそのまま地を出していってもかまわない。 Aが高い場合も計算できるので腹黒くコトに当たって失敗することは少ないだろう(笑)。
モテたい人はこの部分を外見上だけでも高める努力をすれば手っ取り早いってことやね。

かといって、全ての数値が平均して高いやつがモテるとは限らない。完璧なやつやオールマイティな人は人としてつまらないからだ。
人は不完全なものである。自分も、そして相手だってそうだ。
自分が相手を求めたり、相手が自分を必要としてくれるのはお互いが不完全だと無意識かもしれないが、理解してるから。
凸と凹がきっちりハマること。その居心地の良さが人を愛するってことなんだよな。

「V」だっていいじゃん。
きっと貴方のVにずっぽりハマる素敵な相手が現れることだろう

....って、え?
モテ論どこいった?(笑)

次回は最終章。 予定は未定
なぜならおいらの誕生日だから。
ハッピバースデー、俺。
ラビンユー、俺。
アイワナホーミーターイ、俺。

ビバ!37!!!
全然感動ないけれど、仲間に祝ってもらえてなんか嬉しいぞ。
アニバーサリーなんかクソ食らえだけど、祝ってくれた君が好きです。
ありがとう、愛してる。

↑よっぱモード(笑)
5月19日(木)
水曜夜からの会合・飲み会で午前様、12時過ぎに仲間内より乾杯で祝ってもらう。
2時過ぎ帰宅、就寝。
起床後身支度を調え仕事。ことのほか忙しく余裕無しで動き回る。終業後、講演会に向かう。講師の先生が下戸ということが判明、講演会のスタッフの方々と懇親会。
11時過ぎに友人から連絡あり途中合流。誕生日の旨を話すも12時過ぎたからと相手にされず。
1時半帰宅。冷蔵庫に食べ残しのケーキあり(ノ_・。)

結局誕生日だからといってなにも変わらず。
不惑の四十が現実味をおびてきた今、こんなんじゃダメだってわかるんだけどなぁ(ーー;)
望んだ情報はモニタの前に居ながらにして簡単に手に入る情報化社会、日本。
18歳未満であろうが法律で禁止されていようが幼女の無修正動画を見ることができ、ブログでは素人が自分の肢体を晒し、某公務員はウイルスによってハメ撮り画像をばらまかれる.....そんな世界だ。性の価値の暴落も致し方のないことなのかもしれない。

昔は近所の神社に落ちていた平凡パンチのグラビアでドキドキしてたものだが、最近の小学生はこんなもんじゃ満足できないだろう。クリック一発でどんな画像でも動画でも手に入るんだし、小学生雑誌の横綱「小学5年生」でもこんなマンガがあるみたいだし。
http://www.yuko2ch.net/naitubo/

でも、と俺は思うのよ。
違うだろ と。
おまんこをおまんことして神格化する為にもステップアップが必要だろ と。

ということで今回は小中学生のキミタチ向けに書く。
「13歳の裸」や「クンニの仕方」や「フェラチオ 舐める」で検索してこのページにたどり着いたダメダメお兄さんも必見だ。

性のインフレは家庭用ビデオデッキが一般的になった昭和50年代後半から始まったといってよい。それに伴うレンタルビデオ屋の増殖とテレクラなどバーチャルセックス業界の台頭を経て、携帯電話の普及をもって決定的となった。
先に書いたようにこの開放化ムーブメントはストーカーの温床となり、性犯罪の増加若年化などの多くの歪みを産むことになる。
よく「モラルの低下」が叫ばれるが、バカいってんじゃない。目の前に乳があったら触ってみたいと思うのは古今東西変わらない。問題は「目の前に乳を置く」ハードルが低くなって手間なく乳が手に入るようになったことなのだ。
ついでに言うが、その未曾有の危機に有害図書指定で対抗しようと考えた教育関係者には開いた口が塞がらない。本能に線引きし規制することにより性はよりアンダーグランド化したからだ。「ないつぼ」は良くって「遊人」がダメという線引きはもはや病気としか言いようがない。

「所詮はバーチャルでしょ」という精神と肉体の乖離も問題である。
モニタや電話口の前の女の子に対してあたかも目の前に居る女の子のように好きになるという錯覚は(恋愛自体が一種錯覚であるという事実を置いといても)やがてやってくる「ホントの君を抱きたい」という真っ当な欲求を持った時点で脳内彼女と現実の彼女とのギャップ要因にしかならない。また、整合性を得るために相手を傷つけるといった危険性の遠因ともなる。

上記にてらして考えてみると、キミタチがグーグルで「おまんこ 陰茎」と打ち込んでオナネタを探すという行為は自分自身を錯覚させるという事に他ならない。酒を飲みながら車の運転をしようとしてると言い換えてもかまわないだろう。ほれ、ちょっと危ないな、と思い始めてきただろう。 え?車の免許ないからわからないって?あーそーですか。
......つまりだな、「おまんこ 陰茎」で検索して出てくる「おまんこ 陰茎」画像はそりゃめくるめくようなファンタスティック画像だとは思うが、そんな簡単に「おまんこ 陰茎」が手に入ることに慣れたら現実で「おまんこ 陰茎」を手に入れるときキツいぞ?
ってことだ。

自分が「ヤリてぇ」と思う女がいたとするでしょ?
でもいくらご馳走してもヤラせてくれないかもしれない。
ホテルまでいったら「ごめん、今日アレなの」と言われるかもしれない。
やっとこさ脱がせたらとんでもなく臭いかもしれない。
全然濡れないマグロちゃんかもしれない。
終わったあと鼻で笑われるかもしれない。
彼女にチクられるかもしれない。
後ろから恐いお兄ちゃんが出てくるかもしれない。
一ヶ月後「アレがこないの」と泣かれるかもしれない。
その前に相手がキミを気に入らないかもしれない(笑)。

ちょっと考えてみてもこんなに大変なのだ。エッチは。
「幻滅したくないからバーチャルで」「面倒臭いから風俗で」
そう考えるオトナも多い。そうしたいならそれでもいいだろう。
しかし若人よ!!!!キミタチはそれでいいのか?
一生素人童貞だと自虐的に生きるのがキミタチの幸せか??!!

とりあえずグーグルで即物的な単語で画像検索をするのを止めよう。
所詮デジタル信号のかたまりじゃんか。そんな0と1の集合体のおまんこを見て満足できるほどキミタチの脳みそは古ぼけていないはずである。
アル中の人が禁酒をするようにエロ画像を絶ち、イマジネーションのみで独りエッチに励むのだ。10日後、改めてエロ画像を検索してみろ。今までのどうでもいいオカズが一級品に見えることだろう。
あと、オカズはコンビニのエロ本を使え。
「18歳未満のお客様には販売できません」というのをスッと取ってレジに並ぶドキドキ感。この儀式を経て得たエロ本のなんと神々しいことよ。
エロビデオも同様だ。アマゾンや虎の穴で買うんじゃない。TSUTAYAで借りろ。

親に見つかることもあるかもしれない。けど、自ら設けたハードルを跳ぶその心意気はきっとキミタチを成長させるはずだ。
情報過多の現代日本において流されず自己を貫くもののふの精神性が宿ることだろう。

がんばれ!若者! 色々と。(笑)
犬専門のトリミングやホテルのお店がある。
その名も「spa 犬ドッグ」!
日本語にしたら「犬犬」、英語で「ドッグドッグ」その上スパ...
もうワケわからん。

もしかして船渠とか格納庫って意味の「dock」のドックかな?と思ったが
HPアドレスを見ると

http://www8.ocn.ne.jp/~inudog/
やっぱ「犬犬」なんだ....( ̄□ ̄;)!!

世の中にはこのような馬から落馬的なネーミングを持つものがたくさんありそうだ。
ということでネットで調べてみた(暇だから)

まずはブレッドファクトリーというパン屋さんの「アップルりんご」
http://www.b-factory2002.com/
HPにはそれらしい商品が掲載されてないが、ここの掲示板2002年6月2日にこう書いてある。

いつも当店をご利用頂き、ありがとうございます。
「アップルりんご」は今一番新しい製品なんです、
早速お買い上げ頂き嬉しいです〜。
アップルりんごの姉妹品「オレンジみかん」はまだ完成していません。

人気なかったのか?「アップルりんご」

続いて有限会社ボタニカルプラネットさんのこの商品。
アロマコンセントライトペットの柄「猫キャットラングエッジ」
http://www.superdelivery.com/j/r/pd_d/442172/
...よくわかりません(笑)。

とまぁ色々と面白いネーミングの商品、店名があるものである。
もしかしたらそれだけでブログ書けるんじゃないの?
ということでみなさんのネタをお教えください。(笑)
携帯を無くしたので新しい機種に替えてから1ヶ月、そのどーにも許せない操作性に飽き飽きして再び機種変してしまった。

もっともぽんぽん機種変更するほどリッチでもないので友人のお古をもらってそいつにナンバーを移したのだが。
新しいのはボダホンSH53、今までSH52を使ってたので渡りに船であった。

1ヶ月少々使ったV401SAはネットで売ろうと思ってる。いくらか金になるだろう。
さて、最近、auに多く見られるスライド携帯、V401SAもそうだったが、これの利点てなんなんだろうか?

液晶部分は常時露出してるので傷つきやすい。
閉じると液晶電源が落ちる折りたたみと違い一定時間バックランプがついてるので消費電力が多い。
構造上、本体の割にボタンが小さくなる。
スライドしない時の操作性が悪い。
折りたたみに比べて厚い(気がする)

ほれ、ちょっと考えただけでこれだけマイナス面が出てくるのだ。最新型はスプリングが内蔵されてるのでスライド時のスムースさは随分改善されたが、片手での開けやすさは未だ折りたたみの圧勝だろう。
1ヶ月半使ってみてやっぱり慣れなかった。これの良さってなに?

スライド使ってる人、教えてください。
サンダンス映画祭といえば、インディーズムービーに携わる者の登竜門、ここで評判を得てメジャーになった制作者は数多い。
「オーブラザー」のコーエン兄弟
「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ
「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガー
「オーシャンズ11」のスティーブン・ソダーバーグ
彼らもサンダンス出身監督だ。
昨年大評判だったドンデン映画「SAW」も2001年の「メメント」1999年の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」もここでブレイクした。
予算がないインディーズなので「如何に観客をびっくりさせるか?」がキモであり腕の見せ所なのだが、ど真ん中ストレートスリラーもある。
それがこの夏公開「オープン・ウォーター」である。

ダイビングポイントに取り残された夫婦、助けは来ない。周りにには鮫、低体温症と脱水症状の中、夫婦は助かることができるだろうか?

都会ではそろそろ試写会で上映されてることと思う。あるツテを使ってそれを観ることが出来た。
感想
(- -;)エー........

HPや各種サイトを観覧してると結末は誰にも言わないで!!的なことが書かれてたのでどんなどんでん返しが待ってるかと思ってたがなんか想像通りっつーか、想像よりしょぼかった。
CG無し!本物の鮫がいる外海を使っての体当たり撮影!スタント無しでキャストも身体を張った!!等々を謳ってるが、カメラワークが悪いせいで外海の孤独さとかを表現しきれてないし、ズラズラと長いので緊張感を持続しにくい。いや、「いつ襲われるかもしれない」という緊張感のみで引っ張るので異常に疲れる。これをシアターの大画面で観ると途中で投げ出したくなるだろう。でもエンディングが気になって我慢してみてみると
(- -;)エー........
なのである。

期待しすぎだったのか?
かもしれない。でもサンダンスってさぁ、バイオレンスとインテリジェンスのにほい、がするじゃない? あと若さ故の無鉄砲さというか、既成概念の破戒を目指す!みたいな先進性があると思うんだけど、そういう空気が全くないスタンダードでチープな映画はちょっとアレな気がする。
「SAW」の方が好きだな、俺は。

55点(今後の期待値含)
タイトルには「アホ」と書いたが、こういう人がエンジニア立国日本を下支えするスペシャリストなのだ。是非観てもらいたい↓
http://xe.bz/

なかでもPSPならぬFCP(ポータブルファミコン)はすんばらしい。
http://xe.bz/aho/19/

この発想力と馬鹿馬鹿しさは以前紹介した1/1スケールのスコープドッグを作った倉田光吾郎氏に通ずるところがあると思う。
http://diarynote.jp/d/38325/20050328.html 参照。

その他、以前話題になったスーファミにWINDOWSをインストールするというネタを本気で実現した強者もいたし
http://pcmania.jp/~ringo/

岡山は久米の里道の駅にある二足歩行を目指したZガンダムも有名だ。
http://michinoeki-kumenosato.com/mobiru.html

「ナウシカ」のメーヴェをマジに作ろうとしてる人もいる。
これなんかは愛地球博に展示されてるそうだ。しばらくみないうちにおおごとになってるな(^_^;) (笑)
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/opensky/

エレキとマシンの差はあれど、こういうことを具現化できる人ってのは心底尊敬するし羨ましいと思う。

毛唐のこんなのや
http://www.b3ta.com/board/4577623
こんなの
http://www.mpsnet.co.jp/hobbynet/Photos/mezuko-000004L.jpg
に比るとなんとセンスの良いことか。
ビバ!ジャパニーズテクノロジー!

....鉛筆削り売り切れか....ホスイかも(笑)
アメリカ南部の人情モノ「あなたのために」を観る。

17歳のノバリー(ナタリー)のおなかにはもうすぐ生まれる赤ちゃんがいる。そんな彼女とボーイフレンドは駆け落ちして南部の街にやってきた。街のウオール・マートで買い物をするノバリー、車に戻ってみると彼氏は逃げていた......

ハリウッドでは忘れた頃にこういうNHKの朝ドラのような作品が出てくる。
朝ドラと違うのはキャストを含めた金のかけ方だけだ。

ナタリー・ポートマンといえば俺なんかは「レオン」の子も立派になったなぁ、と感じるんだけど、最近じゃ「SW」を連想する人の方が多いだろう。あるいはラーックススゥパァリーーーチか。
ということで、お姫様や剣士になるナタリーが今度は妊婦&おしんに変身する。ナタリーの汚れ役ってのは違和感あったが後半はあんまり気にならなくなった。

そんなナタリー・ポートマンをはじめアシュレイ・ジャッド、ストッカード・チャニング、ジョーン・キューザックと橋田壽賀子ドラマなみに実力派が揃ってる。はっきりいってこの4人の新旧美女(&個性派女優)を観るだけで充分元がとれるし、朝ドラにバッドエンド無し、人情モノにどんでん返し無しという不文律に従っているので素直に話を追いかけていけるし、アメリカーンな雰囲気も充分楽しめる佳作であろう。

いやぁ拾いモノでした。

65点
80年代のハリウッドを代表する色男マット・ディロンやトム・クルーズ、ミッキー・ロークを向こうにまわし、「ポスト・トラボルタ(変身前)」の立ち位置を死守した苦労人パトリック・スウェイジと、この映画に出演したおかげでその後の女優人生を狂わせてしまった悲劇の三流女優デミ・ムーアのラブロマンス「ゴースト ニューヨークの幻」を観る。

えぇえぇ、自分でもベタだな、と思ってますよ。
でも好きなのだからしょうがない(笑)。この映画、ホントに神様が降臨した映画なのだ。
まずはデミ・ムーアのあの奇跡の可愛らしさだ。彼女の涙目と半開きの口は世の男性を虜にし、巷には「ゴースト」然としたカップルがあふれた。この映画を経て結婚したカップルは数多く、キャンドルサービスの時「アンチェインド・メロディー」を流した新婚さんは1万カップルを超えたと言う.....ってそりゃ俺だ(笑)。
このとき既に×イチで二番目の旦那ブルース・ウィリスとしこたまエッチしてたのになんでこんな初々しい演技ができるのか?決して上手ではない女優のくせに。

二つめはウーピー・ゴールドバーグである。
女優としての類い希な才能があり、スピルバーグの「カラーパープル」でいきなりの主役デビューを果たしアカデミーにノミネートされるものの、その後は鳴かず飛ばずだった彼女、この作品もテキトーに演じてたに違いない。しかし、それが主役を食うほどの存在感を生み、コメディエンヌとしての才能を咲かせることになろうとは、本人も想像だにしてなかっただろう。彼女は本作で念願のオスカーを受賞する。

三つめは監督のジェリー・ザッカー。
兄のデビッド・ザッカーとともに「フライング・ハイ」シリーズや「裸の銃を持つ男」シリーズなどのドタバタコメディーを作ってる安い監督が初めて挑んだラブロマンスが本作である。おおよそラブロマンスに向かないP・スウェイジとパッとしない白人女優と黒人女優を使った映画がアカデミーにノミネートされたのはひとえに脚本のおかげである。
隙のないストーリー展開と三者三様のプロットの組み立てはかっちりハマったジグソーのように心地よく何度観ても飽きさせない。
「ゴースト」はアカデミー脚本賞も取得することになる。

ここまでくれば神様が降りてきたと言われても信じてしまうってもんだ。
まぁその後の人生はみんな大きく違ってくるのだけどね。

パトリック・スウェイジ…あの人は今?的カルト俳優になる。
デミ・ムーア…性悪な地がバレてしまい、旦那にも業界にも愛想尽かされる
ウーピー・ゴールドバーグ…「天使にラブソングを」のヒットで人気を不動のものとする
ジェリー・ザッカー…何事もなかったかのように「裸の銃を持つ男」パート2と3の監督をつとめる(笑)

天使が降りてきたのではなく悪魔に魂を売ったってことなのかもしれんなぁ....(ーー;)

80点
とんでもないサイトを発見した。
人工知能研究所
http://y.robinb.net/jp

みなさんの頭に思い浮かんだものをいくつかの質問に答えるだけで当てるという、書けば子供だましのようなHPなんだけど、先にあった水晶玉のような数学的トリックではなく、アルゴリズムを駆使した本格的人工知能もどきなところがすごい。

久々にモニタの前で「すげーーー!」と声を出してしまった。
マイ・フェイバリッド・ムービーを10本選べと言われれば「タワーリング・インフェルノ」かこいつは絶対はずせない。
この名作がスクリーンで、しかも千円で観ることができるなんて...(T^T)...

ということで「大脱走」、地元シネコンで期間限定で上映してたのを観て来ました。
昨年、シネカノンがデジタルリマスターでリバイバルしたフィルムがこっちにも流れてきたのだろう。
俺の生まれる前の作品なんで当然大画面で観るのははじめて。いやぁ、やっぱ映画はシアターで観ないとダメだよな、なんてことを思ってしまった。

戦争アクションは数々あれど、これほど豪勢で豪快なエンターテイメント作品は無い。
3時間弱の比較的長編となっているが全然飽きないし、各エピソードのくだりや消化具合も大変よろしい。「ロード・オブ・ザ・リング」が10時間かけてやったことを3時間で済ませるんだから中身が濃くないはずがない。

そして、そして、やっぱキャストでしょう!!!
ブロックバスター・ムービーのキモはキャストキャスト!

スティーブ・マックィーン、リチャード・アッテンボロー、ジェームズ・ガーナー、ジェームズ・コバーン、チャールズ・ブロンソンだぞ!!!?
ここにバート・ランカスターとカーク・ダグラスが出演したらそれだけで100点満点だがそんな無茶をしなくとも十二分に楽しめる史上最強超エンターテイメント一大スペクタクル体当たりアクション巨編である。

97点

「大脱走」こぼれ話をひとつ。
マックィーンの有名なシーンにバイクで鉄条網をジャンプするシーンがあるが、あれはスタント無しでやってる。あと、バイクチェイスのシーンでは逃げるマックィーンはもちろんのこと、追うドイツ兵もマックィーンが演じるという一人二役をこなしている。
オナニーは自分が気持ちよいからするのであって、そこに第三者の介入する余地はない。

それは正しい解釈である。
「俺、昨日オナっちゃったよーーー」なんて事を平気で宣うのはニキビびっちり中坊かそういう事を言わされることに喜びを感じることが出来るMッ気たっぷりな御仁だけだろう。そうオナニーは恥ずかしい行為であって人様に晒すものではないのだ。
性のオープン化が叫ばれる昨今であるが、オナニーは別だろ。って言うのが世界標準のグローバルスタンダードだろう。
だからオナっても良いけど、隠れてしてくれよってことだな。

そう思う俺がゲイジツの仮面を被った正真正銘のオナニー映画を観る。
「バッド・エデュケーション」
簡単に説明するとアルモドヴァルブラザーズが「見て、俺のオナニー」と大股広げた映画だ。いや、マジで。

俺はリベラルではなく保守派って自覚してるけど(敢えて言うなら過激なハト派)、それを抜きに考えてもこの映画は無いだろう。
「トーク・トゥ・ハー」で痛い目にあったにも関わらず進歩のない俺....(ーー;)

引きこもりが植物人間を犯すのが愛なら、汚いオッサンのホモセクシャルの回顧録も愛だってか。
いや、ロリコンと近親相姦以外は認める俺だからそれもアリだと納得しようと努力はするよ。でも好んで「良し」とはとても言えない。
許せないのはこんなクソ作品を認めておいて日活ピンクに眉をひそめるジェンダー軍団な。てめぇの性癖をこれ見よがしに晒しておいてどの口が”愛”なんて言うか。
もっと腹立つのはそういう客層に甘えて作品を作るアルモドヴァルだ。
オナニーもそこまで格好つけないと晒せないなら晒すんじゃないっつーの。バカか。

もうこの作品が好きだって奴がいたら品位を疑う。
....とまで書いたら失礼だから書かないが(てか、書いてるけど(笑))、友達にゃーなれんな。
自分が輪の中に入れない恋愛事は宝塚や韓流アクターに(違った意味で)ハマるおばちゃんと一緒だな。フィギアや二次元にハマるチェリーボーイを笑えないって。

久々に途中退席、映画観てこんなムカムカしたのは「ダンサー・イン・ザ・ダーク」以来だ。

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